三ツ矢彰のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ『会計が面白いほどわかるミステリ 決算書に隠された7つの罪』は、会計や決算書という一見難解なテーマを、ミステリ仕立てで楽しく学べる構成が魅力的ですね。あなたの書評からも、単なる教科書的な説明ではなく、登場人物が事件や謎を解き明かす過程で自然に会計知識を吸収できる点が印象的です。特に「決算書に隠された7つの罪」という切り口は、数字の裏にある経営の問題点や不正の可能性に焦点を当てており、読者に考察する楽しさを与えています。ただ気になるのは、ミステリ形式にすることで実務的な知識の理解がどれほど深まるかという点です。あなたは、この本を読んで会計の仕組みや決算書の読み方について、実務でも活用できそうだと
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購入済み
単なる簿記のマンガではなく
簿記だけでなくて、その周りを取り巻く政治や経済、軍事、法、などを解説してくれるマンガです。非常にためになります。一巻からの王様の成長も!
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ネタバレ 購入済み
くっ! 訂正仕訳!
正しい帳簿は、ということで訂正のしかたです。仕訳を間違えた、あるいは勘定科目の「漢字」を間違えたなどの場合どうするのか、という話です。備品の備という漢字の下の部分を冊と誤って覚えていたクラス全員が×をもらいました(横二本、縦一本なので、冊とは違います)。修正液も使いません(検定試験では消ゴムで消しますが)。訂正する場合、文字なら訂正する文字一つに、数字なら全てに、横二重線を引き訂正印を押して、その上に正しい文字、数字を書きます(でも小切手手形は金額を修正したら無効のはず)。仕訳を間違えた場合は修正仕訳します(本書記載の通り)
日本で起きたバブルは、土地が対象でした。土地は値下がりしないという -
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くっ! 償却累計額!
減価償却。計算が必要なので、結構引っ掛かる問題が多いです。さて、ここで問題! 私が某通信制大学のスクーリングを受けたときの話。会計学入門の講義だったのですが、そこででた質問。「木の減価償却はどうやるんですか?」(商業簿記の講義です)。先生も考え込んでいたようです。あと、私が学んだのは二十年以上前なので、当時は繰延資産として「試験研究費」があり、今回の場合「今までにないものを作ったのだから固定資産で計上するのは……と思ったらGoogleで「今はない」とわかりました(くっ殺すがいい)。
蛇足ながら、私が昔教わった時には「残存価額」というのがあり、耐用年数が終わったときに「10パーセントくらいは価値 -
ネタバレ 購入済み
くっ! おまけ漫画がない!
簿記にも関係がある(日商二級以上)、「株式会社」について。株に投資するなら、簿記ができる、というより損益計算書、貸借対照表が読めないと辛いかと。読めればいい、とは言うけれど、結局記帳方法が分からないと何をどうしてどうなった、が分からないので是非二級を取得してください(工業簿記が入るためそこが難しくなるのですが)。ところで、「徴兵制」は安価だと言う人もいますが、時間はかかるのです。体制を造り、組織を造り、そして、というわけです。日本帝国は明治維新後六十年近く時間をかけて、終戦前に根こそぎ動員ができたのですから。簡単な事業ではないのです。あと簿記警察としては、株式会社の「収益」を株主に分配してはい
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くっ! 簿記だけでなくっ!
何やら政治のお話が多くなってきましたが。それはさておき、今回は広い意味での商業の中に含まれる「保険」のお話。それを商品として売るには結構面倒な計算と正確な情報が必要で、大変なのです。しかし、なければ困るのも事実。例えば輸送中の商品に保険をかけたり、他にも貸家にも火災保険がかかったりしています。簿記とはちょっと違う話ですが必要な話です。追記「民間の商船を戦争時には軍事転用」とありますが、そもそも商船は民間の船です(他には軍艦、官公庁船、漁船などがあります)。そして、イギリスとスペイン無敵艦隊の戦い以降にも、第二次世界大戦まで(フォークランド紛争にもあったらしい)、イギリスやドイツ、そして日本で徴
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ネタバレ 購入済み
くっ! わからん!
わからん、のは私がよく学んでいなかったからで、勇者編の方です。こちらは政治経済の方も取り扱っているため、ということになります。商業は人と人を結びつけるという幅広さがわかります。そういうところを大学で学びたかったのですが……。ところで、銀行がメインである以上、女騎士さんたちはお店の再建や仲介などをしているわけなのですが、簿記検定に関して言えば、初学者が引っ掛かるのは(商品販売の)分記法と三分法、減価償却、引当金などだと個人的には思いますが、商品販売の記帳方法についてあまり書かれていないのは「そこは簿記の本で勉強してね」だと思います(あと初学者が引っ掛かりやすいのは計算を伴う仕訳、例えば利息計算し
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ネタバレ 購入済み
くっ! 面白いっ!
タイトル通りです。女騎士たちの話は経理のうち、「簿記会計(帳簿による正しい会社の状態を知る)」と「財務会計(どのような資産運用をして、利益をあげるか)」になるかと思います。勇者編は「税務会計(確定申告の際必要なことや損金扱いにする方法)」「雇用契約など直接的には会計に関係ないが影響を及ぼすこと」について書かれています。蛇足ながら「銀行簿記」もありますが基本的に女騎士さんたちは「取引先の建て直しによる貸付金回収など」が業務のようで、銀行簿記は出てきません(私も知りませんが汗)。読み返して見たら「お金について」解説していますがこの考え方は「為替手形」と同じですね! ちなみに金が信用の紙だとすると、
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ネタバレ 購入済み
くっ! 読めっ!
面白いです。何十年か前に簿記二級とったから、制度が変わってしまい(消費税すらなかった。くっ、殺せ!)、勉強し直すためにと、取っつきやすい漫画を読み始めたらはまってしまいました。簿記を始めたばかりの方や復習を始めた方にはおすすめです。ちなみに私は税法上の経費になるかならないかは学んだことがないので税務会計も含めて知りたいです。
(実は、この漫画の中で出てくる貸借対照表は、現代日本では許されていないものです。営業権(のれん)は、勝手に計上できないのです。そんなことを許したらどこの会社でも営業権を計上してしまい、結果として「正しい帳簿」にならないのです(「店の財産が変動していないから簿記上の取引では -
Posted by ブクログ
『会計が面白いほどわかるミステリ 決算書に隠された7つの罪』を読んで、作者が真面目な会計知識と引き込まれる推理ストーリーを巧みに融合させている魅力を強く感じました。本書の一つひとつのケースはまるで窓のようで、企業の裏側の実態や人間の複雑さを覗き見ることができます。
特に印象に残ったのは、登場人物の描写です。単なる数字の羅列ではなく、意思決定の背後にある心理や価値観の葛藤まで丁寧に描かれています。彼らが財務上の困難や道徳的な選択に直面する様子を通して、会計という学問の理解が公式や帳簿にとどまらず、日常生活や職業倫理、さらには社会的責任とも深く結びついていることに気づかされました。
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