篠田英朗のレビュー一覧

  • 戦争の地政学

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    シーパワー対ランドパワーを基軸に展開。けどソ連の崩壊以降、現代ではランドパワーの脅威はかなり減じられているのかな。オモシロイと思ったのは、中国をして両性的としたこと。ただ中国の海軍って実績はないよね。実際の実力はどうなんだろうね。

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    2023年10月12日
  • 戦争の地政学

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    序盤はチェーレンとかマッキンダーとかハウスホーファーにスパイクマンとシュミットを足してまとめた感じ。
    面白いのはP75第2部以降である。
    大陸系/英米系地政学の視点から、ちょっと読みにくく賛同できない点も多々あるが、P128あたりからの日本の大陸進出以降にかかる地政学の変遷は面白い。
    現代の戦争に関しては、おまけで書いた感強く、それほど目新しくは無いかな。

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    2023年08月29日
  • 戦争の地政学

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    日本では戦前の流れから忌避されてきた「地政学」。
    ところが、「地政学」と言った、確定された学問分野は実はない。
    やばかったのは大陸系地政学で、今の日本はむしろ、もう一方の英米系地政学に則っている。

    その、英米系地政学は、実は、日英同盟の分析から唱えられた。
    いわゆる、ランドパワーに対するシーパワー。
    ランドパワーは、バランスオブパワーとか、生存権とか勢力圏とかいうものに繋がっていくもので、日本も、本来シーパワーに属していたのが、ランドパワーに変に偏って行った結果、破滅した。

    もっとも、そこに追い込んだのは、敵と味方を間違える天才、シーパワーの雄、お米の国、のような気もする。

    篠田先生自体

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    2023年07月10日
  • 国際紛争を読み解く五つの視座 現代世界の「戦争の構造」

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    国際紛争というよりも地政学を戦争とからませてわかりやすく説明した本である。ハンチントンがアメリカに与えたイスラムという考え方の影響をアメリカが無視してきたインディアンとの関係からもっと深く書けばよかったような気がする。ただし、地政学についてまったく知識がない学生にとっては入門書として適しているかもしれない。

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    2023年01月19日
  • 憲法学の病(新潮新書)

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    東京大学憲法学の解釈体系批判本シリーズ。
    めちゃくちゃ面白い。超絶分かりやすい。
    憲法学者しばきと相俟って面白さ半端ない。
    前半は分かりやすいなあという感じだが、後半は「やめて差し上げろ」という勢い…。

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    2020年07月29日
  • 憲法学の病(新潮新書)

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    かなり専門的で細かな論点を議論しているため難解です。私のように新書で手軽に・・なんて考えたらいけません。
    護憲思想は、あえて簡単に言えば、日本が戦争をしたらろくなことにならない・・という戦中の反省からきているものだと勝手に思い込んでいましたが、篠田説では、反米思想をベースにしたものだという。
    しかし、それほど米国が嫌いなら米国から押し付けられた憲法こそ日本人の手で変えればいいと思うのですが、最高学府の憲法学者は現行の憲法を死守することで、逆に日本が戦争できない国もしくは巻き込まれない国であり続けようとし、そのために憲法解釈に無理を無理を重ねた結果、ガラパゴス化したと解説する。
    さらに、本書の最

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    2020年01月15日
  • 憲法学の病(新潮新書)

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    国際法理をとう概念で、憲法学をぶった切る。って感じ。国際法に照らし合わせてみると、というセリフが多発する。論説の繰り返しが多い文章が説得力と勢いを持たせている。特に宮沢憲法学が嫌いらしい。そればっかり言ってる。歴史観が独特に感じる部分もあるが、新しい憲法学を示してくれた。

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    2019年08月13日