足立紳のレビュー一覧

  • それでも俺は、妻としたい(新潮文庫)

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    愛すべきダメ夫は、ひたすら妻とのセックスのことばかり考えている。年収の低いダメ夫なのに、なぜか憎めない。映画化もされた作品。こんなに可愛げがある夫だったら、私はかわいがっちゃいそうなんだが…笑。

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    2025年11月16日
  • 喜劇 愛妻物語

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    濱田 岳と水川 あさみの主演した映画の原作。
    映画を先に見たけど、映画も面白く良かったです。
    それと同じくらい原作も面白かったです。

    無職同然の脚本家ダメ夫の豪太と恐妻のチカと娘のアキとの取材を兼ねた家族旅行。
    旅行の舞台が香川県高松市と小豆島。

    小説でも映画でも僕の地元が出てくるのは嬉しいですね。
    高松駅、商店街、ヘルシービーチなどが描かれていて読んだ後に行ってみたいと思いました。

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    2024年07月02日
  • 連続テレビ小説 ブギウギ Part2

    購入済み

    読みやすい。

    パート2がいつ出るかと心待ちにしていました。
    パート1は今から始まるドラマへ向けてのワクワク感があり
    パート2は終わってしまうドラマの総集編というか、手垢が付くほど読み込みたくなる作りになっていて購入して良かったと思いました。

    #共感する

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    2024年03月12日
  • こどもしょくどう

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    ネタバレ

    映画のノベライズ。主人公のヒロトは小学五年生。妹にミサがいる(小一くらいか?)。食堂を営む両親はシングルマザーで育児放棄状態のクラスメイトのタカシに夕食を食べさせ、食事を持たせてやる。しかし、タカシはぼんやりとしていて、上級生からいじめを受けている。ヒロトは言い返さない無気力なタカシにイライラしながらも、なすすべがない。

    そんなある日、ヒロトは路上に止まる一台の車で生活している姉妹、ミチルとヒカルに出会う。こっそり食事を持って行ったり、妹のヒカルの言葉のままに母を探しに4人で旅に出るが、結局、子どもだけの力では何もできずに帰宅。戻ると、生活していた車がめちゃくちゃに壊され、警察や自動相談所の

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    2022年08月21日
  • ポジティブに疲れたら俺たちを見ろ!! ままならない人生を後ろ向きで進む

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    「普通」ってなに?なんて屁理屈をよく聞くが、普通とは「大多数」のこと。「大多数」のほうにいればこの世を生きていくのは楽だ。この世には色んな形の「マイノリティ」の人がいて、それぞれに生きづらさを抱えていて、映画ではそういう人たちの苦しさや、周囲の多数派はどうすべきかなんてことが描かれるものがたくさんあり、私だってそういう作品に感動してきたりもしたが、いまこうして息子とせつしていると、「多数派」にいてくれりゃ、こっちも楽だったのになんて思いしか出てこないのが本当に情けない。大分豊後大野 三国屋旅館 藤井酒造麦焼酎「泰明」

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    2025年11月18日
  • 弱虫日記

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    ネタバレ

    憧れとは異なる自分。恐怖に勝てない自分。咄嗟に自分を守ってしまう自分。前言撤回したくなる自分。
    主人公の葛藤はわりと身近なものに感じた。積み重なり、弱さが明るみになったときの自暴自棄さ、それでも変わりたいと願った必死さ。
    そして、それは憧れた相手、いけすかない相手も同じなのだと思わせてくれる。
    弱さゆえの底意地が、個人的にはいいな、と思った。
    ただ、冒頭の不良行動が頭に残っていると引っかかって共感しにくいかもしれない。

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    2025年10月02日
  • したいとか、したくないとかの話じゃない

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    ネタバレ

    なんとなくタイトルに惹かれて手に取った
    着信のうんこマークは笑った笑 自分の義母になる人とこれからそういった関係にならないように祈りたい
    帰省中に電車で読んだので描写が結構な頻度で生々しくて読みづらかった笑
    終始したいとかしたくないとかの話だったように思えてタイトルに疑問を覚えないこともなかった
    彼氏とはそうなっていきたくないなとは思ったり、するがこういった夫婦は多いような気がする
    二階堂がただのおじさんであると気づき熱が冷めながらも後にひけない恭子になんとも言えない気持ちになった

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    2025年07月21日
  • 弱虫日記

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    弱虫日記というタイトルから想像していた内容とは違い、小学生から中学生になる男子小学生の「仲間」「受験」「いじめ」などの問題を通じて、人間的な成長をしていく。どこの小学校でも起きていそうな日常+αな感じが良い。主人公の母親の豪快なキャラクターも良い。

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    2023年11月03日
  • こどもしょくどう

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    サラッと物語が進んで、あっという間に終わっていく。
    (アニメ映画以外で初めて読んだノベライズ本が
    「小さな恋のうた」だったからそう感じるのかもしれない。)
    映画で見たら感じ方が違うのかもしれない……と思いましたが!
    これ、児童書なんですね。納得。
    大学生が読んだらそう思うのは当たり前ですよね( ˊ꒳​ˋ ; )

    「こどもしょくどう」という名前に惹かれて
    書店で取り寄せし、購入しました。
    児童書ってお高いんですね……。ノベライズだから?

