チャールズ・ペゾルドのレビュー一覧

  • チューリングを読む コンピュータサイエンスの金字塔を楽しもう

    Posted by ブクログ

    チューリングの原論文に著者の注釈をつけた形式で書かれている。
    注釈が非常に読み応えがあり素晴らしい。
    (以下、私が一読した上での理解と感想を書きます。なにか間違った記述があったとしたら私の理解不足によるものです。)
    「一階述語論理に関する決定手続き問題」を証明するために、「計算可能性とはなにか」をチューリングは考え
    「人間が計算できるすべての数を計算できる機械」を考え出し
    チューリングは、その機械のプログラムにあたる記述を論文で与えている。
    チューリングマシンは、「人間が行う計算とはどんなものなのか」を分析して生まれていたという点が興味深かった。
    そして、そのチューリングマシンが現代のコンピュ

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    2019年01月12日
  • チューリングを読む コンピュータサイエンスの金字塔を楽しもう

    Posted by ブクログ

    この本の最初と最後に古代ギリシャのディオファントスという数学者が登場する。
    ディオファントスが数学に傾倒した動機は、息子を失った悲しみを癒すためだという。

    有名な数学者が数学をやるようになったきっかけは大抵の場合、純粋な好奇心や偉大な功績を残したいがための野心だと思う。
    ディオファントスの例は個人的にかなり驚きだった。

    ただ自分にも心当たる節がある。
    数字の事を考えている時は、日々の生活の苦しみを忘れて、少しだけ高尚な次元にいられるような気がする。

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    2018年03月31日
  • プログラミングWindows第6版 上 ~C#とXAMLによるWindowsストアアプリ開発

    Posted by ブクログ

    ここ最近、WindowsアプリをWPFで開発しています。
    しかしWPFの情報は非常に少なく、ピンポイントで欲しい情報が得られない。

    この本では、そんなWPF初心者の知りたいことがほぼ解説されている。
    数年前にこの本を読んでいれば人生が変わったかも。

    特に6章までの内容はとてもためになった。
    ・マークアップとコード
    ・XAML構文
    ・基本的なイベント内容
    ・パネルを使った表示
    ・コントロールとのやり取り
    ・WinRTとMVVM

    あとはサンプルコードのクラス設計がシャレオツだなと思ったり。

    残念な点は、
    翻訳ものであるため日本語表現に微妙な違和感を感じる。
    執筆者どうでもいいアメリカンジョ

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    2020年01月31日