出井伸之のレビュー一覧

  • 人生の経営(小学館新書)

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    出井伸之氏の本が読みたくて購入。
    ソニーで最初の新卒入社のサラリーマン経営者の出井氏が、ソニーとは真逆のことがしたいと後半生のキャリア論が書かれている。会社にも定年にもしばられない生き方が学べる名著。

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    2024年04月12日
  • 変わり続ける

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    評価・レビューされていないのが不思議なくらいの良本。

    ソニー社長出井氏曰く自分は全く出世街道を走ってきたわけでなく左遷が多かった。ただリポジションする中で常に楽しみ・学び続けた事で結果的に成長し続け、78歳の今も現役バリバリで仕事をしている。

    35歳転職限界説だの40歳転職限界説だの言われているが出井社長のキャリアパスはリポジションによるものだったという。特に参考になったのはワーキングクラスからクリエイティブクラスへのリポジション。大体の人はそこでくすぶるんだよね。

    とりわけ感銘を受けたのは30年以上も前の物流の面子と未だに交流を保っておられるとの事。キャリアも人脈も結局自分でつかみ取っ

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    2016年03月07日
  • 変わり続ける

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    リポジションニングを成功させる「生き方の4つの法則」
    のうち、
    3.あなたのチーム、あなたの周りの人たちを大切にする
    4.何事にも感謝する心を持つ
    の2つは、日々の生活の中で実践出来そうだし、
    やっていきたいと思った。

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    2016年02月16日
  • 角川インターネット講座11 進化するプラットフォーム グーグル・アップル・アマゾンを超えて

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    【Summary】
    大学院時代お世話になった先生方が各章を担当していたので購入。
    学術寄りの内容と実務寄り(ケーススタディ)の内容の両面が書かれており、バランスの取れた構成だと感じた。
    個人的にはやはり大学院時代の知見をまた思い出したいという面で購入したので、学術寄りの内容のほうが面白いと感じた。
    他の角川インターネット講座の本も面白そうなので購入してみようかなと検討中。

    【自分用メモ】
    今回は学術寄りな内容である第1章、第3章、第7章のみをメモとして残す。
    ■第1章 社会の基盤OSとしてのインターネット 浅羽氏
    プラットフォームを3層構造で分解し、社会インフラのアナロジーの観点から見ている

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    2015年10月05日
  • 迷いと決断―ソニーと格闘した10年の記録―

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    全世界16万人を率いるプレッシャーは数え切れないほどの夜を過ごしたという。タイトル通りの迷いと決断の連続、手探りで進んでいく様子は、人間として生きていく面白さと勇気を与えてくれる。

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    2010年06月09日
  • 迷いと決断―ソニーと格闘した10年の記録―

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    前CEOの出井伸之氏が自らが務めた10年間の任期を振り返り、どん底に落ちたSonyが出井氏の指揮の元どの様に復活してきたのか、そしてそのときに出井氏は何を考えて決断を下したのかを記した本。

    特に自慢するわけでもなく良い面悪い面両方を冷静に書き記している。出井氏の経営手腕を客観的に批評したものは多くあるが、出井氏本人の口から各々の決断の背景を語っているところに本書の価値はあると思う。 非技術屋でありたたき上げの出井氏は、最終的には辞任してしまったが、経営センスのある先見性を持った人間であることが本書で分かる。

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    2009年10月04日
  • 迷いと決断―ソニーと格闘した10年の記録―

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    ソニー前CEO出井氏による著。役員になってからの出来事の回顧録。弱小株主としてソニーを注目していたので、決断の背景になに があったのかは興味深かった。前半は取締役になるまで、後半は社長になってからの経験が述べられている。今の自分に参考になったのは前半部分。
     ▼仕事には表の仕事(日々のオペレーション)と裏の仕事(大局的にものをみる。社内の人脈作り)
     ▼社内で好きな先輩を作る(代官山の小川軒でよくごちそうになった)
    ・コンスーマービジネスでは、新しい技術ができた時に潜在的なニーズを先取りして、コンスーマーの心をキャッチする商品開発に結びつけるセンスが必要
     ▼アメリカの様に水平産業にも携わるべ

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    2009年10月04日
  • 迷いと決断―ソニーと格闘した10年の記録―

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    前ソニーCEOである出井さんの著書です。ソニーという世界規模の企業のトップとして下してきた様々な決断。その決断に至るまでの迷いや考えが飾ることなく延べられています。15万人の社員を抱えた大企業のトップとしての決断の重さと責任は余人には想像し難いものです。多くの示唆を得ることができる一冊です。

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    2009年10月04日
  • 迷いと決断―ソニーと格闘した10年の記録―

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    出井さんがソニーを率いてきた10年間の迷いと、決断。

    周りからの反対に押されて企業売却の決断を覆してしまったり、夜も眠れずに睡眠薬に頼ったりと、出井さんの「迷い」の部分が非常によく描かれていて、ついつい引き込まれてしまいます。

    時間を無駄にしない。本質を追求する。やるべき以上のことをやる。
    やっぱりそういうのって、大事ですよね。

    サイバーエージェントの藤田社長が、この本を「島耕作みたい」ってブログで紹介していたのですが、期待を裏切らず、まさにそのとおり!

