大島千春のレビュー一覧

  • いぶり暮らし  1巻

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    食べもの系

    同棲中の男女の日常に、燻製した食べものが登場して人間模様が描かれるしぶいストーリー。食べものが軸になっていますが、男女の心の情景を描いてます。

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    2022年11月02日
  • 綿谷さんの友だち 1巻

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    ありのままの自分を認めつつもそこに甘えることなく、友だちを作るために日々学び成長する綿谷さん。なおかつ、相手への敬意と感謝を持っている。そんな綿谷さんと彼女の良さを受け入れていく友人たちがとても素敵だった。

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    2022年09月30日
  • いぶり暮らし  1巻

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    羨ましい

    私自身燻製がすごく好きで家で燻製をする生活に憧れているからすごく羨ましい。楽しそう。それに二人のあったかい関係が素敵。

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    2022年05月09日
  • いぶり暮らし  8巻

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    この(8)も美味しくいただけた
    他の人が既に言ってそうな気もするけど、大島先生、この『いぶり暮らし』に燻されて、良い感じの味が出始めているように思う
    新刊が出る度に、一皮剥けている、桁違いの成長をしている、と読み手に感じさせるタイプの漫画家じゃないのは確かだけど、停滞していない漫画家であるのも事実だ
    自分らしいペースで、急がず、焦らず、丁寧に、自分の作品を面白くする事を意識しているんだろう
    ほとんどの漫画家がそうだろうけど、大島先生は、自分が、この『いぶり暮らし』に成長させてもらっているって自覚があるに違いない
    その自覚があるとないとじゃ、作品の質は大きく変わる
    また、作品への感謝だけじゃなく、自分の日常で起こる出来事や、他者との触れ合いで生まれる刺激も見逃さないよう、意識しているのがストーリーから、ほんのりと伝わってくる
    この『いぶり暮らし』で描かれている展開や、キャラクターたちの心情は、大島先生が、自分の日常でキャッチした心の動きが活かされているんじゃないだろうか
    なので、作品に、リアリティと言うのか、読み手が共感しやすいものがあるように思える
    燻製って言う、特殊ではないけど、日常的かっつーと微妙な調理法である燻製、それに時間を使う事で気付ける、平凡だけど大切な「何か」が、刺々しさのないストーリーの中に設置されている事で、読み手は引き込まれる
    特殊食材を獲得する、過酷な旅路が待っている訳じゃない、世界の命運が懸かった料理勝負が繰り広げられる訳じゃない、お色気や物騒さが満載のリアクションが炸裂している訳でもない
    けれど、不思議と、しっかりと、読み手の印象に残る、それが『いぶり暮らし』
    すっかりと、私達は薫香の虜のようである
    現段階で、これと言った文句がある訳じゃないが、ドラマ化はまだ、決まらないのかな、と思っちゃいる
    穏やかだけど、何気に威力のある食漫画なのだから、この作品のファンであるキャストが集まれば、間違いなく、良いドラマになると思うんだけどなぁ
    どのメニューも美味しそうだが、個人的に、食欲が最も駆り立てられたのは、第60話「季節の変わり目のスペシャル燻製カツ丼」だ
    普通に食べたって美味しいカツ丼を、燻製しているのだから、更に美味しくなるのは当然だって話である
    また、一仕事を終えた達成感も、美味しさに一味を加えているんじゃないだろうか
    頑張った自分へのご褒美、それは、生きていく上で大切なおかつ必要である
    ストーリーが響いた、正確に言うと、大島先生の脱皮の兆しを感じたのは、第63話「心を落ち着かせる燻製クラムチャウダー」である
    付き合っている男女が、共に暮らしていれば、楽しい事や、相手を愛しいと感じる事ばかりじゃない
    今回のように、ちょっとしたことで、ギスギスしてしまう場合もある
    そんな時の反省、そして、仲直りの流れが誤魔化される事なく描かれていた
    この台詞を引用に選んだのは、特に、“大島千春”って漫画家が視えたように思えたからだ
    自分のペースは極端に変えないように心掛けつつも、常に、自分にとっての未知を探し、自分を高め、止まらないように心掛けているのだろう、大島先生は
    その心構えが、しっかりと漫画に出せている大島先生は、着実に、人間としても良い変化を繰り返せている
    そんな先生の漫画を読む事で、私達も、知らない事を知る努力、やった事がない事に挑む果敢さを得られる
    (作るもの、全部が初めてで、失敗の可能性があった、あの頃は、だからこその成功の喜びがあった―――・・・大切なのは、知ってる事を増やしていくだけじゃなくて、知らない事を探し続ける事なのかも)(by頼子さん)

