村井浩紀のレビュー一覧

  • 勝負師 孫正義の冒険(上)

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    ソフトバンクの孫正義さんのアメリカ人による伝記の前半部分。他の伝記より企業の買収を繰り返したあたりの記述が多い。色んなビジネス、高額な買収勤学となり読んでいてもついていけなくなった。
    誰しもビジネスで成功し、その成功を振り返ると自身の努力や商機を逃さない商才に負う部分と、好運に恵まれたと感じる部分もあると思う。しかし孫正義は躁状態かと思える程、常に積極的、楽観的である。この本を読むと何度も危機を迎えながらも、たまたまと思える運に助けられてソフトバンクの孫正義は邁進する。
    そしてこの本から分かることは孫正義は単にお金を目的でビジネスをしているのではないだろうという感じである。自身を坂本龍馬に投影するなど、インターネットやIT化、DXなどの波の先端で波乗りをしているかのような孫氏の姿を知ることができた。
    孫正義は何もない九州の貧困の出なのであった。失うものは何もないが故に、獲得したものをまた失う事も厭わないという一種のクレイジーさを垣間見る思いがした。

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    2026年01月08日
  • The Power Law(ザ・パワー・ロー) ベンチャーキャピタルが変える世界(下)

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    特に第9章、第13章が最高に面白かった。
    ハンズオン支援を一切やらなくなり、あくまで創業者のために投資を行うスタイルがピーター・ティールのファウンダーズ・ファンド。

    資本構成の見直しから経営の執行・監督まで幅広く関与し、創業者ではなく会社のためのバリューアップとは全く真逆にスタイルが2000年代に出てきた後、

    少しだけアンドリーセン・ホロウィッツにより揺り戻しが起こり、会社のためのバリューアップに力点が置かれるようになった。

    よく「VCはバリューアップできるものなんて何もない」という人もいるが、そういう人はまずこの本を読むべき。歴代の著名VCがいかにしてスタートアップを助けてきたがわかる。

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    2025年10月11日
  • The Power Law(ザ・パワー・ロー) ベンチャーキャピタルが変える世界(上)

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    ソフトバンクの孫社長も登場する。1950年代以降のベンチャーキャピタルビジネスにおける重要案件が記載されている。
    ソフトバンクがビジョンファンドでやっていた投資方法(巨額の資金を投資対象先企業に一気に入れる。断ったら別の会社にこの金を入れるといって脅し、無理やり受け取ってもらう。特にバリューアップをするわけではない)はすでに2000年代頃からやっていたのだと知り驚いた。

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    2025年05月11日
  • 戦場としての世界 自由世界を守るための闘い

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    ネタバレ

    トランプ時代に国家安全保障問題担当大統領補佐官を務めていた著者が、長年の軍人としての経験と合わせて、国際紛争に関する広い知見を提供しているのが本書だ。

    日本語版では600ページを超える大著でとにかくその要領に圧倒されてしまうが、内容は世界中の紛争を網羅的に捉えており、アメリカの高官はこれだけの情報を処理しているのかと呆然としてしまう(それでも中南米やアフリカは含まれていないのだ)。

    ロシアによるウクライナ侵攻の後で本書を読むと、おそらくアメリカは比較的早い段階からロシアの動きを察知していたのではないかと思わされる。日本人の自分には想像もつかない世界だが、彼のような安全保障の専門家かつ最前線にいた人間からすると、世界はまだまだ争いに満ちているのだろう。

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    2022年06月29日
  • ボルカー回顧録 健全な金融、良き政府を求めて

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    ボルカー議長の回顧録。ウォールストリートではなく 行政官の出身だったということ ホロコースト関連のスイス銀行界との調整関わるなど知らなかった側面も。もちろん金融政策の部分も分厚い。良書

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    2021年08月13日
  • ボルカー回顧録 健全な金融、良き政府を求めて

