出井伸之のレビュー一覧
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ネタバレ評価・レビューされていないのが不思議なくらいの良本。
ソニー社長出井氏曰く自分は全く出世街道を走ってきたわけでなく左遷が多かった。ただリポジションする中で常に楽しみ・学び続けた事で結果的に成長し続け、78歳の今も現役バリバリで仕事をしている。
35歳転職限界説だの40歳転職限界説だの言われているが出井社長のキャリアパスはリポジションによるものだったという。特に参考になったのはワーキングクラスからクリエイティブクラスへのリポジション。大体の人はそこでくすぶるんだよね。
とりわけ感銘を受けたのは30年以上も前の物流の面子と未だに交流を保っておられるとの事。キャリアも人脈も結局自分でつかみ取っていくしかないし、居場所を見つける為に常に全力で戦うしかないんじゃないかと思う。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ【Summary】
大学院時代お世話になった先生方が各章を担当していたので購入。
学術寄りの内容と実務寄り(ケーススタディ)の内容の両面が書かれており、バランスの取れた構成だと感じた。
個人的にはやはり大学院時代の知見をまた思い出したいという面で購入したので、学術寄りの内容のほうが面白いと感じた。
他の角川インターネット講座の本も面白そうなので購入してみようかなと検討中。
【自分用メモ】
今回は学術寄りな内容である第1章、第3章、第7章のみをメモとして残す。
■第1章 社会の基盤OSとしてのインターネット 浅羽氏
プラットフォームを3層構造で分解し、社会インフラのアナロジーの観点から見ている内容はとても腑に落ちた。
階層ごとの開放度合いによって観点は結構根来氏に似ているかと感じた。
■第2章 プラットフォームビジネスとは 根来氏
レイヤーに関する議論、プラットフォームという研究内容の系譜について基盤型PF、媒介型PF、そして融合という一連の流れが
丁寧に記載されている。
この本の中では最も学術面の色が濃く、ページ数以上に濃い内容だった。
■第7章 変化するプラットフォームビジネス 國領氏
SFC学部長の國領氏の章。根来氏に比べてプラットフォームの概念を社会システムという観点から見ており、より広い定義で見ている印象を受けた。 -
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ソニー前CEO出井氏による著。役員になってからの出来事の回顧録。弱小株主としてソニーを注目していたので、決断の背景になに があったのかは興味深かった。前半は取締役になるまで、後半は社長になってからの経験が述べられている。今の自分に参考になったのは前半部分。
▼仕事には表の仕事(日々のオペレーション)と裏の仕事(大局的にものをみる。社内の人脈作り)
▼社内で好きな先輩を作る(代官山の小川軒でよくごちそうになった)
・コンスーマービジネスでは、新しい技術ができた時に潜在的なニーズを先取りして、コンスーマーの心をキャッチする商品開発に結びつけるセンスが必要
▼アメリカの様に水平産業にも携わるべき(日本はいまだに垂直産業がおおい)
▼悪知恵を上司に提言して誘導する
▼裏の仕事として独自にレポートをまとめ、自分の行動指針の理念とする。会社の弱点を客観的に整理する。
▼人脈をビジネスに生かす
社長就任以降のエピソードとして印象的だったのは、AppleとDisneyの買収を真剣に考えていたこと。AV機器はSony、IT機器はApple、コンテンツはDisneyブランドとすることを考えていたようだった。また、会長としてやり残したことが克明に述べられていること。
自伝は「私の履歴書」など多々あるが、引退して1年ほどのプロフェッショナル経営者の回顧録はとても参考になった。 -
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出井さんがソニーを率いてきた10年間の迷いと、決断。
周りからの反対に押されて企業売却の決断を覆してしまったり、夜も眠れずに睡眠薬に頼ったりと、出井さんの「迷い」の部分が非常によく描かれていて、ついつい引き込まれてしまいます。
時間を無駄にしない。本質を追求する。やるべき以上のことをやる。
やっぱりそういうのって、大事ですよね。
サイバーエージェントの藤田社長が、この本を「島耕作みたい」ってブログで紹介していたのですが、期待を裏切らず、まさにそのとおり!