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    2019年02月09日
  • マンガ肉

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    徳間書店さん、コミックゼノン編集部さん、ありがとうございますッッ
    これは、肉好きとしても、漫画好きとしても、ガチで嬉しい!!
    『マンガ酒』も、漫画家の皆さんの“流儀”が見られ、楽しい一冊でしたが、ハッキリ言って、カエルな私としちゃ、こっちの方がテンションは爆上がり
    ベジタリアンや、豚肉アレルギーの方、宗教上の理由で肉を食べない人の生活を全否定するつもりは、全くないが、私の食生活から肉食がなくなったら、生きていけない
    この作品の中でも、皆さんが、存分に語ってくださっていますが、美味い肉ってのには、それ相応のパワァがあると思う
    食べた時に幸福感を全身に漲らせてくれる事は言うまでもありませんが、今日は、この肉料理を食べるぞ、って目標を立てる事で、学業や仕事に向き合う際の姿勢にも張りが出てくる。また、人と人を繋ぐ力もあるんじゃないだろうか
    もちろん、食べ過ぎれば不健康になっちゃうけど、それでも、食べたい、と思ってしまう。とことん、肉は最高だ
    この『マンガ肉』の中では、そんな肉好きな先生方の様々な、肉の楽しみ方が描かれており、実に参考になる
    肉料理を作る先生もいれば、外食で肉を味わう先生もいる、色々な堪能があり、飽きない一冊になってるので、本当にお勧めだ
    また、『マンガ酒』と同じく、作品を読んだ事のない漫画家の事も知れるので、その作品への興味を芽生えさせるって目的も、しっかりと果たせているんじゃないだろうか
    我儘かも知れないが、ぜひ、第二弾を出していただきたい。今は、『マンガ麺』が連載中のようなので、その後でも、何ら構わない
    次巻で、肉へのこだわりを熱く語って欲しいのは、『肉極道』を執筆中の森尾正博先生、『肉女のススメ』の小鳩ねねこ先生だな。あと、一ファンとして、『SKET DANCE』の篠原健太先生や、『七つの大罪』の鈴木央先生に、肉欲があるのか、確かめたい。まぁ、鈴木先生の場合は、『マンガ酒』の方が活き活きと描いてくれそうな気はする
    もし、『マンガ肉』第二弾はちょっと無理です、と編集部さんから言われてしまったら、涙を呑んで諦めるしかないが、結構、マヂで期待している
    ただ、その代わり、『マンガ魚』、『マンガ野菜』を読んでみたくありませんか、って聞かれたら、揺れちゃうだろうなぁ、気持ち
    『マンガ魚』だったら、『人魚姫のごめんねごはん』の野田宏/若松卓宏先生が描いて欲しいし、『マンガ野菜』だったら、『トナリはなにを食う人ぞ』のふじつか雪先生に参戦してほしい
    どの作品に登場する肉も美味しそうで、コミックスを垂れた涎で何度も汚しかけた
    その中でも、やはり、表現の仕方がズバ抜けているな、と感じたのは、食漫画界で日々、ライバルと鎬を削っている、高尾じんぐ先生
    『く~ねるまるた』で、美味しい顔をするヒロインの日常を描いているだけあり、肉の美味しさがガッツーンと伝わってきた
    わかりみが深い(←使い方が適しているのかは微妙なのだけど)、と感じたのは、まつだこうた先生の一編
    実際、私もシャウエッセンは腹一杯になるまで食べたいけれど、いざ、そのチャンスが巡って来たら、一気に食べたら、もったいない、と尻込みしちゃうはずだ
    美味しいからこそ、人に躊躇を抱かせる、それが肉
    ちなみに、私が好きな肉料理は、回鍋肉。様々なバリエーションがある肉料理だが、やはり、私は豚バラ肉、キャベツ、ピーマンの三つを使った、甘辛い味の定番が好き
    この台詞を引用に選んだのは、肉の美味さが消し飛ぶほどの深さがあったので
    単に肉好きの漫画家が、肉の素晴らしさを語るだけの漫画じゃないぞ、これは
    肉を描く漫画に、その漫画家の生き方や信条、覚悟、サクッと纏めるなら、人としての芯が見える
    どの作品にも、芯は見えたが、特に私に響いたのが、この台詞だった、それだけの事だ
    「好き」ってのは、言葉にするのは簡単だけど、自分の中にある「好き」の形を探って、把握するのは大変だ。けど、それが、とんでもなく、楽しい
    「好き」を仕事に出来ている漫画家や小説家は、自分との対話を怠らず、なおかつ、他人としっかり触れあって、世界を広げた人。だから、私は漫画家や小説家を尊敬する。そして、その世界に飛び込みたい、とんでもない戦いの毎日になるとしても