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    ポール・A・ボルカーの人生の回顧録。

    ウォーレン・バフェットが今年の「株主への手紙」で薦めていた本である。

    尊敬されるべき高潔な公僕であり、米国だけでなく世界の健全な金融の発展に尽力した人物である。
    「健全な通貨」「健全な金融」「良き政府」この3つを追い求めろ、とのあとがきがある。

    ストーリー立っていて面白く、公職ではあるが給与の話もかなり出ており面白い。
    また、レーガン大統領から利上げしないように介入されたという逸話も披露していた。常に理想を追い求めながらも、現実と折り合いを付けようとハードワークした稀有な存在であったことがうかがえる。

    後世、ドット・フランク法で自己勘定での運用を制限したボルガールールという法令に名を冠した。

    多くの人が彼を尊敬しているのだろう、そんな印象だった。

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    2020年08月24日
  • 戦場としての世界 自由世界を守るための闘い

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    『戦場としての世界』は、元米大統領補佐官H・R・マクマスターが緊迫する国際情勢を冷徹に分析した地政学の必読書です 。
    自国の都合で現実を歪める「戦略的ナルシシズム」を批判し、相手の歴史や動機を理解する「戦略的共感」の重要性を説く本書は、中東情勢が緊迫する今こそ自由主義社会の取るべき抑止策と覚悟を教えてくれる示唆に富んだ一冊です 。

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    2026年08月29日
  • ベンチャーキャピタル 未来をつくる者たち(上)

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    仕事の関係で読むことに。
    今やバリバリの大企業、VCの成り立ちを丁寧に描いており、とても勉強になる。

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    2026年04月26日
  • 勝負師 孫正義の冒険(下)

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    ひとことで言うと、目から鱗の本でした。外国人の重役の性格評が、いささか鼻につくが、経済史として、面白い。

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    2026年02月05日
  • 勝負師 孫正義の冒険(下)

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    会社の買収を繰り返す孫正義の動向をよく詳細に追跡取材したものである。利殖の成功と失敗、ヘッドハンティングの仲違い。孫正義はかつての仲間が離職しても悪くは言わないようである。悪口は何も生み出さないことを知っているのだろう。また、この本によると孫正義は財をなすだけではなくデジタル化や、インターネット革命に付随する世の中の大潮流を自ら駆動し、世界変革を起こすチンギスハーンやナポレオンだと自認しているようである。
     確かにブロードバンドや携帯をネット取引、電子マネーなどソフトバンクの恩恵を蒙っていることは確かであるが、孫正義オリジナルなるかというとそうでもないだろう。オリジナルでなくても価値を創出したかのような利益を得ることができるのもデジタルの特徴だろう。旧来の製造業は機械であれ電子であれものづくりから離れるわけにはいかない。ところがM&Aを繰り返す孫正義氏はそういった企業の上にちょこんと居座ってしまう。
    年齢からいって孫正義氏もあと10年だろう。今後のソフトバンクの動向にも注目時代。

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    2026年01月29日
  • 勝負師 孫正義の冒険(下)

