キャス・サンスティーンのレビュー一覧

  • NUDGE 実践 行動経済学 完全版

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    202606

    前半は面白かった。後半はエピソード。

    リバタリアン・パターナリズム
    ナッジが必要な時 p138
    ①判断が難しい時
    ②集中できない状態で意思決定しなければならない
    ③フィードバックがすぐに受け取れないとき
    ④自分が置かれている状況を簡単に理解できる言葉に置き換えるのが難しい時

    意図的に成果が出るまでに煩わしい構造になっているもの=スラッジ(#sludge)

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    2026年06月01日
  • 同調圧力:デモクラシーの社会心理学

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    同調:他者の意見に合わせること。
    カスケード:特定の意見が社会に広く伝播して、運動や流れを起こすこと
    これらが民主主義においてどのような役割を果たしてきたか。

    他人が面白いと言った本を、つまらないと思っていても「そうだね面白いね」というのが同調で、10万部売れたベストセラーという情報で本を買うのはカスケード。
    自分が詳しく知らないことを、いちいち全部調べて手間をかけるより、専門家に同調する方が社会的には効率的。でも、もし間違っていると思うなら、その意見は表明する方がいい。なぜなら、本当に間違っているのに、誰も是正できていないだけかもしれないのだから。異論の表明には、重要な役割がある。集団内の極論化(テロリスト集団など)を防止し、深刻な誤りを是正する。
    それができていたら、特攻しないで済んだのではないか(無意味だと知っていた人間も多かったと思う)
    そのため、社会ために、異論が表明されること、表明者の安全が保障されることは大切。
    同調は不案内なことを確認しないで効率的だが、自分で考えておらず、思考のただノリ状態でもある。
    情報カスケードによってオバマやトランプが誕生した。ネットにより、カスケードを人為的に起こしやすくなっている。
    これらの話が、アメリカの裁判制度やアファーマティブアクションなどの実例とともに説明される。
    多様性が何のために必要なのか、どんな社会を理想と考えるのかの一助になる。とても勉強になる。

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    2024年05月26日
  • NUDGE 実践 行動経済学 完全版

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    行動経済学の基礎とそれを活用したナッジ、その反対のスラッジとは?の概念を学べます。何かをデザインすることがある人は必読だと思います

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    2024年02月11日
  • NUDGE 実践 行動経済学 完全版

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    ナッジ、を学ぶことは、自分が円滑に暮らすため必要、と分からせてくれる。人はデフォルトに従うし、細字の説明は読まないし、臓器移植のことが免許証の裏に書いてあることは知らない。
    この本にあったオバマさんの言葉「少しでも良くなれば、それでいい」を目指し学び続ける

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    2023年09月03日
  • NUDGE 実践 行動経済学 完全版

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    (経済学ド素人(中学生並み)の感想)
    学生時代、経済学にはほぼ触れたことがないのだが、「あれ?なんかこの本の感じ知ってる??」と思った。
    大学1年のときに一般教養でとってた「認知心理学」じゃない?
    行動経済学って経済学と心理学がリンクする学問だったんですね。
    認知心理学の講義は大好きだったので、本書も非常に楽しく読み進めることができました。

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    2026年09月21日
  • 同調圧力:デモクラシーの社会心理学

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    今更ながら学びと示唆に富む一冊。
    アルゴリズムの呪いによってどこを向いてもエコーチェンバーに晒される現代において、本書の「集団極星化」への理解と“自分もそうなり得る"自覚を持つことは重要だなと。

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    2026年09月18日
  • NUDGE 実践 行動経済学 完全版

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    リバタリアン・パターナリズム:
    「選ぶ自由は残したまま、より良い選択をしやすく設計する」
    ナッジの基本原則。

    世の中が情報に溢れかえっていて、何が最適かを探るのに労力がかかりすぎる現代。
    だからこそナッジの重要性がより高まってきている。

    SNSやインターネットに多く見られる注意すべきナッジには気をつけながら、うまく付き合っていきたい。

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    2026年07月12日
  • NUDGE 実践 行動経済学 完全版

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    人間の意思決定には バイアスがある

    「選択アーキテクト(選択の設計者)」:人々が意思決定する文脈を整理して示す責任を負う

    医師も書式やウェブサイトを作る人もセールス担当者も親も選択アーキテクト。
    中立的な設計などない あらゆることが重要な影響を与える。

    計画の錯誤:必要な時間を過度に楽観的に見積もる
    現状維持バイアス:惰性。人はいくつもの理由から、現状維持するかデフォルト(選択する人が何もしなかったら選ぶ選択肢)の選択肢に従う強い傾向
    (例 スマホはデフォルト設定のまま)