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    2018年09月29日
  • いぶり暮らし  7巻

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    私だけかも知れないが、この『いぶり暮らし』を読む時は、ちょい良い店で燻製したソーセージやベーコンを買って来て、ツマんでいる
    何が明確に変わるって訳でもないんだが、なんとなくの気分で
    きっと、更にディープなファンは、自作した燻製した食材を使った料理を食してるのだろうな
    改めて言う事でもないが、この『いぶり暮らし』の切り口は新しく、食漫画界に一石を投じたな、と感じる
    大袈裟でも何でもなく、この作品が燻製ブームを起こしていると言っても良い
    時代を地味に動かした漫画の感想を書けている、この興奮は漫画読みならでは
    この(7)を読んで、ふと思ったが、この『いぶり暮らし』が面白い、と感じるのは、登場人物が全員、大人と判断される年齢だからかも知れない
    『紺田照の合法レシピ』や『食戟のソーマ』、『澤飯家のごはんは長男の光がつくっている。』などの、高校生が主役の料理漫画も十分に面白い
    ただ、自分と実年齢が近いキャラクターらの食生活を見る事で、共感が生じる
    燻製ってのは、大人だからこその贅沢の一つなのかもな、と感じるのも大きい
    高校生だって、燻製は出来る
    けど、仕事に就いていて、休みの日にやる、そのルールが、大人らしいのだ
    自分でも正直、伝わりそうもない、と感じるが、ともかく、大人になりたい、カッコいい大人になりたいってんなら、燻製に挑戦してみるといい
    最初は失敗するだろうけど、そこから学び、次はどうやったら上手くいくかを考え、試行錯誤を繰り返す事で、人間性も燻されていき、人とは違った旨味が出てくるはずだ
    一人で楽しんでも良いが、折角なら、恋人か仲間と一緒にやった方が楽しいだろう。食べて貰える幸せってのは、誰かとでなきゃ味わえない
    うわぁ、なんか、急に気恥ずかしくなって来た
    読み手に、こんな事を言わせるだけの美味しさがある、『いぶり暮らし』は、まだまだ、旨味を凝縮させている真っ最中
    次巻では、どれほどの美味しさで吃驚させてくれるか、楽しみ
    できりゃ、純とアツシのコンビの出番が増えていると嬉しい
    この(7)で、特に美味しそうだ、と感じたのは、燻製カツオたたき
    まだ、旬は先だからこそ、期待が高まる。もう、見た目から美味そうなんだから、実際に匂いを嗅ぎ、舌で味を感じたら、ほんと、「浅い」と自己嫌悪に陥るコメントしか出ないだろう
    ストーリーでグッと来たのは、第55話「バターロールが香る、燻製ミニホットドッグ」だった
    ちょくちょく行っていた、長年、お気に入りだった店が閉まってしまうってのは、寂しいよなぁ。店主さんにも都合があるのは承知している。ただ、やるせないと言うか、地味に引きずるんだ。まぁ、新しい店を開拓する、それもそれで楽しいんだけど
    この台詞を引用に選んだのは、スッと心に入ってきたので。老いたくない、それは誰もが思う。けど、こんな風に、歳を重ねた事で生じる、物事の捉え方の変化、それを考えると、大人になっていくのも悪くない。自分が衰えた、そう思っていると、本当に衰えてきちゃう。気の持ち次第で、若さってのは、いくらでも保てるし、いつでも取り戻せる

