あらすじ
100周年を迎えた史上最大の艦隊決戦からビスマルク追撃戦、黄海海戦の巡洋艦吉野、フォークランドのシュペー提督など『赤城と比叡』の作者による近現代の海戦史・艦船史コミックス待望の第2弾!
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安心の重厚感
今巻も作者の“安心の重厚感“で軍艦&海戦成分が摂取できます(微笑
中でも表題の「ユトランド沖海戦」から2話、ドイツ東洋艦隊(本隊)の話と第一次大戦時のエピソードは日本で取り上げられる機会が少ないゆえ貴重でしょう
最後に“1話分にするには弱いけれど面白いエピソード“が小噺で詰められていたのも良かったです
Posted by ブクログ
収録されている中では「宮古湾大海戦」が一番馴染みがありました。
全てが作戦計画通りに行くはずもないのでしょうが、単艦突入となってしまったことが、失敗の大きな要因であるだろうし、作戦中止できなかったことも含めて戦力差が全てなんだろうな、と思います。やはり戦術よりも戦略なのね、と。
カバーを外して「ユトラント沖海戦」の追加情報を知る。
作者の趣味全開の作品なので、こういうところも隙がないのは楽しい。あくまでおまけなので、有無の是非は問わないのですが、あると嬉しいよねやはり。
戦争を描いた漫画であるけども悲壮感が少ないのは、戦史を描きたいという方向に振れているからでしょう。賛美でも拒絶でもなく、参考という視点になるのかな。
戦争から何を学ぶか、ということの中にどうやって勝利するか、も当然あると思うんだよね。それが戦史研究なのかな、と思います。もちろん、戦争を起こさない、というのが大前提で、それを学ぶのも戦史だと思うけどさ。
「涼月戦記」で艦の救うために死んだ3名の兵士の話は、事実であっても美談にすることではないと思うんだよな。職務の全うは滅私奉公とは違うと思うので。
そういう感傷の匙加減がさっぱりしているのも、好きな部分です。