緒方貞子のレビュー一覧

  • 共に生きるということ be humane

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    Be humane 人間らしさに徹底せよ。
    すごく良い。精神面において勇気付けられる。
    人の命を守ることの重大さを改めて考えさせられた。
    国際援助はスピード。心はチャリティの精神で、でも人が育つように工夫をする。
    人間の安全保障 人が共通認識をもつこと。
    表面上のコミュニケーションだけではなく。

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    2015年05月22日
  • 満州事変 政策の形成過程

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    ネタバレ

    (一読目)
    緒方貞子氏の博士論文。
    満州事変はなぜ起きたのか、日本国内の政治的対立と、列強諸国および中国との外交関係を論じ、最終的に日本国内での政策決定の権力がどのように移行していったかを論じている。
    秀逸なのは、日本金現代史を論じた本にしては極めて党派的偏りが無く整然とした論理構成がなされており、且高度な論述にもかかわらず初学者にも分かりやすく事変の経緯が記述されている点。
    これは解説にもあるように、著者が1960年代アメリカで本論を執筆したため、日本の煩わしい党派対立から距離を置くことができ、かつ当時の日本人にとっては当たり前のことも丁寧に記述する必要があったためであろう。

    大日本帝国のたどってきた足跡を見る上でとても有用な良書。

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    2013年01月07日
  • 満州事変 政策の形成過程

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    英文が翻訳された博士論文である性格からも、読みやすかった。
    それゆえにルビは必要とされないのでしょうが、中国名や満州の地域名は「読めないこと」で、読みづらさを感じた。
    歴史上の人物名も、有名でなければルビは欲しい。
    四十年以上の著書ですが、今なお、新鮮な感じがする。それだけに、満州事変の参考文献、初歩的な読書としてはお薦め。

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    2012年07月04日
  • 私の仕事 国連難民高等弁務官の10年と平和の構築

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    20年前の世界線の本。世界の難民問題について概要を知ることができた。緒方さんの忙中日記のパートはかなり具体的な内容で、あまり業界知識の乏しい私にはイメージがわかなかったので飛ばし読みしました。時系列が行ったり来たりする構成なので、例えば特定地域の難民問題を集中的に学習したい場合は、自分で個別に調べたほうが良い気がします。1990年代の難民問題のポイントや課題認識を学ぶことはできました。この本を読んだ後に動画で個別の地域の歴史などを見るとよく理解できました。

    この本は、難民問題の教科書ではなく、あくまでも緒方さんの回顧録的な位置付けの本なので、一職業人としての視座や流儀に触れることができたし、若者たちに向けたメッセージのパートについては、引き締まる思いがしました。(30代だけど)

    国際関係の博士号と政治学の博士号を取っているらしく、やはりこの業界で働く人はみな大学院でしっかり勉強をしてきた人であって、学部卒で体たらくをしていた自分はこの世界で働いてはいけないと思いました。また、大学受験の時、国際関係学部に憧れていた自分を思い出させてくれました。

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    2025年11月20日
  • 満州事変 政策の形成過程

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    国連難民高等弁務官を務めた緒方貞子さんによる著書。存じ上げなかったがもともとは政治学者とのことで、本書は肉厚で本格的な政治学の本である。
    満州事変事変の背景、その経過、影響を資料をもとに幅広く分析している。

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    2025年03月21日
  • 私の仕事 国連難民高等弁務官の10年と平和の構築

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    私にとっては読みにくい部分もあったし、時間が経っているので、かなり状況も変わっていて、記憶を遡りながら…という感じだった。
    緒方貞子さんの激務や努力が理解できた一方で、日本のNGOはもっと大きく、活動すべきと理想論が掲げられていて、非営利団体で働いている私としては、努力で何ともならない部分があるなと少し思ってしまった

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    2024年01月26日
  • 私の仕事 国連難民高等弁務官の10年と平和の構築

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    ネタバレ

    人から、読み終わったから、と、もらった本。

    総論として、前半は微妙だったけど、後半は人となりが知れて面白かった。

    彼女のUNHCRでの困難な決断三つ。本書の前半は、ひたすらこの三つが核になっている感じで、今はこの当時の「急増」と言っている規模よりも難民の増大は半端ないので、ややコンテクストが古い感じ。過去こうだったのね、トップはこういう生活なのね、という感覚で読む。

    三つ。
    イラク国内におけるクルド難民救済 国内避難民を保護することとなり大議論。 p.13
    サラエボで、軍との協力による物資空輸を開始。停戦合意のない戦闘状態のなかで人道援助を行ったはじめての経験。従来のICRCの仕事。ユーゴ解体によって、今日の国内避難民が明日の難民になる可能性があったから。予防のため。また、直接的には、ICRC代表がサラエボで襲撃を受け亡くなり、彼らが撤退し空白が生まれていたため。 p.14
    コンゴ民主共和国へのルワンダ難民大量流出の際、難民と、集団虐殺に関与した武装兵士や軍人、民兵が紛れ込み区別できなかった。そのためキャンプでどちらも支援することになったが、人道支援の原則から外れるということて非難轟々。


