大野正人のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
早すぎた天才と題した偉人伝。行った時代が早かっただけで、後の世では常識となっていたり、今だったらもっと評価されていたのにという偉業を複数人の偉人を取り上げて紹介している失敗図鑑第二弾。第一弾に比べて1人ひとりの紹介が厚みを増し、且つ、マニアックな偉人を取り上げていることが特徴。良い悪いではなく、第一弾とはテイストが若干異なる内容となっている。今回も子ども対象(第一弾よりはちょっと年齢を重ねないと読みづらいかも)の内容となっているが、大人が読んでも面白い。また子ども向けであるが故に紹介される偉人達を通した教訓が胸に刺さる。改めて可能性が少しづつ先細りしている我々がまだやれると奮起させられるような
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Posted by ブクログ
小学生程度の年齢層をターゲットにした偉人伝。面白い着眼点は偉人達の失敗に注目した点。失敗から学ぶことは多く、1人の人間として生まれた以上1人の人生しか楽しめない訳だが、偉人のように歴史に名を残した人物の一生は本を通じて学ぶことができる。本を通じて別の人間の一生を疑似体験できる。しかも本著は低年齢層をターゲットにしている上に短編集になっているため非常に読みやすい。しかし学ぶことは多く、知った気になっていた人物についても新しい情報が得られたし、詳細を知らなかった人物も多数(お恥ずかしながら)。いつの時代も新しい考え方は批判を受けやすく、その場で評価されない考え方は失敗となるが、この新しい考えを押し
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子供向けとは思えない
レイアウトは子供向けだが、内容や示唆するところは子供向けとは思えないほど 充実した中身である。冒頭のライト兄弟の話も「特許」争いで労力を取られた ということは全く知らなかった。突き詰めれば 「発明」を金儲けの道具と考えるか、社会への貢献と考えるか ということになってしまうが。