嶺里俊介のレビュー一覧

  • だいたい本当の奇妙な話

    購入済み

    奇妙な話

    著者は周りからタメさんと呼ばれ、自分が奇妙な体験したのを本にしたものです。奇妙な体験以外にも気分が落ち込みそうになります。例えば、タメさんの上司から「あなたの笑った顔が嫌いなんですよ」がありますが、上司もオブラートな言い方はなかったんでしょうか?

    #ダーク #切ない #怖い

    0
    2025年01月20日
  • 昭和怪談

    Posted by ブクログ

    シンプルなタイトルに惹かれて、敢えて一切情報無しで読みました。昔の怖い話を集めたのかなぁと。そういうのでは無く、昭和の各年代の背景に沿った不思議な現象、人、妖衆に人間が翻弄されていく感じ。身の毛もよだつより、最終的にぞっとする。時には涙腺を刺激する。一話ごとに昭和の時代が変わっていくのを感じられのも良かった。学びにもなりました。

    偶然見かけて読みましたが、出会えてよかった。

    ◯短編集は忘れちゃうので自分用
    ・昭和零年代 新しい朝

    ・昭和十年代 雨の救急車

    ・昭和二十年代 愛しき我が家へ

    ・昭和三十年代 最後の紙芝居

    ・昭和四十年代 ちいら

    ・昭和五十年代 村祭り

    ・昭和六十年代

    0
    2023年07月16日
  • 地棲魚(ちせいぎょ)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    表紙の絵が秀逸。山神がどんどん人を追い詰め、殺していく様は緊張感があり、主人公も殺されて物語が終わるのでは?と感じる場面もあった。
    面白かったが、人物の動きが激しいシーンの描写がよくわからないことがあり、丁寧に読んだ方が楽しめる作品だと思う。

    0
    2025年02月08日
  • だいたい本当の奇妙な話

    Posted by ブクログ

    世にも奇妙な物語のような、ホラー色強めの作品や不思議な作品が混在する短編集。作中の主人公が体験したものごとについて、書き綴られている設定がまず面白いし、初読みの作家さんだったけど、色んな見方があって楽しめた。

    0
    2022年11月21日
  • 星宿る虫

    Posted by ブクログ

    日本ミステリー文学大賞新人賞受賞作を読んでみようと手に取った。本作品は2016年受賞作。感染すると老化が進み虫がふ化。体を食い尽くされる…。読んでみたらSFホラーパニック小説だった。グロテスクにマニアックに書き込まれている。さすがこだわり満載。

    0
    2021年01月16日
  • 霊能者たち

    Posted by ブクログ

    除霊の方法が斬新的でびっくり。そしてほとんどの霊はすぐに霧散し悪さをするのはほとんどいないのと風通しをよくしていればいなくなるとの事。カメラに写っているのもそう見えるだけと今まで読んだホラーや霊媒師の話とはまた違った解釈をしていて面白かった。淡々とした文章なので読みやすいが再読したいとまでは思わなかった。

    0
    2025年02月26日
  • ちょっと奇妙な怖い話

    Posted by ブクログ

    私は進木独行というホラー系作家である。
    本書では、私自身がこれまでの人生で体験してきた奇妙な出来事を綴っている。


    作者さん曰く、「だいたい本当ですがフィクション」の怖い話の詰め合わせ。
    ちなみに、何故かこちらから読んでしまいましたがこちらシリーズの2作目で、『だいたい本当の奇妙な話』という本が1作目に出ています。

    体験に基づくと前置きがあるだけあり、本当に実際に体験したようなリアリティのあるちょっと不思議だったり奇妙だったりする話が9話収録されています。石垣島で目撃した奇妙な生物や、詐欺犯を追う企画の話だったり、がっつり「逝きかけた」臨死体験の話だったり、ホラーなのか? と言われるとちょ

    0
    2025年02月23日
  • 走馬灯症候群

    Posted by ブクログ

    幼いころの懐かしい思い出の夢。突然見るようになった不思議な夢は、学生時代、社会人時代と、だんだんと現在の自分に近づいていく。そして現在に追いついた時、その人は必ず死ぬ。
    恩師が調べていた「夢喰い」というその奇病の正体を突き止めるため調査をする牧野は、中学の後輩で通信会社社員の咲元が「夢喰い」に感染している事を知る。


