あらすじ
「夢」を叶えるために必要な「こころの力」、それを得るために倒さなければいけない「悪魔」を紹介しながら、夢はずっと描きつづけるもの、叶うものと夢を持つ大切さを伝えます。『なぜ?どうして?』シリーズ150万部突破の大野正人が子どもたちに贈る一冊。
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Posted by ブクログ
「夢はかないそうになると、夢から「もくひょう」にかわるのです。」という言葉。小学校の先生になる、という夢があと少しで叶うわたしに刺さる言葉。現実味を帯びてくる… 子どもがわたしの背中を見た時に、夢をもてるように、夢をもち続けようと思う。出口先生も後書きで、「大人も夢を持ち続けることの大切さを再認識していただけたら」と残しています。
読み聞かせしたいけど、どうがんばっても20分はかかりそう… 子供たちが自ら手に取ってくれるように、学級文庫として置いておきたいな
Posted by ブクログ
夢をかなえたいと願う子どもたちと、その実現をはばむさまざまな「弱い心」=「悪魔」たち。ショウキョク、オクビョウなどなど、いつのまにか忍び寄ってくる悪魔の特徴がわかりやすく描かれているのが本書の魅力。
ちょうど今まさに人生の停滞感に苛まれている最中に読んだけど、どの悪魔もそっくりそのまま自分の中に巣くっているやつばかりで個人的にとても刺さった。
自分自身の弱い心に打ち克って「強い心」=「心の力」を集めていく。そして願うだけではだめで、夢をかなえる努力が大切、と優しく気づかせてくれる、大人向けのレジリエンス絵本。
Posted by ブクログ
夢を持つことや夢に向かって努力することの大切さを解説しながらも、夢を持てない人や夢がたくさんあって選べない人に対してのフォローも入るので、割と現実的で、小学校高学年にも薦めやすい。タイトルが叶え方や、叶えるためにとかではなく、「どうしてかなわないの」であるところもちょっと惹かれるポイントかも。
近くの大人に子どもと一緒に読んで欲しい1冊。