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    2018年03月15日
  • いぶり暮らし 6巻

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    上手く言えんのだけど、「やっぱ、この食漫画、好きだなぁ」と思った巻だった、この(6)は
    急激に質が上がった訳じゃない。(5)からわずかに良くなっているだけ
    でも、なんか、こう、妙に良い具合で、心にストンと来た
    どの回、どのシーン、どの台詞が、自分の琴線にはまったのか、いざ、感想を書こうとしたら、分からなくなってしまった。でも、良い漫画って、案外、そんなもんかもしれない
    ストーリーがリアルってのは、食系の漫画で強みになる要素だよな
    『食戟のソーマ』のリアクションが派手な料理勝負や、ヤンキーが食で友情を強めていく『頂き!成り上がり飯』、異星人のヒロインが食と恋の味を学んでいく『クミカのミカク』も楽しめる
    ただ、現実的な親近感が湧くのは、この『いぶり暮らし』が漂わせる雰囲気だ。これは、『ワカコ酒』にも似たような薫りがある
    同棲しているからこそ、恋人がぶつかる、ちょっとした壁や、社会人特有のモヤモヤ、傍目から見れば小さいけど、当人には凄い嬉しい出来事などを誇張しすぎず、燻製料理の良さを支える土台にしている点は、ほんと、凄い
    料理漫画として、ほんと、読ませてくる
    この『いぶり暮らし』は、ほんと、燻製に対してのイメージを変え、ハードルを下げたと思う。結構、増えたんじゃないか?この良さに触れ、燻製にチャレンジした人。うちの父親も随分と、はまってしまったよ・・・
    どの回がお勧めですか、と聞かれたら、正直、全て、と答えたい。けど、この答えが漫画読みとしてアウトなのは百も承知なので、一つに絞ろう
    ストーリーで選ぶなら、第44話「小腹に嬉しいスモークビーフジャーキー」だ。この『いぶり暮らし』を読んでいる漫画読みで、社会人の比率がどれくらいかは分からん。ただ、私は頼子さんの葛藤に共感できた、何となく。会社勤めしてると、学生の頃と比較して、100%満喫できなくなった気がする。どこかへ泊まりで旅行に行こう、と誘われても、つい、自分の穴埋めを他の人に押しつける事に対し、気が咎めちまう。最近、まじまじと、休むのが下手になった、と感じる、休み明けに
    料理で選ぶなら、何と言っても、第46話「霜降り燻りの幸運サーロインステーキ」である。燻製は難しい、って思い込みを払拭しているけれど、こういう特別感がある燻製料理を目の当りにすると、「おぉ」と唸っちまう。人間、お日様に顔向けできる生き方をしてるってんなら、たまには贅沢したってバチは当たらん。良い事があったら、素直に喜ぶ方が心身の健康にはいいぜ
    この台詞を引用に選んだのは、素直でいいな、と思ったので。本当に美味しいものって、人間から語彙力を奪い去るよ?そういうものを食べられ、「美味い」しか言えない瞬間って、ほんと、幸せがマックスな気がする

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    2017年10月05日
  • いぶり暮らし  5巻