    内容には触れません。
    考えさせられる内容でした。
    児童福祉に興味がある小学生におすすめかもしれません。


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    2023年07月13日
  • 弱虫日記

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    親や環境に左右される不条理な世界で、力強く生きる子どもたち。
    力関係が大きく作用する関係性の中で、それぞれ悩んだり苦しんだりしながらも、一番大事なものは何か、かっこよく生きるってどういうことなのかを考えている。
    子どもたちなりの思いやルールがあって、それを一途に守ろうとする姿にグッとくる。
    爽やかな読後感のある本。

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    2023年07月09日
  • こどもしょくどう

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    子どもは親を選んで生まれてくる事は出来ない。そしてどんな冷たい親であれ子どもにとっては大切な愛すべき人。
    親の身勝手で子どもの未来を閉ざすなんて
    辛すぎる…産み育てる中で放置された子ども達が誰に非難される事なく自由に自分の意志を持ち生きていける環境を整えてあげる事が私たち大人にできる事なのかもしれない。世界には恵まれない子ども達が沢山いる、報道されている難民の子ども達だけではなく目の前にも愛に飢えた子ども達がいるのにそれを見ないふりしてしまう自分がいる気がする…私に何ができるのだろう?と思い知らされる。

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    2023年06月19日
  • それでも俺は、妻としたい(新潮文庫)

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    金と自信としごとのない男は浮気しない。
    愛すべきダメンズのあたらしいパターン。

    シャレんなんないくらいリアリティがある。
    たのむから、やらして。

    こんなこと言えないよな、嫁さんに。


    こんなやつ共感したくない。
    けど周りにも結構こころあたりある。

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    2022年11月20日
  • 14の夜

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    舞台は1987年8月、鳥取県のとある田舎町 中学生の「タカシ」が主人公です。

    隣に住む巨乳の幼馴染である「メグミ」タカシの友人達 「岡田、竹内、ミツル、金田」 タカシの母、姉、姉の婚約者、ビデオ屋の主人、女店員など全ての登場人物が絶えず脳内映像で動いていました。

    特にタカシが反発する父親の描写はもう嫌になるくらいコミカルで面白い。

    80年代を地方で過ごした少年達の日常が泥臭さく、時に切なく、そして瑞々しく描かれた作品です。

    映画も見たくなりました。

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    2021年05月17日
  • 弱虫日記

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    やはり、友達の前でもどこがて強がってしまう。
    でも、主人公の勇気を振り絞っていく姿勢に心打たれました。

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    2021年01月23日
  • 喜劇 愛妻物語

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    無職同然のダメ夫と働き者でしっかり者の妻。どんなに激しく罵り合おうとも、夫婦の関係を諦めない男女をコミカルに描く人間賛歌小説。
    激しいバトルの一方で、夫の情けなく儚い性欲が毎日発生するのが可笑しい。"結婚とは、永遠に続く倦怠期"は名言。旅行やショッピング、子供の存在は、その倦怠期を解消する役割でもある。

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    2019年12月01日
  • 14の夜

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    1972年、鳥取県生まれ、足立紳さん、「乳房に蚊」がユニークで面白かったので、「14(じゅうし)の夜」(2016.12)を読んでみました。著者は乳房(オッパイ)への思い入れが殊の外強いものと察しました(^-^) この本は中学3年生の「タカシ」が幼馴染みで今は巨乳の西野メグミのオッパイへの強い憧れを描いたものです。

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    2019年07月17日
  • それでも俺は、妻としたい(新潮文庫)

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    一言で言うなら、夫婦漫才。

    クリーンな社会を望む令和だと、なかなか受け入れられづらい内容だけど、他人にはわからない繋がりみたいなものが、それぞれの関係の中にあるんだろうな、と言うのが本当のところ。

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    2025年05月05日
  • 喜劇 愛妻物語

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    なんだかんだ、思ったことを声に出し合えることは夫婦関係を続けていくのに大切なことなんだなと思った。ダメダメでもなんだかんだ愛がある2人の関係、いい夫婦だなと思う。

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    2025年01月17日
  • それでも俺は、妻としたい(新潮文庫)

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    第三者には分からない、夫婦の繋がり、想いが、喜怒哀楽交えてわかりやすい。
    クズ過ぎる、言葉が汚すぎる、思う所は色々あるだろうが、2人の中にあるものだから、客観的に楽しめました。
    でも、思う。
    お前は思考回路イカれてるし
    あんたは口から出る言葉が汚ねーよって。

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    2024年10月02日
  • それでも俺は、妻としたい(新潮文庫)

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    「ブギウギ」の足立紳。
    何年か前に見た監督・脚本の映画「喜劇 愛妻物語」はとても好きだった。
    巻末の北上次郎さんの解説によると、この「喜劇 愛妻物語」を原型としたのが本書、とのこと。主人公の脚本家を目指すダメ男も、夫に罵詈雑言を浴びせる妻も馴染みがあった。
    でも小説だと、夫のダメぶりが微に入り細に入り細に入りすぎて読むのが少し辛かった。
    そりゃあ、チカちゃん怒るの無理ないって思ってしまう。

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    2024年04月20日