    「アンカリング」 アンカー(自分が知っていることなど)を出発点として 影響を受け、調整して考える

    「リアクタンス」 指示されると反発して逆の行動をとること

    「楽観と自信過剰」
    自分は「平均以上」だとみな思う
    将来を楽観視

    「損失回避的」失う惨めさは、得る喜びの2倍
    「現状維持バイアス」

    ナッジする
    カーブの手前で白線の間隔を狭くする⇒走行速度が上がっている不安感から減速する

    「ホットな状態とコールドな状態」
    興奮がおよぼす影響を過小評価するので セルフコントロール問題は起きないと考えて コミットメント戦略(事前に誘惑を取り除くなど)を取らない

    「メンタルアカウンティング(心の会計)」
    ずっと貯めてきたお金を使うより、思いがけない収入のあった時の方が散財する

    「自信ヒューリスティック」人は自信たっぷりに話す人を正しいと思いがち

    「社会的影響」他の人に同調する

    「私は私のことをいちばん知っている」という勘違い

    「刺激反応適合性」受け取る信号(刺激)と望ましい行動が一致していて欲しいと人は考える。
    信号と行動が一致していないと、反応が鈍くなり失敗してしまう。
    例: ストループテスト (色と色名の不一致はエラー率が上がる 自動システムが熟慮システムに勝つ)

    「利潤はまとめるより、ばらした方がお得に感じる」

    「仕事はしなければならないことでできているが、遊びはしなくてもよいことでできている」(トウェイン)

    人は賞金が当たる確率を高く見積もる
    現金をもらうより無料のものに引きつけられる
    無料のものは「罪悪感のない喜び」

    スラッジ(選択アーキテクチャーの中で、選択する当人の利益を得にくくなるような摩擦や障害)
    例; 20ページの書類を書かないと学資援助を受けられない
    定期購読の解約手続きを難しくする

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    2025年11月21日
  • NUDGE 実践 行動経済学 完全版

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    分かりやすい事例を出しながら、行動経済学というかデザインというか、人を動かす少しずつのアイデアについて知ることができる。

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    2024年04月21日
  • NUDGE 実践 行動経済学 完全版

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    読みやすく楽しい文章だったけど、長くて集中力が必要だった。身の回りのあらゆるものがなぜそういう設定になっているのかについて都度考えるようになりたい。保険についての考え方はこの先実践したい。デフォルト・オプトイン・オプトアウトについて意識しながら生活していきたい。

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    2024年04月07日
  • NUDGE 実践 行動経済学 完全版

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    Nudgeとは、親象が鼻で小象をそっと触れる様子。表紙がズバリそれ。複雑で選択が多い世の中に、仕掛けをして人々が賢い選択をできるようにする。逆がスラッジ。物事を複雑化、ステップを多くすることで人々の選択する行動を止めさせる。携帯電話のキャリア変更が正にそれだった。
    著者はNudgeを人々が良い選択をする手助けをするためであるということは一貫していて、サブリミナル効果と何が違うのか?や、選択の自由を奪うのでは?と言った反論にもきちんと対応している。
    カフェテリアのメニュの並べ方も、人々の行動を促しているということが新しい気づきだった。だとしたら、Nudgeは特に権力者や持てるものだけが行っていることじゃない。あらゆるところであるんだなーという気づきが新しかった。
    良いNudgeは目的(何を成し遂げたいか)と、透明性と自由度、これらどれもが欠けてはならないと著者は言っている。何百ある投信の中から最適な確定拠出のプラン選択するとなると、たいていの人はしない。それをデフォルトがあることで、将来の蓄えができるようになる。もちろんそれを選ばないという選択肢も残しておく。なるほど。
    これからは、Nudgeを受ける側の人間として、あらゆる事象に「あ、これは行動経済学を効かしているな?」「このスラッジに負けてたまるか」という目線で対峙していく楽しみが増えた。そして、正しい判断をするための選択アーキテクチャであるか?この選択肢を設定する目的は何だろう?と問う目線をもっていたい。仕事では、利害のためでなく、世の中のために有効な選択的アーキテクチャを作り出せるような姿勢を持っていたい。

    また、アメリカのクレジットカード事情、世界の臓器提供のルール事情等、行動経済学の前に、世界の事象を知るだけでも面白い。
    ただ、400p強あるので、読むには根気が必要。

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    2024年02月16日
  • NUDGE 実践 行動経済学 完全版

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    この初期設定、誰のためのNUDGE なの?
    手続き簡単、自分の為ですよね……
    この商品のカタログの説明書、大きい字と小さい字の差は何?よく読めません……
    大事な事は、小さな字で書かれているそうです。
    考えさせられました。

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    2024年01月11日
  • 同調圧力:デモクラシーの社会心理学