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    あくまで、私の印象だけど、ここんとこ、他の料理漫画でも、実に凝った燻製料理を見かけるようになった。因果関係があるかは定かではないけれど、この『いぶり暮らし』が、料理をテーマに描いている一流の漫画家に影響を与えているのであれば、(1)から、この作品と大島先生を微力ながら応援してきている身としては嬉しい限り
    そのまま食べても美味しい素材や料理に一手間を加える、それが燻製
    面倒臭い、と思う人もいるだろう。けれども、実際、自宅で燻製をし、その美味しさを知ってしまうと、もう、そんなキモチは湧き上がってこないだろう
    苦労した分、って言い方は悪いかも知れないが、かけた手間がしっかり美味しさになって返ってきてくれるのが料理の醍醐味だ
    まだ、練習中ではあるけれど、『山賊ダイアリー』と同じく、狩猟免許を取得してから、この『いぶり暮らし』を読む時のキモチに変化が出てきた気がする
    (5)とキリがいいっちゃいいので、改めて、この『いぶり暮らし』のどこに、自分が感想を書きたくなるほど惹かれているのか、を考えてみた
    キャラクターが大きいかな、と感じた。もちろん、燻製はどれも美味しそうだ。しかし、燻製をテーマにしている以上、それが美味しそうに見えて当然。最低限のラインではなく、基盤となる要素だろう、そこは
    当たり前に美味しそうに見える燻製の魅力を引き上げているのは、ストーリーの主軸を担っている頼子さんと巡
    同棲中の恋人って言う、夫婦未満の微妙な距離感も重要だが、頼子さんが仕事や恋愛に対して覚える不安や悩みは、実に現実的だ。頼子さんと全く同じ状況って読み手はいないだろうが、彼女の日常と自分の毎日がどこかしら一部が重なり、そのモヤモヤに共感できる者は多いんじゃないだろうか。恋愛はともかく、仕事の葛藤に関しては、男も同意できそうだ
    働いてりゃぶつかる、避けようのない、むしろ、逃げちゃいけない問題に、頼子さんが料理や巡との会話の中で向き合いながら、自分なりの答えを出すまでの過程が実に好い
    この(5)に関しちゃ、これと言ったケチはない。ただ、少し不満を口にしていいなら、アツシと純一の登場が少なかったな。(6)では、もう少し、出番を増やしてあげて欲しい。また、寺西さんの活躍にも期待だ
    いつも通り、どの回もお勧めだ。料理で選ぶのであれば、第34話「空の下で食べる燻製肉巻きおにぎり」だ。この回は、信濃川日出雄先生の『山と食欲と私』を意識したのかな?肉巻きおにぎりを燻製するって発想はなかったなあ。ストーリーで選ぶなら、第40話「ふたりで食べたい燻製バナナのアイス添え」だ。何となくだが、第33話「お腹いっぱい肉厚燻製サバサンド」で、頼子さんが得たモノに、それを知らないながらも巡が返球している感じがして好感が持てた
    この台詞を引用に選んだのは、わかるなあ、と自然に頷けたので。一人の時間は確かに楽しい。でも、二人で分け合う「楽しい」を知ってしまうと、物足りなさも生じだす。人生には、いつのまにか失っていて、手に入れたモノがある、と気付くモノがある。また、「ないものねだり」が鎌首をもたげるのも、大人になっている証拠かな、と感じたのも大きい

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    2017年02月08日
  • いぶり暮らし  1巻

    miz

    購入済み

    美味しそう!参考になります

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    2016年12月04日
  • いぶり暮らし  4巻

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    正直なトコを言えば、既に「燻製」漫画としての目新しさは消失しているだろう、(4)まで世に出れば
    けれど、私も含め、ほとんどのファンはそんな感覚を抱きつつも、この『いぶり暮らし』の面白さにはまったままで、読むたびに新たな魅力を発見し、より作品の良さに惹きこまれ、次巻も買おう、と読み終わった後に思っている
    その理由は人それぞれだが、やはり、私はストーリーだ
    もちろん、燻製料理が美味しそうで、キャラクターらが食した際のリアクションも含め、お腹を空かされるってのも大きい
    しかし、その料理に負けないくらい、ストーリーが心を満たしてくれるのだ
    どの料理系の漫画にも言える事だが、リアリティって大事なのだ
    この『いぶり暮らし』も恋愛や友情の機微、家族の在り方、仕事に感じる印象など、様々なポイントに読み手も共感できる現実味があり、巡らの言葉に納得できるのだ
    そんなテンポのいい話が、料理の美味しさを見事に表現している
    ちょっとずつ、キャラクターたちも成長しているが、特に顕著なのは、やはり、巡かな、と私は思っている。彼の喫煙シーンは、作中に多く描かれているが、ここ最近、妙に吸い方が様になっている気がするんだが、他の人はどう感じているんだろうか
    この(4)では、今後の話や、頼子さんの考え方を左右しそうな新キャラ・寺西さんが登場する
    なかなかに、個性的な彼女もまた、自分の勤めている職場にいそうな感じがする登場人物だ
    ざっくり言うと、自分らしく楽しい生き方をするのが優先で、その為なら食事も睡眠も削れるタイプだ。自分の老化を意識してしまうので、あまり使いたくはないが、「最近の若い奴は」と思っちゃうタイプである
    決して悪い娘じゃないのだが、親密に付き合うとなると、それなりに腹を括って接する必要がありそうだ
    食べる喜びを知っている頼子さん、寺西さんの食に対する意識を理解できないながらも、その生き方を否定するつもりはない模様
    これから、この二人の関係がどう変化し、寺西さんもまた、燻製の虜になるのか、楽しみ
    どれも腹の虫が「燻製しろ~」と訴えかけてくるものばかりだが、個人的に推しなのは、第27話「体を温める自家製ソーセージのミネストローネ」だ
    料理好きならば、ソーセージを自分で作ってみたくなるのは当然。しかも、それを燻製して、ミネストローネにすりゃ、美味しいに決まってる
    好みはあるだろうけど、やっぱ、ソーセージは噛み切った瞬間に「パリッ」と聞こえるくらい、皮に張りがある方がいい!!
    この台詞を引用に選んだのは、一理あるな、と素直に納得できたので。「生きる」と「暮らす」は確かに違う。楽しむ目的があるだけで、人間ってのはいくらでも頑張れる。頑張れなくなった時、もしかすると、背中に老いが肩に手を置けるくらい近づいてきてるのかも・・・・・・

