【感想・ネタバレ】したいとか、したくないとかの話じゃないのレビュー

あらすじ

うだつのあがらない映画監督の夫に愛想を尽かした恭子は、内緒でシナリオコンクールに応募、見事に最優秀賞を受賞し脚本家デビューを果たすとともに、経済的にも精神的にも自立しようとする。一方、不倫相手に捨てられた夫の孝志は久しぶりに妻を誘うが……。発達障害の疑いがある息子の子育て、コロナ禍での不自由な生活に行き詰まった二人は、ついにぶつかり合うことに。NHK連続テレビ小説『ブギウギ』で注目の脚本家が描く、罵声飛び交う夫婦の愛憎劇。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

ネタバレ

なんとなくタイトルに惹かれて手に取った
着信のうんこマークは笑った笑 自分の義母になる人とこれからそういった関係にならないように祈りたい
帰省中に電車で読んだので描写が結構な頻度で生々しくて読みづらかった笑
終始したいとかしたくないとかの話だったように思えてタイトルに疑問を覚えないこともなかった
氏とはそうなっていきたくないなとは思ったり、するがこういった夫婦は多いような気がする
二階堂がただのおじさんであると気づき熱が冷めながらも後にひけない恭子になんとも言えない気持ちになった

0
2025年07月21日

Posted by ブクログ

祝!朝ドラ「ブギウギ」脚本作品。ラス前放送の(125話)スズ子が羽鳥善一に引退の本当の理由を告げる故由には、125話分を溜めた大鍋をひっくり返すが如く納得させられました。そんな見事な脚本を書く作家と、この愛すべきクズ小説の著者がどうにも重ならない。
その愛すべきクズ小説については、夫婦と子供1人の3人家族という小さなフィールドのフィクション。脚本家が主人公なので自身の身を削るかの如くなかなか踏み込んではいるものの、全てがささいなことの積み重ねでくだらないが、それが生々しくもあり、主人公の器の小さな男の心理状態が如実に表現されています。そしてその男は微笑ましい程情けなくセコい。そのセコい男と結婚したが故、恐妻と化した妻との家庭内での心理戦や会話もリアルで笑えます。
しかしながら「それでも俺は、妻としたい」と今作はかなり類似しているので流石に辟易してしまいました。

0
2024年03月29日

「小説」ランキング