なみあとのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
占い師の姉が失踪し、その穴埋めをする妹。
姉の友人(男)が仕事を手伝ってくれるのですが
妹は彼が大好きで、毎度押し押し。
慣れてさらっと流す友人の態度に
どれだけの回数と年月が? とw
客から語られる占いの内容に、冷静に考える妹。
みえてくるものがある、と言いますが
その通り、な展開でした。
推理として『視えてくる』のが、姉と妹では
やり方が違う、というだけですが。
今回の依頼者から見えてくる影は
一体どういうものなのか。
そして姉は一体どこへ?
…なのですが、最後の落ちが凄かったです。
まさかまさか、な思考回路。
この姉妹、すごいです。 -
Posted by ブクログ
解決パートを忘れてしまったと言っては締切を守らない作家の原稿から、謎を推理する女性編集者のお話
以下、公式のあらすじ
---------------------
また解決方法、忘れちゃいました!
解決パートのシナリオを忘れてしまう悪癖をもつ、現役大学生ミステリ作家が唸る結末を考え出して、やりこめたはずだったのに……
手のひらで転がされていたのは、また担当編集者のわたしでした――。
現役大学生作家・二ノ宮花壇。圧倒的な筆力と構成力、瑞々しい文体をもつ売れっ子作家だ。
……が、担当編集者のわたし、左京真琴からしてみれば、とんでもないガキである。彼が〆切を守ったことは皆無だし、生意気だし、口を開けば皮肉ばかり。
その上、「いま書いている物語の推理パートを忘れてしまう」という悪癖まで持っている。
わたしはそのたびに彼の物語を推理して、つじつまの合う結末を考えるのだが……
---------------------
覆面作家だけど、主人公が女子大生である事が多いので女性だと思われている花壇
先輩編集者から花壇の担当を引き継いだ左京真琴
解決パートの依頼がある度に、先輩は「懐かれている」と言うが……
変則的な日常の謎ものですね
花壇の身の回りのお店や出来事をモチーフに物語を書くので、実際にその場所に行ってみるパートがある
実際と物語では違っているところは、敢えて描写したという事なわけで、ミステリとしてフェアであるためのメタ的なヒントになっている
喫茶店で出くわしたカップルの男性が怒った理由、寮の幽霊騒ぎ、部室のお菓子パーティーで毒を盛られたという真相等々
解決のヒントや伏線、ミスリード、推理の穴の指摘等、ミステリの基本的な形がちゃんと構成されている
ただまぁ、最後のオチは最初からそんな事だろうとは思ってたよ
設定自体が不自然ですものねぇ