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    2016年08月29日
  • いぶり暮らし  3巻

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    やっぱ、この漫画、危険だったわぁwww
    『ワカコ酒』は美味しいお酒と肴を食べに外へ出たくなる、『ごほうびごはん』は週に一度の自分へのご褒美をランクアップさせたくなる、『のの湯』は広いお風呂へ入りに行きたくなる、そして、この『いぶり暮らし』は旨い燻製を食べに行きたくなり、自分で作ってみたい、そんな衝動に駆られる
    ついに、私も手に入れてしまいましたよ、燻製器。と言っても、作中に登場するような、立派な代物じゃなく、段ボール箱っぽいヤツですが。まだ、実際に燻製を作っちゃいないんですが、温かくなって、川原でバーベキューをやれる時期になったら試したい、と思っています。本屋で燻製の作り方を記した指南書も、この『いぶり暮らし』③と一緒に買ってきて、今、勉強中です
    今巻も、美味しそうな燻製が出来て、それを使った料理も涎が止まらなくなりますね
    けど、私がこの漫画を推薦するのは、それだけが理由じゃないです
    むしろ、ストーリーが好きで読み続けてますね
    巻を増すごとに、燻製を発端として、頼子と巡は新しい友人を作っていき、絆を強めていく。人と人を、美味しい物が繋ぐ、そんな当たり前の事を、ちゃんと描いてくれるこの漫画に惚れるなって方が無理ですって
    2巻のイカ釣りの一件で登場した、若者二人と巡がまさか、友達になってしまうとは予想外・・・でもないですね、うん。けど、タイプに拘らず、他人とすんなり親しくなれる、彼の見た目からは想像できないアグレッシブさには、素直に尊敬の念を抱けますね
    キャンキャン喧しくて、場を盛り上げてくれるアツシ、そんなダチをクールに諌められる純一、良いペアですわ。彼らの今後の活躍と、燻製へののめり込みに期待してます
    また、何気ない日常の中の、ちょっとした事で、頼子と巡が現状に少し悩んだり、今の自分を変えたい、と思いたつ点なども、ストーリーにしっかりとした起伏をつけていて、読みやすさと共に、漫画読みの「面白い漫画を読みたい」って欲望を刺激してくれてます
    この3巻で、私の胃袋を盛大に鳴らしてくれたのは、第24話「とろとろ脂身の燻製チャーシュー炒飯」でしたわ。ホント、電車や出先で読んでいなくて良かったです。さすがに、腹の虫の声を聞かれたら、顔から火が出て、体中から煙が昇っちゃいますね。しっかし、ただでさえ美味しいチャーシューの燻製を、炒飯の具にするって、最高すぎでしょうよ。私は好きな物を最期に愉しむタイプだけど、これは無理かも、一口目で頬張っちゃうでしょうね。また、純一にカノジョが出来て、寂しさからかまってちゃんと化したアツシのうざさも、何気に、ストーリーに悪くない味を出していた。ラストの「・・・・・・ふぐぅ」は実に好く、引用に挙げる候補にしたほどですわ
    なので、アツシがメインのオマケ漫画も結構、お勧めです
    この台詞を引用に選んだのは、ほんの少しだけど、じっくりと深まった頼子と巡の愛情が感じ取れるからだ。相手の事を何でも知りたい、そう思うのは別に責めるべき事じゃない。けど、相手を無碍に追求せず、話してくれる日を待ってあげられるのも、イイ女の証拠じゃないでしょうか・・・と思っちゃうのは、男のエゴですかね