    後半は、高等弁務官を辞めてから(終わり頃)のインタビュー等が収録されており、問題の扱い方がやや多角化する。軍隊の出動と人道援助部隊との関係の議論はいまだに絶えないし、難民キャンプ軍事化・治安不安定化の懸念も絶えない。そういう点でのコメントなど、今でも参考になるかも。国際警察としての軍隊の起用法を考えるとか。

    また、日本人が今後世界でプレゼンスを示すにはどうしたらよいか、なんてコメントも載っていたりして面白かった。語学力は...重々認識しつつ...ぐぬぬ。
    日本が均質すぎるがゆえに、世界の問題が身近じゃない、だからこそ積極的に意識しないと見えてこないというのは同意。

    最後の解説で引用されていた緒方さんの言葉は、なんか端的に人となりを表しているのかなと思った。
    島国日本が、「日本は素晴らしい」と自賛し、日本だけの繁栄や心地よさを求めればどうなるか。
    「すばらしかったらそれを広めるということが一つの使命です。この国は物がなくなったりもしないし、犯罪もひどいわけじゃない。やや、心地よすぎるのです。だけど、ほかの国も心地よくならないと、いつかは、私たちも心地よくなくなる。それをもう少しはっきり認識することが必要ではないかと思います。」 p.399

    緒方さんが、2000年金当時からsolidarityを提唱していたとは知らなかった!

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    2020年05月10日
  • 私の仕事 国連難民高等弁務官の10年と平和の構築

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    平和ボケしている日本、しかしパワーバランスが崩れつつある現在、読んでおくべき本だと思う。が、本書の構成がしっくりこない…。それから、なかなかに難解。。。

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    2020年01月21日
  • 共に生きるということ be humane

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    p44
    子どもを叱るのだって、みんな決断が必要ですよね。ものを決められなかったら、生きていかれないんです。そうお思いにならないですか。

    自分の中では刺さった言葉。決断するということを常々求められている人の言葉は違うなと思った。
    難民に対して、
    p42
    現状が難民の定義に合わないために不合理な状況が生じているなら、やはり、原点に返って人の命を救う形の理屈づけをしなきゃならない、ということだと思いました。
    圧倒的に正しいけど、なかなか出来ない。

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    2015年12月03日
  • 共に生きるということ be humane

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    参考に出来るかといえばちょっとお育ちが違いすぎて…という感がどうしても拭えないんですが、女性の生き方はアイドルや芸能人だけじゃないんですよという例示のためにも塾文庫に置いております。国際的に活躍できる人材って、自己意思で決定されるものじゃない気がどうしてもしている…。

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    2015年06月15日
  • 共に生きるということ be humane

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    ネタバレ

    国連難民高等弁務官、国際協力機構理事長を務められた緒方貞子さんのインタビュー本。確か何かの雑誌で紹介されていたのを見て読んでみました。
    ひいおじいさんが犬養毅元首相、父親が外交官という元々、国際、政治のサラブレッドのようですが、お二人の子育ても頑張り、ガッツとパワーで重役も務められたということが分かりました。
    イラク・クルド難民支援、ボスニア紛争などの経験談は私には予備知識が無いので内容的に難しかったけれど、危険にさらされた中で大きな決断を強いられ、それを実行した強さを読み取ることが出来ました。
    本のタイトル「共に生きるということ」にあるように、国際社会では人に依存しないでは生き延びれないと。
    最後にある「100年後のみなさんへ」のメッセージは緒方さんだからこそのメッセージでしっかりと受け止めて、「いい考え方、いい試み、多様な幸せのあり方」を考えていきたいと思った。

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    2014年12月13日
  • 共に生きるということ be humane

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    NHKのインタビュー番組の書籍版。
    国連難民高等弁務官という意義深い仕事があると日本に広く知られるきっかけを築いた女性、緒方貞子さんの人間性がよくわかる本。

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    2014年01月30日
  • 共に生きるということ be humane

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    ネタバレ

    情報だけは行き交うが、生活そのものは行き交っていないということがある 一番対応しなければいけないのは、国と国の格差、それに、国内の格差だと思うんです
    子供を叱るのだって、みんな決断が必要ですよね。ものを決められなかったら、生きていかれないんです。そう思うにならないですか
    人間らしさに徹底せよ
    そうしたさまざまな格差がある中で、どうやって人々がある程度共同して暮らせるか。何もお金持ちである必要は無いんです。まず教育が必要であり、医療が必要

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    2014年01月11日