ハイディ・グラント・ハルヴァーソンのレビュー一覧
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目標達成する能力は誰でも高められる。
努力すれば成長できると信じる。
自分は楽観主義だと思っていたけど、「防御型」の部分もたくさんあることがわかった。
ミスを犯したくないから、仕事で失敗する夢をよく見たり。
自分のためにも、しっかり計画をつくり、自分を安心させてあげたい。
目標は具体的に。
やる気を高めるには、「なぜ」で考える。
難しく不慣れなことをするときは「何」の視点で考える。
成長過程を楽しめる「習得型」の目標を意識する。
人間関係を良好にする「関係性」
技能を向上させる「有能感」
情熱がもてる目標を選ぶ「自律性」
この3つは幸福感につながる。
他者の目標に対して
•目標と目標 -
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人間がどのようにして(バイアスによって)他者を判断しているか?他者は自分をどのように見ているのか?を教えてくれる本。各章の終わりにはまとめもあります。
1.人が人を認識するプロセスについて
「人を理解することの難しさ」
人は認知のエネルギーをケチる「認知の倹約家」であるため、第一のフェーズでステレオタイプ・思考のショートカット・ヒューリスティック・対応バイアスなどで自動的に相手を判断してしまう。第一印象とか状況だけを切り取って判断するみたいなことでしょうか。そして、それを修正するための第二のフェーズは、注意力とモチベーションがかなり必要になるらしいです。
2.誰にでもある!
バイアスを形 -
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ネタバレ正しい目標設定の仕方が分かる本。
ひとことで内容を説明するなら、『やり抜くひとの9つの習慣』✕『やる気があがる8つのスイッチ』(どちらも著者の本)といった感じだと思う。
第1章を読んだら第2章、第2章を読んだら第3章と、次々に読み進めたくなるような、魅力的な内容だった。
第6章と第9章だけでも読む価値がある。
第6章には、どのタイプの目標(獲得型・防御型、証明型・習得型、何・なぜ)をどのような場合に選べば良いのかが詳しく解説されている。
また第9章には、目標達成のための具体的な行動計画の立て方が書いてあるので、この章を読むだけでも有効な計画を立てることができそう。
章末にそれぞれポイントが -
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意志力系の本はいくつも読んできたけど、その中でもオススメの一冊。
外国の本にしては珍しく回りくどい言い回しも無く、ノウハウも詰まっていた。
でも結局こういう系って、人それぞれ相性もあるから万人への正解は無くて、学んだことを試してみて自分に合うかどうかの仮説検証していくことが大事。
以下、気になったポイントの箇条書きメモ。
・意欲がわかない時は「何故」を考え、失敗したストーリーを具体的に描く
・誘惑に負けそうな時は、「なぜ」を考え、失う損失や周りで頑張っている人を思い描く
・シンプルだけど具体的な計画を立てる。いつどこで何をするかまで決め、行動と紐付けることで無意識レベルまで持っていく
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マクゴニガルの本と分類としては一緒で、科学的根拠に基づいた実践可能な内容となっているが、本書は(副題にもあるように)どちらかというと意志力を使わずに実践できるような内容となっている気がする。人間の行動特性に対する分類の仕方は見事で、その中で全体として共通しているのがwhy型思考をベースとしている点である。これは(ジャンルが少し違うが)サイモン・シネックの論理と一緒であると感じた。
概して、自己啓発本は「自己啓発本に書いてある内容を実践して自分の生活を改善する」というメタな次元でまずは実行できるかどうかが鍵となる。当然ながら、どのようにやればいいかといえば、それはその自己啓発本に書かれた内容に基 -
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201402/
「ベストを尽くせ」よりはるかに有効なのが、「具体的で難易度が高い目標」の設定です。/
遠い将来について考えるとき、わたしたちは現実的な考えよりも、メリットを優先させる理想主義者の視点に立ちます。近い将来について考えるときは、ビジネスライクな現実主義者の視点に立ちます。遠い将来については探検家のように夢と野心を抱く人も、近い将来の話になると会計士のように現実的に考えるのです。つまり、予定を決めるときは、近い将来か遠い将来のどちらについて考えているかを自覚し、それが自らの思考にどう影響しているかを考慮すると、よい判断がしやすくなります。/
ラクに目標を達成できると考えると、私 -
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最近、心理学に興味を持ち色々読んでいるなかで手に取った1冊です。人はなぜ他人を誤解してしまうのか、自分はなぜ誤解されてしまうのかを科学的に解説をしていく内容となります。
人は他人を見る時、第一印象で全てを判断してしまったり、しっかり理解しないで特定のカテゴリに入れてその人を見てしまう(ステレオタイプ)など、歪んだ見方をしてしまうとのこと。しかも無意識というのだから厄介なものです。
自分も今までを振り返ってみると、友人や職場の人など、第一印象やはたまた先入観で人を見てしまっていたことがあったなと思い当たる節がありました。
無意識というところもあって難しい部分もあるかとは思いますが、それでも