大内美予子のレビュー一覧

  • 沖田総司

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    友達に貸してもらい読みました。
    あまり幕末期の歴史に詳しくはないのですが、なるほど新撰組は浪漫なのだなと思いました。 

    沖田総司はやはり美男に描かれるのだなぁ。
    ちょくちょく出てくる山崎さんがとても良い人で
    私は泣きそうです。

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    2015年11月03日
  • 沖田総司

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    この小説の沖田さんは、綺麗すぎず、格好良すぎず、心の弱い部分も垣間見れて若者らしい私の思う『沖田総司像』に近かったです。
    そのおかげでとても入り込みやすく、親近感も湧いてどんどん読み進められました。

    さりげなく書かれた沖田さんの行動一つ一つに彼の性格が出ていて、でもどこか影があって。分かり易そうで分かりにくい。
    兎に角沖田さんの魅力に引き込まれた作品でした。

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    2015年01月28日
  • 沖田総司

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    沖田総司が好きだったため、今までの印象が崩れたら…と思って手付かずになっていた本。

    でも、そのまんまの沖田総司でした。

    今の作家さんたちは、この本を参考に沖田総司を描いてるのでしょうかね?

    知らないことも新たに知ることができ、楽しい1冊でした。

    でも、心の何処かで、沖田が労咳で死なずに隠れて生き延びていて欲しいと、どの本を読んでも思ってしまうのです。

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    2013年11月07日
  • 沖田総司

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    初めて、新撰組に関する本を読みました。沖田総司の一生が描かれていますが、そこに関わる人達のこともかかれていました。切ない内容になっていますが、沖田総司の純粋で淡々としている部分を感じました。山南さんのところは本当に切なかったです。本当に素敵な本に出会えました。

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    2013年10月04日
  • 沖田総司

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    9年ほど前単行本で一度読んだけれど、文庫になったということでまた手に取ってい読み返した。
    新選組小説の中で一番好きだ。
    そして、大内さんの沖田が私の理想の沖田でもある。

    大内さんは本当に沖田を丁寧に暖かく見守るように描かれていて、
    優しい文章だ。そのぶん歴史事項などは軽く流されているが沖田自身も時勢には疎かったようであるし、沖田目線が最後まで貫き通されているように思う。

    新選組のおすすめしたい一冊。

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    2013年02月04日
  • 沖田総司

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    初めて読んだ新撰組、沖田さん関係の小説。
    凄い良かったです。土方さんと別れるときの会話で
    泣きそうになりました。
    私が一番大好きな小説です。

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    2012年10月09日
  • 沖田総司

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    司馬さんの描く土方や総司とブレることなく、それでいて
    総司から見た新選組が新鮮でとてもよかったです。

    山南の切腹ではじめて菊一文字を使う場面や、環への恋心。
    藤堂との別れ。山崎の死。姉との別れ。近藤の死。
    そして土方との別れ。

    もっとも死に近いはずの総司が次々と仲間の最期を見届ける。
    その悲しみと孤立感。
    仲間との友情。家族のように慕う近藤や土方への忠誠心。
    優しい総司の想いがひしひしと伝わり、居た堪れなかったです。
    特に土方との別れは涙なしでは読めませんでした。

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    2013年05月07日
  • 沖田総司

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    十数年ぶりに再読。最近流行りの不思議っ子総司ではなく、青年剣士の等身大の心情が初々しい。土方との別れのシーンが切ない。この小説で山崎丞が好きになった。「地虫なく」の山崎も好きだけど。2012.1

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    2012年01月06日
  • 沖田総司

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    思わず泣きました。
    女性作家らしい繊細な気持ちの描写とか良かったです。

    沖田総司好きな方にはオススメしたい一冊です。

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    2011年11月19日
  • 沖田総司

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    ネタバレ

    沖田総司が大好きな方にはかなりオススメ。
    土方と沖田の別れのシーン。
    泣きました。
    胸が痛かった。
    何度読んでも涙が出る作品。

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    2011年12月03日
  • 沖田総司

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    あ"~、沖田くんと土方副長との今生の別れのシーン、なんて悲しくて切ないんだ…。涙が止まらないです。2人の強い絆が一層際立っていた本だった。近藤局長の我が子を見守るような姿も微笑ましい。そして山南敬介の最期・藤堂平助・斎藤一等々との新選組隊士との交流も生き生きとして描かれていてとてもいいです。芹沢鴨との関わりはもうちょっとあってもよかったかな。刀を抜けば右に出るものなし、天真爛漫で無邪気に子供と遊び、ほのかに淡い恋をする沖田総司はとても魅力的でした。