tabyは経営者ではないけれど、日々の仕事にも経営センスをもって取り組みたいと
思いました。
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ネタバレ「ソニー再生」を読んだのをきっかけに改めてソニーという会社、文化に興味を持ち、出井さんの本も読んでみた。
ソニーから離れたあと、80代にしてベンチャー企業「クオンタムリープ」を経営していた方による、「いくつになってもチャレンジできる人が人生を豊かにできる」というのは説得力のある言葉だと感じた。
タイトルのとおり自分の人生を経営するか、切り開いていくのかという点に重きが置かれているが、会社での働き方という点でもいろいろなアドバイスが記載されており、さらの日本の課題、今後日本はどうしていくべきかといった点にまで話が及んでおり、学ぶことが多くあった。
全体として感じたのは、盛田さん同様、ソニーという会社は未来を予測する力のが非常に優れた人が経営にあたっているのだなということ、また、
経営者の考えが、ソニーの個を尊重する自由な社風を創り上げているのだということだった。
型にはまらない、挑戦し続けるという点では、平井さんも出井さんもソニーの経営から退いたのに、個人でやってみたかった事業に新たに取り組まれており、いつまでも名誉会長などとして残るよくある他企業の経営者と対象的だと感じた。
一般論に終始するビジネス書と異なり、その人の生き方や人生哲学を通して、ビジネス以外も含めて深く様々なことを学べ、こういった経営者の著作を読むのは有意義だと感じ、他にも読んでみたい。 -
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ブロードバンドといえば高速インターネット。いまや常識だが、ソニーがこの言葉を使い始めたのはとても早くて、学生のころ、99年くらいに、ソニーの資料で初めて目にした。
コンテンツやPCやカメラが「Broad Band」と書かれた円盤の上に乗った図で、意味が分からず。「太いおび?」でプロダクトを結びつけて価値を高める概念?みたいなものかと。
まあ、それはソニーのインターンプログラムに参加した時の話で、その時の経験が、インターネットによる革新が間近であることを実感して、大学院ではなく就職を選択するきっかけになった。
あれからちょうど10年経ち、ブロードバンドもワイヤレス化しちゃったりして、とにかく、あの時のソニーのビジョンは非常に正しかったと、今でも思う。
出井さんは、広報宣伝の役員だった93年、有志の社員と一緒に「今後の10年に向けて」というレポートに、このビジョンをまとめたというから、たいした眼だ。
ブロードバンド、プレイステーション、バイオ、サイバーショット。コーポレートガバナンス。
あの頃のソニーの出してくる言葉は、どれもなんだか新しく、輝いて見えた。
その後のソニーショックの戦犯と言われたりしていても、自分の世代にとってのソニーブランドは、あの時代の、出井色の経験であり、やっぱりかっこいいと思うのである。
その裏で、ヒーローである創業家との決別や、求心力の獲得、傾いた財務体質の改善、ネット時代への戦略、複数業態を抱えるグローバルカンパニーの最適なガバナンスの確立。。
初の非創業家経営者としてソニーを率いた出井さんには、睡眠薬片手に、色々な迷いと決断があったようだ。 -
Posted by ブクログ
[ 内容 ]
前CEOが自ら語った「出井改革」の真実。
決断するまでは、誰しも迷う。
ましてや従業員16万人、売り上げ総額7.5兆円の企業の運命がかかっているのならば……。
一社員から、ソニー初の「プロフェッショナル経営者」として社長に就任した著者は、瀕死の状態だったソニーの立て直しに成功する。
そして、コーポレート・ガバナンス改革を実践し、精緻な企業戦略を練り上げ、さらなる改革へと突き進むが……。
前CEOが、初めて語ったソニー経営の内幕。
[ 目次 ]
第1章 「CEO出井伸之」のできるまで
第2章 「生存率50%以下」の会社
第3章 手探りのコーポレート・ガバナンス
第4章 AV/IT路線とコンバージェンス戦略
第5章 CEOの孤独
第6章 やり残したこと
第7章 新しい夢と出発
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[ 参考となる書評 ]