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    イギリス人の経済誌の元編集長の眼で日本の在日朝鮮人である孫正義の通信インフラ事業とテクノロジーの進化と共にビジネスの拡大の光と影を客観的に描く。
    第17章で携帯電話事業とヤフーのブロードバンドサービス事業を結び付けるためNTTやKDDIに対抗する第3勢力としてのボーダフォン日本法人買収の経緯が描かれる。
    第18章で赤字のブロードバンド事業と低迷する携帯電話事業を打開するための方策として孫の人脈であるSジョブスとの関係から強力なツールとしてiPhoneの日本向け市場の販売独占が功を奏する。
    第19章で豪華な自宅建設のエピソードや彼のプライベートな領域の行動パターンの一端が読み取れる。
    第20章では更に彼の愛国者的な救世主としての使命感のような一端が東北大震災の支援事業を通じて感じられる。
    第21章でアメリカの通信事業として第3の勢力構築のためにスプリントを買収し、更にTモバイルUSを買収するプランの経緯が描かれる。これは孫が日本の市場のみならず世界的な市場(実際は資本主義の頂点であるアメリカ市場)の進出による事業拡大のプロセスであることがよくわかる。
    スプリントとTモバイルUSの合併が独占禁止のハードルにかかり困難に直面する過程も描かれる。
    第22章では孫の後継問題にからみ、インド系の人材ラジーブ・ミスラとニケシュ・アローラの緊張関係やソフトバンクの役員会における摩擦(アローラの拝金主義)から最終的にはアームHDの買収案の対立からアローラは会社を去ることになる経緯が興味深い。資本主義の理屈(原則)から言えば、拝金主義が批判されることはないだろうが、孫ないしソフトバンクに流れる日本文化ないし理念に対する敬意を欠くことは孫の後継としては適格性を欠くということだろう。またそもそも孫が60歳で引退するなどと言うことは彼の性格からいって冗談でしかなかったというわかりきった結論だった。
    次章ではアームHDの買収にからむ孫の行動力が如何なく発揮される。
    通信事業における半導体の設計の重要性について深く理解した上での巨大投資に驚かされる。
    第5部第24章以下では事業家と言うより投資家としての側面が強くなりファンドを創設するためラジーブ・ミスラの人脈からの行脚が描かれる。最終的にサウジアラビアら中東のオイルマネーを中心としたヴィジョンファンドが創設されるがその契約条件がソフトバンクを苦しめることになる。
    またファンドの収益還元のための投資がウイーワークのような杜撰な(あるいは孫の過去の投資成功経験に依拠しすぎる直感)判断によって手痛い損失を被る。
    投資家のバフェットの投資スタイルとの出資依頼の面談を通じての対比は面白い。
    また世界的なコロナ禍から経済の崩壊をファイナンス面から回避するための金融緩和がソフトバンクグループを結果的に救済する一端となったことは運の強さを感じる。
    しかし役員会で孫に苦言を呈することができる柳井やジャックマーらが離脱してしまい、結果的に様々な投資損失を生んだことは必然だったろう。
    それでもAIのビジネスひいては生活への導入を図るための投資に坦々と進む姿が前向きなのは、誇大妄想といわれるか
    未来への伝道師と言われるか目の離せない存在であることは間違いないだろう。

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    2026年01月03日
  • 勝負師 孫正義の冒険(下)

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    フィナンシャルタイムズ元編集長による孫正義録の下巻。
    上巻にも増して孫正義氏の破天荒ぶりが本当の冒険小説のよう。特に外国人幹部たちの挙動は事実とは思えないほどの強欲さがありNetflix化待ったなしの内容。
    日本人が著した本だとどうしても孫正義氏を成功した聖人扱いする部分があるので(本人インタビューが主なので仕方ないのだろうけど)、忖度なしの報道資料から構成された傲慢で成金の側面を持った孫正義像は新鮮である。
    一方、事実ベースを重ねていった結果、物事の主語や因果関係に混乱が生じる場面が多々ある。意図的なのかもしれないが。
    億万長者から一転リーマンショックで負債を抱え、スプリント、後継者問題、ソフトバンク・ビジョン・ファンドなどなど我々が輪廻転生を繰り返しても経験しないであろう試練に幾度も打ちひしがれ、それでも不死鳥の如く蘇り、エピローグでAGIについて意気揚々と語る孫正義はやはり人と惹き付けるチャーミングでピュアな人物なんだろうなと思う。

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    2025年12月01日
  • 勝負師 孫正義の冒険(上)

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    FTの元編集長が日本やアメリカ、韓国とは異なる第3者的な視点から日本の財界(エスタブリッシュメント)のアウトサイダーと見られてきた孫正義の生い立ちから前編ではアリババの大株主になるまでを時系列的に描く。
    ドットコムバブルの破綻やヤフーBBを筆頭としてブロードバンド革命から来るECやインターネットの浸透を見通す先見性が如何に養われてきたかアメリカ留学時代からの投資哲学、投資歴の蓄積が客観的に記述され興味深く読める。
    SBI北尾氏との離別やリップルウッド、ヤフーとの駆け引き等飽きることなく読み進める。

