蒼井上鷹のレビュー一覧

  • 4ページミステリー 60の奇妙な事件
    1話1話が短いから読みやすく結末が怖かったり驚いたりと読んでいて楽しかった。電車の区間で読むにはちょうどいい。
  • 最初に探偵が死んだ
    遺産相続の遺言発表のために集まった一族。殺伐とした状態で、事件の抑止力のために呼ばれた名探偵。しかし探偵が最初に殺され、次々と殺人が起こってしまうというストーリー。

    タイトル通り、ミステリーの土台を覆す設定がまず面白い!にもかかわらず、閉ざされた山荘での連続殺人というベタさが読み進めやすい。そして...続きを読む
  • 殺しのコツ、教えます
    これ、新鮮だ

    小説家がミステリーのネタを語る感じで物語が進むというとても変わった、新鮮な作品で満足。物語の中ではアガサ・クリスティー等有名な作家さんの作品が登場する。ネタバレを避けるための工夫がとても好感度高く、既読でも読みたくなるような解釈が添えられている。

    カー作品はほぼ読んでいないのだが、...続きを読む
  • 殺しのコツ、教えます
    ミステリーは好きやから、楽しく読めた(^_^)v
    作中の推理作家さんは、日々、新たなトリックを創造してる。自身で実験を繰り返しながら…ほんまにこんな事してんのかは知らんけど、色んなトリックあるな…
    それに必然性がないと納得出来ない。

    こんなの呑み屋でやったら楽しいやろうな…談話が続く。私は、素面で...続きを読む
  • 4ページミステリー
    まさしくタイトル通り、4ページ完結の超ショートミステリー小説です。
    通勤中にさらっと読めそうだったので購入。たしかに4ページで物語が
    完結するので1~2駅でひとつの話が読み終え続きが気にならずに済む
    ところはいいのですが、短過ぎるがゆえ内容自体が???となる話も
    あります。まぁそれはわたくしの理解不...続きを読む
  • 殺しのコツ、教えます
    ○ 総合評価  ★★★★☆
    〇 サプライズ ★☆☆☆☆
    〇 熱中度   ★★★★☆
    〇 インパクト ★★★★☆
    〇 キャラクター★★★☆☆
    〇 読後感   ★★★☆☆

     蒼井上鷹は,「九杯目には早すぎる」や「ホームズのいない町 13のまだらな推理」などを読んで好きになった作家。質の高い短編を書く作...続きを読む
  • 殺しのコツ、教えます
    ミステリーをかなり読み込んでいて、思考がミステリー脳になってしまっている人にはオススメ。ミステリー好きの話を聞いているような楽しさ。
    でもまだあまり読んでない方にはフラストレーションがたまるかも。このトリックをつかった名作は?タイトルを教えたらそれ即ちネタバレになるから…で止められたらツライですよね...続きを読む
  • 殺しのコツ、教えます
    ユーモラスで楽しかった。
    てんで冴えない世古さんの狂言回しっぷりが憎めない。
    ガクくんは、まともなのか微妙(笑)
    密室講義はなくてもよかったかなー。
    でも、軽く読んで楽しめるので、続編が出たら読みたい。
  • お隣さんは、名探偵 アーバン歌川の奇妙な日常
    このアパートの各階の1号室だけ、すべて家賃が安い。

    父親が戻ってくるまでの臨時管理人になった息子の
    立ち退き要求をどうにか突っぱねる住人奮闘記。
    かと思ったら、問題解決して終了、という感じです。
    これはこれで、誰一人として辛い選択もしてないし
    万々歳、という所かと。
    しかし軸になっている『お隣さん...続きを読む
  • お隣さんは、名探偵 アーバン歌川の奇妙な日常
    洞察力の鋭いおばあちゃんが、同じマンションに住む人々の部屋に入り込んで、名探偵ぶりを発揮していく。ところどころ突飛だったり強引だったりする展開はあるが、「まあ、そういう話かな」と思わせるテイストを第一話で作っていて、いろいろ目をつぶりつつ楽しく読んだ。
  • 最初に探偵が死んだ
    蒼井上鷹は,たまたま本屋で見かけた「九杯目には早すぎる」をきっかけに読み始めた作家。読みやすい文章とヒネリの利いたプロットの作品が多く,かなり好きな作家である。
    「最初に探偵が死んだ」は,探偵である笛木日出男が,最初に死んでしまうという物語。この「最初に探偵が死ぬ」という部分までヒネリが効いていると...続きを読む
  • 4ページミステリー
    4ページだけなんで、さくっと読めるし、一作読むと、次をすぐに読みたくなって、結局、すごい量を読んでいた。
    4ページなんで、は?どういうこと??みたいな話も多いんだけど、それでも、じゃ、次!て感じになるテンポのよさ。
  • 4ページミステリー
    4ページ単位で短いストーリーが続きます。
    それぞれに良い味が出ており、にやっとするものも多く。
    素晴らしいできです。
  • 4ページミステリー
    タイトルからもわかるように、小説を普段から読まない人にもおすすめしたい、ショートショートです。

    意味がわかると……のように考えさせるのでなく、大体オチに近づくにつれ、じんわりとおもしろさが広がってくるようなストーリーが多めです。
  • 4ページミステリー
    全ての話が、表題通りに終わっているというミステリー。
    綺麗に起承転結がついて、理解しやすい内容ばかり。
    中には、もしや…ん? というものもありますが
    それはそれで想像力を書き立たせてくれます。

    みかんの話は、横恋慕したのが殺害しようとして…という事だと。
    職業が職業のわりに、下調べがずさんだな、と...続きを読む
  • 4ページミステリー
    1つのお話がたったの4ページで終わるのに、その4ページの間にミステリーのなかに吸い込まれてしまいます。
    ミステリー好きの方はもちろん、長編のミステリーは苦手、という方も楽しめる作品だと思います!!
  • 最初に探偵が死んだ
    <あらすじ>
    雪の山荘で起きた連続殺人。解決するのは誰だ!?

    作家・星野万丈の莫大な遺産を受け継いだ内野宗也は、
    四人の養子に遺産相続の権利を与えていた。
    ところが、新たな養子候補が現われたことから不穏な動きが。
    内野の依頼を受けて、一族が集う雪の山荘に向った名探偵・
    笛木日出男だが、何者かにいき...続きを読む
  • 最初に探偵が死んだ
    蒼井上鷹先生・・・初作品ですが
    トボけた作風のようです
    動機や実行性はおいといて(置くんかい!)
    話の展開が上手で、メインのアイデアが秀逸
    (というか、特殊)で楽しめる作家さんのようです
  • 最初に探偵が死んだ
    事件の抑止とのために呼ばれた探偵が
    事件が起こる前に殺害されてしまう。

    さらに山荘では、
    遺産を巡って集まった養子たちまで殺害されていく…


    犯人は誰か?
    事件を解決するのは誰か?
    遺産は誰の手に?

    奇妙な展開の中に、本格的な謎解き。
    普通のミステリに飽きてきた人に、是非。
  • 最初に探偵が死んだ
    タイトル通り、なかなか奇をてらった作品。予想とはだいぶ違ったけどおもしろかった。少し物足りない感もあるけど、終わらせ方は好きでした。