渡会けいじのレビュー一覧
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ネタバレ
近親相姦なしの近親相姦。
地下室に座っている本当の作者は誰ですか?
日本では、多くの作家が富裕層の注文に応じて執筆します。
この物語を実際に書いたのは誰ですか?
エロマンガから司の本当の能力が何であるかを知っているすべての読者は、司が『俺妹』の作者ではないことをずっと前から理解していました。
『俺妹』と『エロマンガ』の大半の結末は司が責任を負っているとしか確信できません。
何かが臭うなら、それは司が関与していることを意味します。
そして、本物のキャラクターと本物の会話を見れば、誰も知らない人が雇われたことになります。
結末はさておき、私はこのシリーズに 12/10 の評価を付けても問題ありません。 -
ネタバレ 購入済み
エロくない下ネタ
エロくない下ネタ、そんなのばっかりだと思ってました。がゆたかのライバルキャラ?海江田の掘り下げ回でした。主人公より、主人公らしい。しびれるー
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Posted by ブクログ
思いがけず刊行が再開された「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」シリーズ。「if」を冠しているとは言えナンバリングが冠された正当な続編が電撃文庫から刊行されたのに加え、そのコミカライズが雑誌連載され、さらにコミックスも発売される、というサプライズからしばらく経ちました。
電撃文庫は「あやせif」、「黒猫if」と来て次が「加奈子if」と意表をついて見せ、加奈子が出るならヒロイン全員分読めるに違いないと期待したら「加奈子if」の後書きで「if」シリーズは加奈子までで終了と知り、やるせない気分になったものの、コミカライズは「あやせif」に並行して「黒猫if」が連載され、コミックスが刊行されると知り正 -
Posted by ブクログ
ネタバレ予想以上にロックな展開に。
もうちょいジックリと音楽やギター演奏のなんたるかを描いていくのかと思ってましたが、あっという間にドロップアウト。見事にロックンロールな人生になっちゃってます。
逆に言えば、物語の開始時点・1巻の状況がスローリーであり、鬱屈していたわけで。
それをとにかく変える、変わっていくスピード感が確かに反骨であり青春って感じです。
そして今巻も「音を見せる」効果が上手い。
現状では風景ではなく、効果として見せていますが、これがかっこよく、印象に残ります。
特に色・形だけでなく、温度・熱量として描いているのも中々変り種。音の軌跡がとても美しいです。
それにしても…正直、いず -
Posted by ブクログ
すごくヒドい始まり方だった、O/Aの完結です。
AMラジオ番組で、下ネタとか下ネタとか下ネタとかをアイドルと芸人がどうしてこうなった的に扱うマンガでしたが、最終巻でこんなに感動させられるとは思いませんでした。
「おしっこもれそう?」「いぇす」のあたりが、一番感動的でした。
ウソじゃないですよ。マジで泣きそうになりますよ。このあたりで。
ゆたかのドームコンサートが始めるところのコマ割りは、すごくいいです。
4ページを使って、まるでコンサートが始まる前の息をのむような緊張感、静まり、そしてコンサートビデオのようなカメラワークが表現されています。
4ページを使っての表現は、すごいです。みどころで -
Posted by ブクログ
ネタバレ絵で見る音楽。
ある意味、「漫画で音楽を描く」という手法をとるなら、こういう物語が一番いいのかな、と。
「音(というより曲の持つイメージ)を絵としてとらえる」能力を持つ少女・いずみが主人公なのですが、当然、その能力を生かして音楽に手を出す・足を踏み入れる物語です。
なので、作風としては曲を絵として描く事で、音楽の楽しさ・素晴らしさを表現するスタイルになっています。…つまり、絵の力・表現力が重要になってくるわけですが、その点この作品は上手く描けているな、と感じます。…「がいこつおばけの盆踊り」はともかくとしてもw
「世界」と「炎」のイメージはそこまでの盛り上がり方も含め、実にしっくりくるもの