佐藤良明のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ベイトソンは難しいという固定観念が強固にあったが、「やさしいベイトソン」を読んで、もしかして読めるかも?と思って、挑戦。
文庫本になったので、中古の高い本を買わなくても良くなったし。
上巻の冒頭は、娘との対話を通じて、ベイトソンの思想を伝えつつ、だんだんずれていく感じ、循環する感じもあり、決して、父が娘に伝える〇〇学にはならないところが良い。
そして、後半はまずは人類学者としての代表的な論考が紹介される。最初の「文化接触と分裂生成」は、ほぼ何を言っているか分からず、やっぱベイトソン苦手と思うのだが、その後の講演や論文、エッセイは思ったより読みやすい。
現時点は、疑問符がたつ論考もあるの -
-
Posted by ブクログ
スゴ本で紹介されていたので気になっていたが長期間積読であった。
難解でなかなか頭に入ってこなかったが、逆に親子の対話の部分は非常に読みやすかった。その中でも、弱い犬が強い犬にお腹を見せて戦いを避けようとする行為は本能のなせることなのか?などは確かに未来の負けを想定しての行動にしか思えない。
興味のまま様々なことを研究し、それらが互いに関連していってることに気がついたのか、はたまた、あることを研究するとこっちも研究したくなってそれの繰り返しで研究テーマが多岐に渡ったのか、それすらわからなかった。多方面の知識が繋がって何か画期的な改善策や進歩が生まれるのだろう。しかし人間が詰め込める情報量には限 -
-
-
-
-
-
-
Posted by ブクログ
難解、膨大、訳者によってタイトルは異なるし、解釈も異なり、時代や自身の理解によって姿形を変える。ノーベル文学賞も出るんだか出ないんだか、いるんだかいらないんだか、はっきりしない感じがこの人らしさなのかな、と。
リアルタイムで聴いていたわけではないし、レコードも一枚も持っていません。最新アルバムの先行シングル『Murder Most Foul』でようやく現在のボブディランに触れた、という感じ。未だに日本語のタイトルをつけられている稀有な存在。
本書の訳者はピンチョンやレノンの訳者としてメジャーな佐藤良明さん。『Blowin'in the wind』は『風に舞っている』。
まとめて読んで