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    2025年11月12日
  • 勝負師 孫正義の冒険(上)

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    フィナンシャルタイムズの元編集長による孫正義録。"The Gambling Man"というタイトルが言い得て妙。国内の孫正義伝と異なり、公開情報を基にした忖度なしの物語が面白い。常々語られる孫氏の武勇伝の光の部分に対して、影の「きな臭さ」にもしっかり触れられており面白い。
    本書の登場人物はみな大物もしくは今や大物となった人物で、早くから孫氏がグローバルに人脈を構築してきたことがよくわかる。そうした人々に対して30代の孫氏が臆することなく大ぼらを語って交渉する姿は字面を通して迫力を感じる。インタビューに応じている人たちは億単位で損害を被った人や結果利用された人が多くいるが、{一部怒り心頭の人もいるようだが)口をそろえて「常人離れした能力を持った憎めない」と評しているのが面白い。
    壁にぶつかって転んでもそれを大きく乗り越えて成長する不屈の精神を持った孫正義氏の物語はやはり刺激を受ける。

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    2025年10月22日
  • 中国の大戦略 覇権奪取へのロング・ゲーム

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    450ページ以上の大著!電車で読むには分厚い、重い。
    しかも内容が細かい。
    ということで飛ばし読み。

    かろうじて理解したのは、、、
    中国は再び地球の覇権を持つことを常に意識してきた、
    それが鄧小平時代の、
    1989年の天安門事件、1991年の冷戦終了、続くアメリカのイラク戦争、
    これにより、アメリカは中国をつぶそうとしているし、その力がある!
    と認識、戦略を改めた、ということ。

    そして経済成長を重ね、確実に世界経済に占めるシェアを高め、世界への影響力を高め、
    ある面ではアメリカを超えている現実がある。
    ここにきて失速、いつ経済が崩壊するか、という懸念はあるものの、
    経済大国になったことは間違いない。
    アメリカと覇権を争う資格は十分ある。

    ここで思うのだが、、、
    日本はとにかくアメリカべったり。
    同盟を結んでいるとはいえ、実質は大東亜戦争敗戦から属国状態。
    バブルピーク時はアメリカを脅かす経済力を誇ったが、今は見る影もなし。
    一方アメリカも、日本躍進時は衰退と思われたが、移民増もあり、DXの力もあり、どっこい生きている。
    ただ白人労働者の働き口は少なく、トランプに煽動されている実態。
    少なくとも日本が盲目的についていっていい国ではない。
    むろん、だからと言って中国に属せよなどというつもりは毛頭ない。
    突然会社員を逮捕するような人権無視の国に未来はない。

    とはいえあくまで経済あっての政治、逆か?
    とにかく中国と付き合わない手はないし、現に付き合っている。
    政治がやたら煽るだけ。

    アメリカを盲目的に信じることなく、中国と両睨みで行くのがあるべき姿ではなかろうか。
    なんたって中国は隣国なのだから、、

    斜め読みだが中国の恐ろしさ、したたかさは雰囲気として伝わった。

    謝 辞
    序 章

    第1章「一貫性のある思考と行動の枠組み」 大戦略と覇権国を中心とした秩序
    第2章「党がすべてを指導する」 ナショナリズム、レーニン主義、中国共産党

    第Ⅰ部 「能力を隠して好機を待つ」(韜光養晦(とうこうようかい))
    中国による追い落とし戦略の第一段階 : 阻止(1989 ― 2008年)
    第3章「新冷戦が始まった」 三大イベントと新たなアメリカからの脅威
    第4章「暗殺者の鎚矛を握る」 軍事面での阻止の実行
    第5章「本心を隠して穏やかに接する」 政治面での阻止の実行
    第6章「恒久的通常貿易関係」 経済面での阻止の実行

