犬塚壮志のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
著者は駿台予備校のトップ講師であった犬塚壮志氏。現在も大学受験には携わっているようだが、本書のような一般的な本も書いている。
犬塚氏の頭の良さは、少子化の時代にあって大学受験という先細りの土俵からビジネスマン向けに見事に転移したところに現れている。
本書において著者は、説明のポイントが
I→興味
K→知識
P→目的
O→大枠
L→つなげる
E→具体、事例、証拠
T→転移
の7つであると説く。
しかし、7つは多くて頭に入らない。
この7つは、
①導入→ IKPO
②内容→ LE
③出口→ T
の3つにまとめることができるのではないか。
説明の中身は②であり、これは「構造化」ということができそうで -
Posted by ブクログ
8つの型を使うことで他人に興味を持ってもらえる「説明」ができるようになる。
他人は自分に関係がない、興味がないと判断すると話を聴いてくれない。
話の素材は4つのゾーンに分けられる。
・知らないゾーン:聞き手が認知できないネタ
・関心ゾーン:聞き手が気になったり興味があるネタ
・関係ゾーン:聞き手と無視できない結びつきがあるネタ
・自分ゾーン:聞き手自身がすでに使いこなせているネタ
これを、知らないゾーンから、自分ゾーンへと移動することで人は関心を持って話を聴いてくれる。
まずは相手を知ること。相手がなにに興味・関心を持っているか知ることで、なにを話すかが変わってくる。それを以下の型を使って話す