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    <目次>
    序章 社会的影響の力
    第1章 同調はどのようにして生じるのか
    第2章 カスケード
    第3章 集団極性化
    第4章 法と制度
    結論 同調とそれへの不満

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    2023年10月20日
  • NUDGE 実践 行動経済学 完全版

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    実践で使える賢い選択をうながす仕掛けを、行動経済学から説明した本。知っている事例もあったが、なるほど人間はそう動いてしまうのかと驚く内容も多数あり面白かった。やはり人間はめんどくさいことが嫌いで、デフォルト設定に従いやすい生き物であるとつぐつぐと感じた。

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    2023年10月08日
  • NUDGE 実践 行動経済学 完全版

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    もう一度読み返すとしたら、15章の「ナッジをめぐる“から騒ぎ”」かな。
    選択アーキテクチャによって誘導されているように見えようとも、多くのナッジは人々を助ける。キュレーションがしっかりと行われていて、絞り込まれた“選択肢”の中から選べるようになるとありがたいし、よく考えられた“デフォルト”が提示されていて、かつオプトアウトしたければそうできるのであれば助かる。
    われわれは、人々が“バカ”だとは考えていない。世の中が複雑すぎるのだ!
    ごもっとも。

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    2023年08月14日
  • NUDGE 実践 行動経済学 完全版

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    ナッジとは、行動科学の知見から、望ましい行動をとれるよう人を後押しするアプローチのこと。日本育英会は、面接の際に十分なナッジを取ってくれたかな?と若い頃を思い出しましたが。記憶はない。

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    2023年03月31日
  • NUDGE 実践 行動経済学 完全版

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    2008年に初版が刊行された、行動経済学の実践的概念の一つである「ナッジ」のメカニズムと活用手法を解説した一冊の増補改訂版。

    人々が日々行う意思決定において直感に頼った場合に陥り易いバイアスや誤謬、他人からの誤った影響に起因するミスを回避し、より良い選択を”そっと後押しする仕掛け”がナッジであり、最も望ましい選択肢をデフォルトにする、多過ぎる選択肢を適切にキュレーションする、さりげなくインセンティブを設定するなどの”仕掛け”により、カフェテリアのメニューの配置から確定拠出型年金や臓器提供といった公共性の高い政策を含めた幅広い分野において、最終的には自らが選択する自由を確保しつつ、「より良い選択を簡単にできる」ようにすることが可能であると説く。

    本改訂版で追加されたナッジ批判への反論では、ナッジが悪用され、消費者が知らないうちに誘導されてしまうのではないかとの懸念に対し、ナッジする側が守るべき透明性や公知性といった基本原則をまとめた「ナッジの権利章典」の策定を提案しており、結局のところ企業や政策担当者がナッジで目指す目標を明らかにした上で、選択肢を適切にデザインする”良心頼み”となる感は否めないが、ナッジする側・される側両面の立場から多くを学べる行動経済学の入門書として読む価値がある。

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    2023年01月13日
  • データで見る行動経済学 全世界大規模調査で見えてきた「ナッジの真実」

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    他の評価はなかなか厳しいが、個人的には面白く読んだ。人を方向づける要素はいろいろあり、人に影響を及ぼしているが、それを善とするか悪とするかは人によって全く違うという。政治が国民に信頼されているかどうかによって、びっくりするほどに数値が違う。
    日本は方向づけられることを誘導と取る。思うに、そもそもの日本のシステムそのものが、申請主義的であるからではないか。要らぬものを押し付けられることを嫌う国民性、みたいなものがあるのではないか。

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    2022年09月18日
  • データで見る行動経済学 全世界大規模調査で見えてきた「ナッジの真実」

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    ネタバレ

    ナッジを政策に取り入れる上で、大衆の合意が必要であり、政策立案者と大衆のより良い話し合いで、ナッジの導入を検討する必要がある。
    日本は他国と比べ、ナッジの賛成率が低く、これは政府への信頼が低いとの推測にはなるほどと思った。
    大半の人はシステム2のナッジを選好をするのは意外だった。自分で考えて選択することに大きな意味があるのだろう。
    途中、理解できない部分もあったので、いつか読み直したい。

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    2020年07月26日
  • データで見る行動経済学 全世界大規模調査で見えてきた「ナッジの真実」

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    教科書ではナッジの例として1-2ページで触れられるような点を1冊にまとめられている。
    類書とは全く違う視点を提供してくれるので5だが

    国際比較が主で、では実際に導入するときにどう設計したら良いのかにはあまり触れられていない。
    これ1冊ですべてが分かるわけではないので仕方がないのだが、データからもう少し理屈をまとめられるのではないかと思う。
    ので1点減点

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    2020年07月04日