    tabyは経営者ではないけれど、日々の仕事にも経営センスをもって取り組みたいと
    思いました。

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    2009年10月04日
  • 変わり続ける

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    元ソニーCEOによる、人生.ビジネスにおける

    リポジショニング(置かれている環境を意識的に変える、価値観の変化を受け入れ柔軟に自分を進化させる)

    について、これまでの経験や考えから書かれた一冊

    普段何気なくビジネスなどでやっていることについて可視化されたり、改めて気付かされることがあった

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    2024年03月30日
  • 人生の経営(小学館新書)

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    「ソニー再生」を読んだのをきっかけに改めてソニーという会社、文化に興味を持ち、出井さんの本も読んでみた。

    ソニーから離れたあと、80代にしてベンチャー企業「クオンタムリープ」を経営していた方による、「いくつになってもチャレンジできる人が人生を豊かにできる」というのは説得力のある言葉だと感じた。

    タイトルのとおり自分の人生を経営するか、切り開いていくのかという点に重きが置かれているが、会社での働き方という点でもいろいろなアドバイスが記載されており、さらの日本の課題、今後日本はどうしていくべきかといった点にまで話が及んでおり、学ぶことが多くあった。

    全体として感じたのは、盛田さん同様、ソニー

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    2023年11月04日
  • 人生の経営(小学館新書)

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    ワーキングクラス、クリエイティブクラス

    新しい部署に行ったら勉強して10年いる顔をする

    危機感がない要因に対する、歴史を知らないから。という仮説

    地方活性という国内戦略とアジア共生という対外戦略の並列関係

    春夏秋冬で捉える人生観

    ヒントがたくさんある本かも

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    2022年06月23日
  • 人生の経営(小学館新書)

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    このような経営者の自伝書は、とかく自慢げな話が多く、鼻につくことがあります。
    しかし、著者の本はそれらとは違い、明確に答えがあります。
    国際的な感覚を身につけて、死ぬまで現役でアップデートしていくという答えです。
    見習いたい。

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    2022年05月27日
  • 変わり続ける

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    変化に身を置くことを、自然に成し遂げたスタイルに感嘆します。変化することが重要と考えることは出来ても、このように歳を重ねるのは、簡単なことではない。
    年齢は関係ないというメッセージを受け止め、変化への対応力を高めていきたい。

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    2018年03月24日
  • 迷いと決断―ソニーと格闘した10年の記録―

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    ブロードバンドといえば高速インターネット。いまや常識だが、ソニーがこの言葉を使い始めたのは­とても早くて、学生のころ、99年くらいに、ソニーの資料で初めて目にした。­

    コンテンツやPCやカメラが「Broad­ Band」と書かれた円盤の上に乗った図で、意味が分からず。­「太いおび?」でプロダクトを結びつけて価値を高める概念?みたいなものかと。­

    まあ、それはソニーのインターンプログラムに参加した時の話で、その時の経験が、インターネット­による革新が間近であることを実感して、大学院ではなく就職を選択するきっかけになった。­


    あれからちょうど10年経ち、ブロードバンドもワイヤレス化しちゃっ

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    2015年12月27日
  • 迷いと決断―ソニーと格闘した10年の記録―

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    出井さんがソニーの社長として行ったことの説明。
    それまでの創業社長と違って、安定期に入った巨大企業を立て直さなければならない。
    たいへんな決断力とともに鈍感力が求められるのが巨大企業の社長だということがわかった。
    細かいことは気にしていられない。
    自分とは別世界の話だが、読んで勉強になった。

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    2013年06月28日
  • 迷いと決断―ソニーと格闘した10年の記録―

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    巨大企業のCEOが時代を振り返った本。CEOには大きな責任があり、その立場にならないと重責からのプレッシャーというのは分からないものだなと思える本。私の全く想像できない世界について書かれた本だったのでとても刺激的だった。

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    2011年09月11日
  • 迷いと決断―ソニーと格闘した10年の記録―

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    [ 内容 ]
    前CEOが自ら語った「出井改革」の真実。
    決断するまでは、誰しも迷う。
    ましてや従業員16万人、売り上げ総額7.5兆円の企業の運命がかかっているのならば……。
    一社員から、ソニー初の「プロフェッショナル経営者」として社長に就任した著者は、瀕死の状態だったソニーの立て直しに成功する。
    そして、コーポレート・ガバナンス改革を実践し、精緻な企業戦略を練り上げ、さらなる改革へと突き進むが……。
    前CEOが、初めて語ったソニー経営の内幕。

    [ 目次 ]
    第1章 「CEO出井伸之」のできるまで
    第2章 「生存率50%以下」の会社
    第3章 手探りのコーポレート・ガバナンス
    第4章 AV/IT

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    2011年05月22日
  • 迷いと決断―ソニーと格闘した10年の記録―

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    ・経営
     バランスシート重視の経営
     それまでは意欲だけで投資

     IT化への舵取り
     コンバージェンス(融合)
      エレクトロニクスとエンタメをくっつける

    ・ソニーの柱
     エレクトロニクス、エンターテイメント、サービス

    ・クォンタムリープ
     CEO引退後設立した会社名
     掛け算の発想
     量子力学 連続線上にないジャンプのこと

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    2011年03月09日
  • 迷いと決断―ソニーと格闘した10年の記録―

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    グローバルで変化の早い業界のCEOが判断に悩んだ様子がリアルにわかる。すばらしい経営学のケースブックとして活用できる。再読要。

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    2018年10月14日