もりといずみのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
【ママ評価】★★★★★
水彩の表現がとても綺麗。
力を抜いて淡く描かれたような表現が、一見すると下手ウマな雰囲気だけど、ゆるさの中に繊細さやみずみずしい生き生きとしたエネルギーを感じるような素敵さがある。
動物の表情や動きも可愛らしくて愛らしさがあるし、水の表現も水彩ならではの正に「水」の良さを感じさせられる。
顔を洗うだけのシンプルなテーマだけど、いろいろな動物たちが本当に気持ち良さそうに顔を洗う様子が描かれていて、読んでいてこちらまで気持ちよくなる。
子どもが顔を洗う練習を始める前にぜひ読みたい一冊。
【息子評価】★★★★
なかなか楽しそうに読んでいた。
言葉の響きが面白いのか、少しずつ変わっていく言葉が面白いのか…すごく喜んで楽しそうに聞いてていた。
4歳2ヶ月
【娘評価】★★★★
息子と一緒に楽しそうに読んでいた。
息子が喜ぶので言葉も少し真似しながら楽しんでいた。
1歳8ヶ月 -
Posted by ブクログ
本書は「講談社の幼児えほん」シリーズの、0さいから楽しめるボードブックタイプの絵本となっており、その特徴として初めて赤ちゃんが絵本に触れるのにも最適な、シンプルな構成と美味しそうな果物には、理屈ではない感覚で楽しめそうな魅力がいっぱい詰まっています。
裏表紙の「おうちの方へ」にも書いてあるように、赤ちゃんは擬態語や擬音語が大好きということと、それぞれの果物から響き出す、それってどんな言葉だろうと想像する楽しさが合わさることで生まれたような本書の展開には、タイトルの『くだもの ころん』からも感じられるように、まるで果物自身に感情があって赤ちゃんに呼びかけているような、そんな親しみやすくも優しい感覚がとても印象に残りまして、特に私が好きなのは「ようなし」の『ぼよ~ん』で、その文字の配置された位置も含めて果物を表現しているような雰囲気も微笑ましく、先に行くに従ってちょっと目先を変える展開も飽きませんし、裏表紙の果物の、緩いクイズのような答えの無い自由な遊び場も素敵です。
また、そうした親しみやすさを更に与えてくれる要素として、彦坂有紀さんと、もりといずみさんによる「彦坂木版工房」の、実際に触れることができそうな存在感を放った、掠れ具合にも味のある精巧で美しい木版画がありまして、それは最初のいちごの細やかな一粒一粒の(種の入った)果実の描写に圧倒されながら、バナナの一つ一つの皺の細かさが作り出す確かな立体感や、まさに『ぷりっ』とした感触が伝わってくる桃に、ぶどうの一つ一つの実がはち切れそうな瑞々しさと、それぞれのくだものの魅力を存分に感じながら、一緒にその音を楽しめてと、読んでいく内に私も果物たちが可愛く思えてくるのだから、きっと赤ちゃんにとっては尚更なのではないかと感じられて、対象年齢に向けて特化した絵本としての素晴らしさの際立つ作品だと思います。 -
Posted by ブクログ
いろいろなパンが登場する。
文はパンの名前のみ。
シンプルで幼い子向け。
ボードブック。
【ママ評価】★★★★
パンの絵をはじめ、雰囲気が可愛らしい絵本。
幼い子向けのシンプルな内容でパンの種類も割とシンプル。
タイトルに「ふわふわ」とある通り、柔らかそうなパンの絵が上手で美味しそう。
後で知ったけど、木版画で表現をされる作家さんでビックリ。
柔らかくて軽くて美味しそうな風合いだし、色合いもこってりしてないし、版画のイメージが覆された。
ボリュームが少ないので幼い子が読むのにピッタリ。
【息子評価】★★★
思ったより反応が薄かった。
いろいろなパンの絵本があるけれど、こんなにサラッと終わったのは初めてかも。
パンブーム全盛期ではないから仕方ないかもしれない。
パンがめちゃくちゃ大好きだった頃だったら、もっと食いついていただろうな。
それも含めてやはりもう少し幼い子向けの絵本なんだと思った。
3歳3ヶ月
【娘評価】★★★
幼い子でも読めそうな絵本だけど、絵面が変わらないからかあまり見ていなかった。
パンがわかるくらい成長してから読まないとかな。
0歳9ヶ月 -
Posted by ブクログ
幼い頃、ひとりで顔を洗うのが苦手だったかどうかは覚えていないが、流したお湯と共にシャンプーが目に入りそうなのが怖くて、シャンプーハットが中々手放せなかったのは覚えている。
いわゆる、限られた用途向けのシンプルな内容の幼児絵本ではあるものの、絵の愛らしさに何度でも読みたくなる子どももいると思うし、洗顔が苦手な子どももこれを読めば、やってみようと思えるような勇気を、そっと与えてくれる温かみがある。
「彦坂木版工房」の、もりといずみさんの文章は、いろんな動物たちに「おかお あらうの みーせて」と呼びかけては、次のページでそれを実際にしている場面の繰り返しとなり、最後に女の子が挑戦してみるといった内容には、みんな頑張っているし、それ自体が楽しそうだなと感じさせる気持ちが積み重なっていくような構成に思われた、その流れが上手い。
また、きくちちきさんの水彩と墨による絵は、シンプルなようでありながら、子どもの感覚にとても近い絵を描かれる印象が強く、それぞれの動物たちの特徴も、顔を洗うという描写だけで可愛らしく味のある様子を捉えていて、何よりもそれをする気持ちが読み手にダイレクトに伝わってくることに現実味があって、それが本書の目的にとても叶ったものであることが、このコラボレーションの素晴らしさなのだと思うと共に、洗顔が苦手な子どもにとっては達成感も与えてくれて、こうした一つ一つの『できた』を踏まえて、子どもは成長していくことに願いを込めた絵本だと思う。