あらすじ
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かえる、あらいぐま、ねずみ、ぞう、みーんな「パシャッ」と顔をあらうのが上手です。さあ、顔をあらって、きもちよくなれるかな? 子育てを楽しむ人気絵本作家、もりといずみ・きくちちきによる初のコラボ絵本。読み聞かせ1歳から、ひとり読み2歳から。
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感情タグBEST3
Posted by ブクログ
顔を洗うやりかたがわかる絵本ってないかなー!あったー!!て感じで手に取りました。みんななかなか洗い方が豪快で笑っちゃいました(笑)うちのこも躊躇してましたが、こちらのえほんを読んでからあはは!って楽しそうに笑っていて、この絵本の動物たちレベルでバッシャバシャ顔洗い始めたらうれしいような水回り掃除を考えてしまって遠い目になるような…。。楽しめたえほんでした♫(笑)
Posted by ブクログ
幼い頃、ひとりで顔を洗うのが苦手だったかどうかは覚えていないが、流したお湯と共にシャンプーが目に入りそうなのが怖くて、シャンプーハットが中々手放せなかったのは覚えている。
いわゆる、限られた用途向けのシンプルな内容の幼児絵本ではあるものの、絵の愛らしさに何度でも読みたくなる子どももいると思うし、洗顔が苦手な子どももこれを読めば、やってみようと思えるような勇気を、そっと与えてくれる温かみがある。
「彦坂木版工房」の、もりといずみさんの文章は、いろんな動物たちに「おかお あらうの みーせて」と呼びかけては、次のページでそれを実際にしている場面の繰り返しとなり、最後に女の子が挑戦してみるといった内容には、みんな頑張っているし、それ自体が楽しそうだなと感じさせる気持ちが積み重なっていくような構成に思われた、その流れが上手い。
また、きくちちきさんの水彩と墨による絵は、シンプルなようでありながら、子どもの感覚にとても近い絵を描かれる印象が強く、それぞれの動物たちの特徴も、顔を洗うという描写だけで可愛らしく味のある様子を捉えていて、何よりもそれをする気持ちが読み手にダイレクトに伝わってくることに現実味があって、それが本書の目的にとても叶ったものであることが、このコラボレーションの素晴らしさなのだと思うと共に、洗顔が苦手な子どもにとっては達成感も与えてくれて、こうした一つ一つの『できた』を踏まえて、子どもは成長していくことに願いを込めた絵本だと思う。