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    2011年07月10日
  • 沖田総司

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    沖田さんを思いやる土方さんと近藤さんの会話に涙ぐみました。あと、沖田さんと土方さんの別れのシーンも。私の中の沖田さん像とよく似ていてすごくよかったです。

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    2011年04月16日
  • 沖田総司

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    ネタバレ

    清潔で明るい、王道の“白”沖田さんでした。
    沖田に関して、曲者だったり不思議ちゃんだったりという解釈の多い昨今の本を読みつけていると、誰からも好かれていい子すぎるのが物足りなくもあるけど、悩める人間的な総司が逆に新鮮。

    歴史的な筋は深追いすることもなく、さくさく軽く読める感じ。少し前まで読んでいた緻密な木内作品と比べると、ほんとにあっさりに感じてしまったけど、その分、総司や周囲の人間たちのたわいもない生活ややりとりが描かれているかな。

    新選組の歴史の後半って面白い部分なのに、沖田は病が重くなることもあって、あまり事件の中心に関われなくなっちゃうんだよね。
    でも、この話は沖田の物語なので、後

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    2011年04月25日
  • 沖田総司

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    新選組の沖田総司を描いた小説です。
    高校の図書室で初めて読んだのですが、これは総司の小説ナンバーワンではないでしょうか。
    彼を描いた作品には、汚れなき純粋さを強調した温かいものと、刺客としての苦悩を強調した冷たいものとがあると言えますが、これはそのどちらでもありません。
    粛正に加わる総司にも目を背けず、彼の内面的優しさと、刺客としてのダークな部分を、両方の面から丁寧に描いています。
    この小説に勝る美しい沖田総司はいないと思うのですが(笑)、実は彼の外見に言及する記述がほとんどないのも特徴です。
    どこにも美貌とは書いていないのに、読み進めていくうちにピュアな青年が自然と思い浮かんでくる、そんな作

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    2010年08月05日
  • 沖田総司

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    すごく素敵な小説。
    歴史ものだから難しそうっていう先入観を持たないで欲しい。すごく読みやすかった。
    たくさんの人に読んでほしい。

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    2010年07月01日
  • 沖田総司

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    日本史が全然駄目な私は新撰組について詳しくないんですが…沖田総司の純粋さ、強さ、その影にある儚さ、脆さを見た思いでした。最後に土方さんとの別れのシーンにうるっときます!

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    2010年03月07日
  • おりょう 龍馬の愛した女

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    坂本龍馬が愛した女性おりょうの一生の話。
    ずっと探していた本だけにすぐ読んじゃいました。
    苦労と人を愛するこの時代の人の心が、泣けます。

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    2009年10月04日
  • おりょう 龍馬の愛した女

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    坂本龍馬の妻であったおりょうの視点で書かれた歴史小説である。おりょうの前半生を中心に書かれている。それよりも長い後半生は、気になるところではあるが、解説に書かれていたおりょうにも子どもがいた事実には驚いた。

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    2022年02月23日
  • 沖田総司

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    新撰組の話は幾つか読んできたけれど、彼目線の新撰組はまた違った印象を持った。
    というより、これはまさにそのタイトル通り、沖田総司の話だね。

    この本に描かれる沖田総司は、まさに皆が持っているイメージそのものなんじゃないか。
    朗らかで飄々としてるけど時に熱く、皆に愛される人。私もすぐに彼という人間が好きになるけれど、その一方、物語の早い段階で病の気配は忍び寄る。

    後半はどうしても涙なしには読めない。
    総司のことも、その周りの人達についても辛い状況が続く。読み進めるのが苦しかった。
    何故彼が、という気持ちにもなった。
    ただ、彼は病と向き合いながら、ちゃんと自分の生を全うした。悲しいけれど、哀れむ

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    2021年03月24日
  • 沖田総司

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    沖田総司をよく知らない人でも、読み物として面白いと思った。
    自分の中にある沖田像がそのまんまに描かれていて
    やっぱりこういう人だったのねとグイグイ読めた。

    司馬遼の「燃えよ剣」とこれ読めば、
    新選組マニアになる人が増えるのではなかろか。

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    2019年10月20日