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    2016年01月09日
  • いぶり暮らし  1巻

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    食系の漫画としての物珍しさは、コトヤマ先生の『だがしかし』に匹敵しそうなこの『いぶり暮らし』
    食べるのが好き、料理をするのが楽しいって思える人の大半が一度は挑んでみたくなる“燻製”にスポットを当てているトコに惹かれて購入
    互いの仕事の都合で、休みが一緒になるのが日曜日だけだからこそ、その一日をじっくりと、自分たち流で楽しむ巡と頼子さんのスタイルがイイ
    二人の日常ストーリーをテンポよく進めつつも、燻製の作り方を理解かり易く描く点に手を抜いていないトコも高評価
    それに加え、私がこの作品をお勧めする大きな理由は、燻製が出来るまで待つ時間の、まったりさをじっくりと描いているシーン
    コマの大きさ(でいいのかな?)が揃えられている事で、待つ事の有意義さが伝わって来たような
    どの燻製も美味そうで、涎は口の中に溜まるわ、腹の虫は啼くわで大変だったが、最も「作りたいっ」と思ったのは、第6話の「男の簡易ベーコン」
    『おとりよせ王子 飯田好実』、『ワカコ酒』に次いでのドラマ化を目指して欲しい食漫画

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    2014年10月31日
  • いぶり暮らし  3巻

    ネタバレ 無料版購入済み

    イカ釣りの二人がまた登場するとは思わなかった。燻り仲間がどんどん増えて、頼子と巡の世界が広がっていく様子がすごく楽しい。

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    2022年09月30日
  • いぶり暮らし  2巻

    無料版購入済み

    二人で買い物をして料理をして二人で食べる。それだけの日常がとても幸せそうで、そんな日常をつくり上げるために二人が日々努力している姿も素敵だった。

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    2022年09月30日
  • いぶり暮らし  3巻

    無料版購入済み

    最高

    燻製をすることでどんな食材もグレードアップしているのが楽しい。ほんとにいろいろいけるんだなあ…と勉強になる。

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    2022年05月12日
  • いぶり暮らし  2巻

    無料版購入済み

    憧れる

    二人の暮らし方に憧れる。食を楽しみ仕事をがんばる。喧嘩をしても仲直りをするきっかけがある。素敵だなあ。

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    2022年05月12日
  • 綿谷さんの友だち 3巻

    購入済み

    気になる

    ムゥ今後主人公がどうなっていくのか、、続編をここまで期待する漫画はなかなか無い。名作である。続編お願い致します。

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    2021年03月03日
  • いぶり暮らし  1巻

    Posted by ブクログ

    キラキラしすぎてなくて、リアルな2人のいぶり暮らしが好き。なんとかなるよって言ってくれるような1冊。

    これ読んで燻製器買いました!とても充実するので最高におすすめ。

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    2020年12月09日
  • 綿谷さんの友だち 2巻

    Posted by ブクログ

    ことばも態度も人も自分も「ありのまま」を受け止める綿谷さん。正直めんどくさい人だろうし、意識するなら本人もしんどいと思う。でもその素直さは誰もが持ちたくても持てないもの。だから彼女の周りには人が増えていく。彼女がどんな人に触れどう人は変わっていくのか、これからの展開も楽しみです。ほんと、臆せず素直でいられたらいいのに。

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    2020年09月01日
  • いぶり暮らし  1巻

    購入済み

    出てくる食べ物は本当に美味しそう!自分も燻製に挑戦してみたくなる。
    食べ物だけじゃなく、同棲する2人の生活や周りの人間関係の描かれ方が好き。ほっこりして落ち着いて読める作品。

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    2019年11月14日