    走馬灯のような夢が現実に追いついたら死んでしまうという謎の奇病「夢喰い」の正体を探っていくホラーサスペンス小説です。
    どうやらこの奇病、死ぬ前に話した人へと感染していくらしい。この病の正体とは、そしてそれを止める手段とは。「夢喰い」という怪異の正体を探っていく牧野サイドの話は怪

    0
    2024年06月06日
  • 地棲魚(ちせいぎょ)

    Posted by ブクログ

    人を喰らって若返りを繰り返す異形の者との戦いを描いたホラーサスペンス。
    両親を失くした片桐真治は、母方の叔父に会いに南房総を訪れる。母の実家では『的』と呼ばれる異形を探知できる『矢の者』と呼ばれる能力者が生まれる家系で、実家と絶縁していた母から得られなかった情報を求めて叔父を尋ねるが、片桐はその帰路で交通事故に会ってしまう。
    さらに家への放火や親友の家族を殺されるなどの事件が続き、片桐は身の危険を感じ始める…


    『矢の者』の使命は『的』を追い詰めて殺すこと、とあるので化け物との異能バトル的なものかと思いきや、本当に『的』を探知できるだけで戦闘に特化した力では全くない。
    そのへんは少し拍子抜け

    0
    2024年05月25日
  • 霊能者たち

    Posted by ブクログ

    適当に表紙見て借りたけど
    意外と面白かった。
    でも除霊はな…やったら楽しいのかな?笑
    うちの母は霊能者でしたが
    食べてはいなかったよ

    0
    2022年11月01日
  • 霊能者たち

    Posted by ブクログ

    【収録作品】鳥は涙を流さない/霊能者の矜恃/無精狐は義理堅い/山姥はもういない/はじめての失敗/生き仏

    0
    2021年02月05日
  • 霊能者たち

    Posted by ブクログ

    表紙が印象的。内容はタイトル通り霊能者たちの話。世間に知られないよう通り名を持ち、徐霊やお祓いをするネットワークがある。霊は風通しの良い場所や特殊清掃後には留まらないというウイルス並みの扱いに比べ、徐霊方法がグロテスクだった。

    0
    2021年01月07日
  • 地霊都市 東京第24特別区

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    最先端のテクノロジーを駆使して創られた東京第24特別区。神代率いるSC特別区安全管理センターに勤務する専任オペレーターチーム『スカイ』VSテロリストのセキュリティ攻防戦はおもしろかったけど、専門用語が多すぎて(^^;)
    そして地霊って???スカイのロゴが付いた白いジャケット、目の前にいても疑念を抱かない、記憶にも記録にも残らない、じゃあこの人!!モヤモヤしてたのがスッキリ。

    0
    2020年11月23日
  • 地棲魚(ちせいぎょ)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    表紙の絵が不気味。
    「矢の者」と「的」の謎を追ってゾクゾクしながら読み進めていったが、片桐と貫井VS「山神」のクライマックスシーンはちょっと軽くなってしまったかな?双方が持つ能力に差がいありすぎるよー。

    0
    2020年10月08日
  • 星宿る虫

    Posted by ブクログ

    うーんこれはミステリーではなくて完全にSFだな。
    後味悪いし何が書きたかったのか・・・。
    日本語の表現も何やら文章として分かりにくい。セリフも少女がおっさんのような言い回しをしたりちょっと不自然だったかな。

    0
    2018年04月29日
  • 星宿る虫

    Posted by ブクログ

    最後まで飽きずに読めた、が、好き嫌いは分かれる話だと思う。正直最後はエログロラノベ感が拭えなかった。

    0
    2018年04月27日
  • 星宿る虫

    Posted by ブクログ

    嶺里俊介『星宿る虫』光文社文庫。

    第19回日本ミステリー文学大賞新人賞受賞作。ミステリーというよりはバイオ・ホラーSFといった趣の作品。

    少し期待して読み始めたのだが、余り面白くなかった。スッキリしない結末と的を絞り切れていない展開にイライラが募るのだ。奇抜なアイディアをいくら山積みしようが、安っぽい見本市みたいな感じで、全く面白味は無い。

    0
    2018年03月13日