篠田英朗のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
日本では戦前の流れから忌避されてきた「地政学」。
ところが、「地政学」と言った、確定された学問分野は実はない。
やばかったのは大陸系地政学で、今の日本はむしろ、もう一方の英米系地政学に則っている。
その、英米系地政学は、実は、日英同盟の分析から唱えられた。
いわゆる、ランドパワーに対するシーパワー。
ランドパワーは、バランスオブパワーとか、生存権とか勢力圏とかいうものに繋がっていくもので、日本も、本来シーパワーに属していたのが、ランドパワーに変に偏って行った結果、破滅した。
もっとも、そこに追い込んだのは、敵と味方を間違える天才、シーパワーの雄、お米の国、のような気もする。
篠田先生自体 -
Posted by ブクログ
かなり専門的で細かな論点を議論しているため難解です。私のように新書で手軽に・・なんて考えたらいけません。
護憲思想は、あえて簡単に言えば、日本が戦争をしたらろくなことにならない・・という戦中の反省からきているものだと勝手に思い込んでいましたが、篠田説では、反米思想をベースにしたものだという。
しかし、それほど米国が嫌いなら米国から押し付けられた憲法こそ日本人の手で変えればいいと思うのですが、最高学府の憲法学者は現行の憲法を死守することで、逆に日本が戦争できない国もしくは巻き込まれない国であり続けようとし、そのために憲法解釈に無理を無理を重ねた結果、ガラパゴス化したと解説する。
さらに、本書の最