出井伸之のレビュー一覧

  • 迷いと決断―ソニーと格闘した10年の記録―

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    元ソニーCEOの出井さんの近著。

    出井さんの人間としてのすばらしさと(←僭越ながら・・・)
    経営者としてのすばらしさを感じる本でした。

    16万人の従業員のトップとしての迷いと決断は、
    いちサラリーマンの自分が想像するには余りありますが、
    自分の失敗も悩みも、率直にまるで隣で語りかけていただけているよう。

    出井さんとは2回、近くでお会いしたことがある。
    (というか、控え室に入れてもらった程度、というのが正しい。
    1回目はJSkyBの設立発表会のとき、2回目は99年のコムデックス。
    2つとも話題として本著に出てきている)

    非常にスマートで、信頼感のオーラと厳しさのオーラを放っている人
    とい

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    2009年10月04日
  • 迷いと決断―ソニーと格闘した10年の記録―

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    walkmanのSONYが、iPodのAppleに負けた理由は、大企業だからと。電子機器以外にもいろんな産業を抱えていることが、SONYの強みであり、弱みである。

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    2009年10月07日
  • 迷いと決断―ソニーと格闘した10年の記録―

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    サラリーマンは、上からやれと言われてやる「表の仕事」だけやっていたのでは面白くない
    「裏の仕事」をやっておかないと発展がない

    結果が出なければ失敗と見なされるから、
    失敗とならないために、自分を信じて、成功するまで続ける

    稲森和夫の「働き方」にも同じフレーズがあり、
    実績を残された方は、簡単には諦めない

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    2023年08月02日
  • 人生の経営(小学館新書)

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    周りから見れば順風満帆な人生も、実は困難と混沌にまみれている。
    著者が言うようにサラリーマンは失敗しても会社が守ってくれるので、挑戦し続けた方が良い。
    社内異動でいろいろな分野を見た方が後のキャリアに役に立つ。
    著者が常に未来を見て手を打ってきたことがよくわかるし、これからはブロックチェーンとアジアの台頭にかけていることがわかる。
    引退間際のサラリーマンの経験がベンチャー企業に役に立つというのはなるほどと思った。そういう専門のマッチングサービスとかあるのかな?

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    2022年05月07日
  • 迷いと決断―ソニーと格闘した10年の記録―

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    創業社員以外から初めての社長となった著者が10年間を振り返る。ホールディングス制、M&A、インターネットなど、今では当たり前のことに対して、ソニーは先進的に取り組んでいたことがわかる。
    また、アップルを買収しようとしていたくだりには興味がわいた。買収していたら、今頃どうなっていたのだろう。
    それにしても、ソニーの革新性に陰りが見えてきたことが寂しい。大企業になってしまったことの代償なのだろうか。

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    2019年07月17日
  • 迷いと決断―ソニーと格闘した10年の記録―

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    ソニーの前CEOである出井伸之氏が、ソニーの経営者としての10年を振り返って自著した本。
    (悪い言い方をすれば、出井氏自身による自慢&言い訳本。)

    本書を読んで、やはり出井氏は先進的なプロの経営者としての資質を持っていたのだと思った。と同時に出井氏に欠けていたものも見えて来た感じがした。

    ソニーが迷走してしまった理由は、出井氏に欠けている部分を補う人・チームが存在しなかったことなのかも…
    (出井氏はチーム経営を標榜していたのに…)

    ほぼ同時期のソニーについて別の視点から書かれた「ソニーとSONY」と合わせて読むと面白い。

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    2019年01月03日
  • 変わり続ける

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    ネタバレ

    元ソニー社長、会長の著者は、同社では文系初の事業部長であり、入社1年後に欧州留学を志願して採用され、希望を果たすという異色な方。
    その場、その時だけの判断ではなく、将来や大所高所を考え、自分を通すことによる人生のリポジショニングや人付き合いのあり方など、うらやましく感じる半面、見習いたいとは思わなかった。
    16-27

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    2016年02月16日
  • 変わり続ける

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    御年78歳からのアドバイス、含蓄あります。
    はじめとラスト、図のあたりが参考になりました。
    人生の中で大転換は必ずある。
    これからは、今までより『個』のスキルが大切になってくる。
    肝に命じて、伸ばします。

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    2015年12月13日
  • 迷いと決断―ソニーと格闘した10年の記録―

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    経営者の仕事を整理できた。魅力あるビジョンを掲げる。ビジョン達成のためのオペレーション、企業統治、適切な後継者選択、これらの仕組みを整備し機能させる。言うは易し、行うは難し。

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    2015年04月04日
  • 迷いと決断―ソニーと格闘した10年の記録―

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    イヤー。生々しくて おもしろい。
    2006年の時点での語りで・・・なんともいえないなぁ。
    今の時点で書くと もっと 浮き彫りになるのではないか
    出井伸之の失敗と成果が・・・。

    7兆円と16万人の職員という巨大なソニーを
    どう舵を取るのか?
    そのことにおける 迷いと決断 がその中にあるが
    社長になる前史と社長が終わった後史 が 味わいがあった。

    トラブルを処理する立場に いつも立ち会ったこと。
    時間軸における錯誤が さまざまな影響を及ぼしたこと。
    非連続な融合と飛躍・・・に期待すること。

    エレクトロニクスとエンターテイメントとファイナンシャル
    という3つの柱を持った ソニーが どのような方

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    2012年10月25日
  • 迷いと決断―ソニーと格闘した10年の記録―

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     おととし企画で呼ぼうとアイディアが出た(結局は別の人になったが…)際に、筆者の勉強として読んだ本を、あらためて読んでみた。

     第1章にて、筆者がCEOになる経緯を述べる。続いて、就任当時のソニーの状態分析を、そして3〜4章では自らが行った経営を述べている。そして5〜7章でその時感じたこと・失敗したこと・今後やりたいことを記述している。特に5章以降から、自分が思う経営とは?や、グローバル経営に必要な視点、カリスマ的な商品が生まれるには?、経営の最大なる誤算を生む物は「時間軸の誤差」である、など自らの経営での哲学が非常に面白い。

     これを読んで考えた経営に必要な事は、
    ?明確化   ?

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    2009年10月07日
  • 迷いと決断―ソニーと格闘した10年の記録―

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    07年5月読 ソニー元CEO出井さんの話。うーん、正直「すごく」は面白くなかった。ソニーがどんな企業なのかはよく分かる。

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    2009年10月04日
  • 迷いと決断―ソニーと格闘した10年の記録―

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    SONY製品が大好きな俺としては気になる本なので読書。
    出井さんがSONYで何を考え何を決断し、そして何に苦悩したかをつづった本。
    管理職は部下が増えるほど苦悩も増えると思うが、ソニー16万人の頂点になるとすさまじい苦悩だったみたい…。

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    2009年10月07日