デール・カーネギーのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
職場、学校、家庭での人間関係において円滑にコミュニケーションをとることを目的とした一冊。
「人を動かす」秘訣を大きく7つの章に分けて、その中で一つ一つのテーマに沿って簡潔に分かりやすく書かれている。
数々の著名人や成功者の例が多く挙げられており、最初は少し虫がよすぎるのではと思ったが、人生の教訓にすべき言葉やエピソードが多くあり、人間関係がうまくいかなかったり、悩みの種になったりした際には何度も読み返したい。
第一に人を否定しないことが大切で、常に相手のことを思いやれる人間になりたいと思った。
私は数あるエピソードの中でも「北風と太陽」が好きで、この本のテーマにぴったりな話で馴染みやすかった。 -
Posted by ブクログ
今まで自己啓発本はそんなに好きではなかった。というのも、人は〇〇であれば幸せになれるとかそういったことが並べられていてまるで自分の性格がその本によって簡単に変えられてしまう様な気がしたからだった。
しかし、この本を手に取ってみて、まず題名から、人を動かすとはどういうことだろうと思った。「人を動かす」ということは、リーダーである立場からなのかと最初は重い、またビジネス本に近い様な気がしたが、内容はそういうことではなく、自分と相手の関係をうまく行くためにはどうすればいいかについての解説書の様なものであった。
「相手の立場に立つ」ことや、「相手の気持ちを理解する」というのは簡単に言葉では言えるし頭の -
Posted by ブクログ
【学び】歴史を振り返ると、逆境を乗り越えるために一所懸命に努力してる人には必ず幸福が訪れ、立派な品性が備わる。弛まぬ努力が道を切り開く。レモンを投げつけられたらレモネードを作れ。「人生で最も大切なことは自分の長所を活かすことではない。そんなことは誰でもできる。最も大切なのは自分の弱点を活かすことだ。そのためには知性が必要」(伝記作家ウィリアム・ボリソー)、「自分が持っているものが不十分だと思う限り、たとえ世界を手に入れたとしても心は満たされない」(哲学者セネカ)、「人生とは自分の思考が作り上げる」(マルクス・アウレリウス)、「あらゆる物事の最も良い部分を見る習慣には計り知れない価値がある」(文