【感想・ネタバレ】The Lyrics 1961-1973のレビュー

あらすじ

390曲に及ぶ全自作詞を網羅.アメリカ大衆歌謡の伝統を汲みながら詩に新地平をひらき,音楽とことばの限界を超えていった現代の吟遊詩人の神髄を,レノンやピンチョンの名訳者による最高の対訳で贈る.風に舞う問いとともに雷鳴を引きつれ,血の滲む運命の道を歩みつづけた50年にわたる創作の軌跡.詩神との至福の対話がここに.

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Posted by ブクログ

難解、膨大、訳者によってタイトルは異なるし、解釈も異なり、時代や自身の理解によって姿形を変える。ノーベル文学賞も出るんだか出ないんだか、いるんだかいらないんだか、はっきりしない感じがこの人らしさなのかな、と。
リアルタイムで聴いていたわけではないし、レコードも一枚も持っていません。最新アルバムの先行シングル『Murder Most Foul』でようやく現在のボブディランに触れた、という感じ。未だに日本語のタイトルをつけられている稀有な存在。
本書の訳者はピンチョンやレノンの訳者としてメジャーな佐藤良明さん。『Blowin'in the wind』は『風に舞っている』。
まとめて読んでいくと頻出するワードもいくつか目につき、深掘りしながら読んでいくと面白いです。

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2021年08月07日

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