大岩ケンヂのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
何年前でしょうか?
私が初めて買った乙一さんの小説です
本当に心から趣味の合うと言いますか波長の合う物語は
最初の1行で解るのですが、まさに最初の1行で虜になった作家の先生です
べつに対して素晴らしく人生を変える一言を最初に書かれていた訳ではないのですが
何故か最初のページを開いた瞬間に運命を感じました
何か匂いがしたんです
読む人によっては只死体が沢山の残酷な描写のおかしな人物のおかしな戯言ばかりかもしれません
けれど綺麗な事が大の苦手な私からしたら、とても綺麗な風景が思い描けた作品でした
どんな作品かと聞かれたら、死体がグチャグチャとしかか答えられませんが(笑
なぜか彼の作品は心が洗われる -
Posted by ブクログ
作品に特に思い入れはないのだけれども、この作品を巡って起きた色々は、感慨深いものが多い。
私がこの作品を読んでいるという事実だけで、かなりの『萌』要素だったらしい。
正直迷惑な話でもあり、ここに登場しうるキャラクターを私が持っているというのは、なんかだ不思議な感じだった。
ただ、最終巻を読み終わり、私が岬に似ていると言われていたのが、すごくよくわかった。
それに勘づいていた人を普通に尊敬してしまった。
「最高の幸せを自分で捨てる」
これだな。これを求めて私はずっとこうして来たんだなと、なんというか、喪失感を持った。
「僕にも岬ちゃんが現れないか待っています」と、いう人がいたが、私も佐藤君を捜し