新聞記者である主人公が、文豪と“食”を結びつける「文士のお取り寄せ」なる企画を立案。デスクと2人して取材に行ったり飯食ったり文学ウンチクを披露するマンガ。
「この人といえばこの料理!」みたいなものがハッキリしている作家が少ない(荷風くらい?)ので、取り上げられる食べ物に異論を唱えたくなる文学ファンもいるかも。
本編以外にも原作者・壬生篤氏のコラムが載っているのが嬉しいですね。
第2話「再現!正岡子規の“食”」が素晴らしい(結局お取り寄せ意味ないけど)。
同テーマであれば、嵐山光三郎先生の『文人悪食』シリーズの方が好みです。