    第Ⅱ部 「なすべきことを積極的になす」(積極有所作為)
    中国による追い落とし戦略の第二段階 : 構築(2009 ― 2016年)
    第7章「パワー・バランスの変化」 金融危機と構築戦略の幕開け
    第8章「より攻撃的な手を打て」 軍事面での構築の実行
    第9章「地域の枠組みを確立する」 政治面での構築の実行
    第10章「我々の開発列車にようこそ」 経済面での構築の実行

    第Ⅲ部 「100年に一度の大変動」(百年未有之大変局)
    中国による追い落とし戦略の第三段階 : グローバルな拡張(2017年以降)
    第11章「世界の中央ステージに向けて」 アメリカの衰退と中国のグローバルな野心
    第12章「堂々と立って遠くを望む」 中国のグローバルな拡張の方法と手段
    第13章 中国との競争に向けたアメリカの非対称戦略

    終 章
    補 遺
    原 注

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    2025年01月31日
  • The Power Law(ザ・パワー・ロー) ベンチャーキャピタルが変える世界(下)

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    シリコンバレーのローカルビジネス(しかし、波及効果はグローバルに)だったVCが東海岸やロシア系ヘッジファンド系を巻き込み、ファイスブックを始め若き起業家の隆起を招き、中国の別の生態系を生み出し、巨大な潮流を生み出した。結果、ウィーワークやウーバーの暴走を生み、今やAIとシリコンを武器とした国家間競争につながる。VCに対しては未だに賛否両論はあれど終章にあるような善の効果が圧倒的に高いと個人的には考える。例えばモデルナはフラッグシップ・パイオニアリング社が資金提供しなければ存在していなかった可能性が高く、COVID-19の終息は更に長引いた可能性が高い。高速に猛省と猛進を繰り返しながらVCの役割は今後も重要になることを痛感する良著であった。それにしてもVCは栄枯盛衰はあるけれどもセコイアの強さが際立つ(いまのところ)。

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    2024年02月26日
  • The Power Law(ザ・パワー・ロー) ベンチャーキャピタルが変える世界(上)

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    ベンチャーキャピタル興隆期。アーサー・ロック氏から始まりフェアチャイルド・セミコンダクター社から「8人の反逆者」を救出した「解放の資本」としての役割。そして「The Power Law(べき乗)」の本領が発揮されると巻き起こった「資本への反乱」。いまやシリコンバレーひいてはグローバル・スタートアップ業界におけるVCの役割は疑いようもないが、そこに至るまでの変遷が非常に興味深い。VCのネットワーキング力と、それに「NO」を突きつける超グロースの若手起業家たち。行きつ戻りつ螺旋でゆっくりと業界は力を増して拡大していく。孫正義氏が非常識で型破りながら無視し難い要注意人物として登場するのは同じ日本人として誇らしいような苦々しいようななんとも不思議な面白さがある。

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    2024年02月26日
  • The Power Law(ザ・パワー・ロー) ベンチャーキャピタルが変える世界(上)

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    この本はベンチャーキャピタルの重要性を再考させるものである。
    テクノロジー企業におけるお金(リスクマネー)の重要性。
    それと同じくらい大事なのは人脈。
    この二つの合わさった所に企業は集まる

    私も含め皆が起業家に焦点を当てがちだが、資金の出し手はもっと評価されていいのではないか。
    彼らは評価を求めていないと思うが。(競争の激化を恐れて)

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    2024年02月11日
  • グリーンスパン 何でも知っている男

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    グリーンスパンほど、評価が180度変わったFRB議長はいないのではないか。今ではグリーンスパンは間違っていたという評価が定着しているけど、当時の人たちは何故グリーンスパンに「騙された」のか。答えは出なかったが、彼が高い知性を持っていたことはよく分かった。金融政策とは関係ないが、彼が、アイン・ランドと深い繋がりがあったのが一番印象的だった。

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    2020年06月27日
  • 勝負師 孫正義の冒険(下)

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    だいぶ時間を空けて後編を読んだ。

    投資会社に近くなったソフトバンクの社内のいざこざや
    孫さんの人脈での投資活動
    精力的に動き続けているが疑問の残る投資や人材確保も多い

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    2026年05月16日