渡会けいじのレビュー一覧
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正直読者を巻き込んでのどっち付かずな展開を見せた原作はそれ程評価していないのだけれど、その分割り切った展開を見せるif編は素直に楽しめていたりする。ヒロインに置かれたあやせとの軽妙なやり取りが楽しい。
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原作にあったエピソードが夢として語られオーバラップするクライマックスは特に読み応えがあった。本編より面白いのではないかと思ったが、そもそも本編なくして成り立たないif編、評価が難しいが個人的に満足。
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彼女となったあやせとのデートが存分に描かれた第2巻。時折クレイジーな顔を覗かせる彼女への愛が随所で試されていて笑う。
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思いがけず刊行が再開された「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」シリーズ。「if」を冠しているとは言えナンバリングが冠された正当な続編が電撃文庫から刊行されたのに加え、そのコミカライズが雑誌連載され、さらにコミックスも発売される、というサプライズからしばらく経ちました。
電撃文庫は「あやせif」、「...続きを読むPosted by ブクログ -
予想以上にロックな展開に。
もうちょいジックリと音楽やギター演奏のなんたるかを描いていくのかと思ってましたが、あっという間にドロップアウト。見事にロックンロールな人生になっちゃってます。
逆に言えば、物語の開始時点・1巻の状況がスローリーであり、鬱屈していたわけで。
それをとにかく変える、変わって...続きを読むPosted by ブクログ -
一言で言うと、
「顔と血筋だけ高貴な姫と、見た目だけ大人しい少女が色々とやらかすお話し」
とても面白いのですが、たった2巻で終わってるのが残念無念
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中三か、中学生ならではのクソさ加減ってのがあるよね。
あのブラバンの葛城。
正道がままならぬなら、傾けというシーンはちょっとよかったな。Posted by ブクログ -
絵で見る音楽。
ある意味、「漫画で音楽を描く」という手法をとるなら、こういう物語が一番いいのかな、と。
「音(というより曲の持つイメージ)を絵としてとらえる」能力を持つ少女・いずみが主人公なのですが、当然、その能力を生かして音楽に手を出す・足を踏み入れる物語です。
なので、作風としては曲を絵とし...続きを読むPosted by ブクログ -
流石に大筋が読め過ぎてたかなぁ…。
ぶっちゃけ、シュワルツネッガーのアレですし、オチは1巻・1話の時点で読めてしまうわけです。
…でも、その上でパロディというかシュールなコメディとして面白かったと思うんですがねー。
あえてギャグとして演出していますが、終盤のぶった切り具合は面白さよりも寂しさを感じ...続きを読むPosted by ブクログ