キャス・サンスティーンのレビュー一覧

  • NUDGE 実践 行動経済学 完全版

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    行動経済学というよりも、それ自体が話題の「ナッジ理論」
    読んでみました。

    行動経済学や心理学など人間の思考や行動の「癖」を扱う学問は、それ自体を習得するよりもどのように応用するかが実際のところの有用性。ナッジやスラッジの概念を取り入れて、禁煙を成功させたいと思います。

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    2023年04月09日
  • NUDGE 実践 行動経済学 完全版

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    勉強になった点もあったけど、中盤以降年金、保険、住宅ローン、移植の話にページを割かれてて物足りない気がしました。

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    2023年03月18日
  • NUDGE 実践 行動経済学 完全版

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    2008年度版の本から一部の内容を2021年度に合致するように改訂した本。

    修正した部分は、臓器提供、同性婚、お金に関する章である。

    第一部と二部はナッジがいかなるもので、より良い選択をさせるためにはどうすれば良いかを論じており、楽しく読めたが、三部以降はほぼ各論に入っており、そのトピック自体に興味がないと読んでいてつまらなくなる部分があった。

    ただ、一部二部は非常に勉強になった。

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    2023年03月17日
  • NUDGE 実践 行動経済学 完全版

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    購入した本。

    ナッジとは、禁止や強制をせずに人の背中を少しだけ押す行動経済学の一種。

    初期設定(デフォルト)が大事。営業などでも最初に大きな金額で提示すると良い。ただ、リアクタンスというのもあり、欲をかきすぎると反対にナッジが効かなくなる。


    人間は利益よりもはるかに損失を気にする生き物。

    脳科学分野において、人間の思考方法には2つある。自動システムと熟慮システム。自動システムは本能的で、熟慮システムは意識的なもの。
    「真のバイリンガルとは、二つの言語を自動システムを使って話す人のこと」

    友人と賭けをするプラットフォームビジネス。

    集団を率いる上で、自信満々な人を1人入れると組織の

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    2023年03月05日
  • NUDGE 実践 行動経済学 完全版

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    開始:2023/2/21
    終了:2023/3/2

    感想
    軽やかに人間の手を引く。十分に考慮して意思決定をする時間もエネルギーもない。それがわかっているなら耳元でヒントを囁いてもいいかも。

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    2023年03月02日
  • NUDGE 実践 行動経済学 完全版

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    ナッジや行動経済学ということにふれたことがない方にとっては非常に面白い本。
    2008年版を読んだ方には「ほとんど同じように感じ」る本。

    ナッジや選択アーキテクチャはうまく設計されれば、時に快適に、時にパワフルに、時に魔法のように、私達の日々の選択や行動を後押ししてくれる。それは本書を読んで、また実際に経験してみて思うことである。

    そんなナッジにも課題は色々あるが、特に臓器提供の章で指摘されているものは、取り上げているテーマがテーマということもあり、重要であると感じた。
    つまり、ナッジを利用した選択•決定における一連の流れには、熟慮がなくほとんど意思が欠除していることがある、ということだ。

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    2023年01月28日
  • データで見る行動経済学 全世界大規模調査で見えてきた「ナッジの真実」

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    情報提供型ナッジ
    デフォルト設定型ナッジ
    ナッジの問題点=誘導されている感覚、支持されないナッジ。
    日本では、政府への信頼が低いことで、賛成されないナッジが多い。
    アメリカで人気があるナッジ=レストランでのカロリー表示
    タバコパッケージの画像、貯蓄プランへの自動加入。
    価値観と合わないナッジは反対される。女性の姓に変更する、など。肥満などに対する過剰なナッジも支持される。
    ハンガリーとデンマークはナッジ全般に好意的ではない。ハンガリーは公的機関への不信感から。デンマークは個人の自主性を重んじる伝統から。
    政治的に偏向していると感じるナッジは支持されない。

    原則的ナッジ支持国=アングロサクソン

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    2021年01月20日
  • データで見る行動経済学 全世界大規模調査で見えてきた「ナッジの真実」

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     世界18か国でナッジを活用した政策をどのように考えるかについて調査を行ったもの。
     日本が慎重国であることに驚き。
     著者は、政府への信頼が低いことが原因ではないかと推測しているが、監修・解説の大竹文雄は、「日本人が外国人よりもナッジに強く反応する傾向があることを知っているからではないか」と推測している。

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    2020年08月22日
  • データで見る行動経済学 全世界大規模調査で見えてきた「ナッジの真実」

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    行動経済学のナッジについて、どういう原則を守って使わなければならないかを述べた本。

    特に、日本は世界に比べてナッジを用いた政策に否定的なのは驚いた。

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    2020年08月08日