【感想・ネタバレ】超訳 カーネギー 道は開けるのレビュー

あらすじ

本書は、1944年に出版されたアメリカの自己啓発の大家、デール・カーネギーの古典的名著『道は開ける』の初版本をもとに編集したものだ。
ちなみに、日本でよく知られているのは、1984年に遺族によって改訂された原書をもとに翻訳したものである。初版本には改訂版にはないエピソードが満載されている。

カーネギーには『人を動かす』と『道は開ける』という2冊の世界的ベストセラーがあり、前者は良好な人間関係を築く方法について、後者は人生全般に関する悩みについて書かれている。
『道は開ける』は自己啓発の源流といえる本で、具体例とともに、古今東西の偉人や一般人が悩みにどう向き合ってきたかが紹介されている。
悩みに対してカーネギーが提唱している解決策を要約すると、おおむね次のようになる。

1 たえず心配するのではなく、仕事や趣味や家事に没頭して忙しく過ごす
2 人々に何かをしてもらうのではなく、人々のために尽くして喜びを得る
3 暗いことを考えて悲観するのではなく、物事の明るい面を見て楽観的になる
4 昨日や明日のことを思い煩うのではなく、今日を精一杯生きて充実感を得る
5 境遇について不平を言うのではなく、恵まれている点に感謝する

本書は前向きな姿勢で人生を切り開く助けになるに違いない。

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Posted by ブクログ

内容は普遍的で読みやすい。さすが時代を超えて読まれている名著。ただ、どうせ読むなら創元社から出ている方を選んだほうがよさそう。

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2024年02月14日

Posted by ブクログ

何年経っても色褪せない、偉人・一般人の「困難を乗り越えたエピソード」。大統領選挙が、エピソードテーマを活用して、とある個人の困難が政治によって解決したことアピールするのに似ている気がした。

しかし、とても説得力がある。
自分も同じようにできるかも、と行動を変えるキッカケになり得る。

※※※※※
■ Before(本の選定理由)
10年振り?くらいに再読。

■ 気づき
成功とは何か?に固執せず、より良い状態に近づくため、自分の明日の行動を変えてあげること、を目的にしている。だから疑問を挟む余地がない。

■ Todo
とある最高裁判事の言葉「人は過労でなく、心労で死ぬのだ」。たった今から、くよくよせず、自分の人生の、上手くいっている9割に目を向けよう。

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2022年03月25日

Posted by ブクログ

ネタバレ

・たえず心配するのではなく、仕事や趣味や家事に没頭して忙しく過ごす
・人々に何かをしてもらうのではなく、人々のために尽くして喜びを得る
・暗いことを考えて悲観するのではなく、物事の明るい面を見て楽観的になる
・昨日や明日のことを思い煩うのではなく、今日を精一杯生きて充実感を得る
・境遇について不平を言うのでなく、恵まれている点に感謝する

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2019年02月24日

Posted by ブクログ

古典的名著であり、会社の推薦図書にもあったため手を取ってみました。
前向きな姿勢で人生を切り開くにはどうするのが良いかを、エピソードを交えてまとめられています。
エピソードがアメリカテイストなので、ピンと来ないところもあるが、書いていることは普遍的なものだと思います。

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2025年02月25日

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