緒方貞子のレビュー一覧

  • 満州事変 政策の形成過程

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    英文が翻訳された博士論文である性格からも、読みやすかった。
    それゆえにルビは必要とされないのでしょうが、中国名や満州の地域名は「読めないこと」で、読みづらさを感じた。
    歴史上の人物名も、有名でなければルビは欲しい。
    四十年以上の著書ですが、今なお、新鮮な感じがする。それだけに、満州事変の参考文献、初歩的な読書としてはお薦め。

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    2012年07月04日
  • 私の仕事 国連難民高等弁務官の10年と平和の構築

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    20年前の世界線の本。世界の難民問題について概要を知ることができた。緒方さんの忙中日記のパートはかなり具体的な内容で、あまり業界知識の乏しい私にはイメージがわかなかったので飛ばし読みしました。時系列が行ったり来たりする構成なので、例えば特定地域の難民問題を集中的に学習したい場合は、自分で個別に調べたほうが良い気がします。1990年代の難民問題のポイントや課題認識を学ぶことはできました。この本を読んだ後に動画で個別の地域の歴史などを見るとよく理解できました。

    この本は、難民問題の教科書ではなく、あくまでも緒方さんの回顧録的な位置付けの本なので、一職業人としての視座や流儀に触れることができたし、

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    2025年11月20日
  • 満州事変 政策の形成過程

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    国連難民高等弁務官を務めた緒方貞子さんによる著書。存じ上げなかったがもともとは政治学者とのことで、本書は肉厚で本格的な政治学の本である。
    満州事変事変の背景、その経過、影響を資料をもとに幅広く分析している。

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    2025年03月21日
  • 私の仕事 国連難民高等弁務官の10年と平和の構築

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    私にとっては読みにくい部分もあったし、時間が経っているので、かなり状況も変わっていて、記憶を遡りながら…という感じだった。
    緒方貞子さんの激務や努力が理解できた一方で、日本のNGOはもっと大きく、活動すべきと理想論が掲げられていて、非営利団体で働いている私としては、努力で何ともならない部分があるなと少し思ってしまった

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    2024年01月26日
  • 私の仕事 国連難民高等弁務官の10年と平和の構築

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    ネタバレ

    人から、読み終わったから、と、もらった本。

    総論として、前半は微妙だったけど、後半は人となりが知れて面白かった。

    彼女のUNHCRでの困難な決断三つ。本書の前半は、ひたすらこの三つが核になっている感じで、今はこの当時の「急増」と言っている規模よりも難民の増大は半端ないので、ややコンテクストが古い感じ。過去こうだったのね、トップはこういう生活なのね、という感覚で読む。

    三つ。
    イラク国内におけるクルド難民救済 国内避難民を保護することとなり大議論。 p.13
    サラエボで、軍との協力による物資空輸を開始。停戦合意のない戦闘状態のなかで人道援助を行ったはじめての経験。従来のICRCの仕事。

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    2020年05月10日
  • 私の仕事 国連難民高等弁務官の10年と平和の構築

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    平和ボケしている日本、しかしパワーバランスが崩れつつある現在、読んでおくべき本だと思う。が、本書の構成がしっくりこない…。それから、なかなかに難解。。。

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    2020年01月21日
  • 共に生きるということ be humane

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    p44
    子どもを叱るのだって、みんな決断が必要ですよね。ものを決められなかったら、生きていかれないんです。そうお思いにならないですか。

    自分の中では刺さった言葉。決断するということを常々求められている人の言葉は違うなと思った。
    難民に対して、
    p42
    現状が難民の定義に合わないために不合理な状況が生じているなら、やはり、原点に返って人の命を救う形の理屈づけをしなきゃならない、ということだと思いました。
    圧倒的に正しいけど、なかなか出来ない。

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    2015年12月03日
  • 共に生きるということ be humane

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    参考に出来るかといえばちょっとお育ちが違いすぎて…という感がどうしても拭えないんですが、女性の生き方はアイドルや芸能人だけじゃないんですよという例示のためにも塾文庫に置いております。国際的に活躍できる人材って、自己意思で決定されるものじゃない気がどうしてもしている…。

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    2015年06月15日
  • 共に生きるということ be humane

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    ネタバレ

    国連難民高等弁務官、国際協力機構理事長を務められた緒方貞子さんのインタビュー本。確か何かの雑誌で紹介されていたのを見て読んでみました。
    ひいおじいさんが犬養毅元首相、父親が外交官という元々、国際、政治のサラブレッドのようですが、お二人の子育ても頑張り、ガッツとパワーで重役も務められたということが分かりました。
    イラク・クルド難民支援、ボスニア紛争などの経験談は私には予備知識が無いので内容的に難しかったけれど、危険にさらされた中で大きな決断を強いられ、それを実行した強さを読み取ることが出来ました。
    本のタイトル「共に生きるということ」にあるように、国際社会では人に依存しないでは生き延びれないと。

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    2014年12月13日
  • 共に生きるということ be humane

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    NHKのインタビュー番組の書籍版。
    国連難民高等弁務官という意義深い仕事があると日本に広く知られるきっかけを築いた女性、緒方貞子さんの人間性がよくわかる本。

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    2014年01月30日
  • 共に生きるということ be humane

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    ネタバレ

    情報だけは行き交うが、生活そのものは行き交っていないということがある 一番対応しなければいけないのは、国と国の格差、それに、国内の格差だと思うんです
    子供を叱るのだって、みんな決断が必要ですよね。ものを決められなかったら、生きていかれないんです。そう思うにならないですか
    人間らしさに徹底せよ
    そうしたさまざまな格差がある中で、どうやって人々がある程度共同して暮らせるか。何もお金持ちである必要は無いんです。まず教育が必要であり、医療が必要

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    2014年01月11日