アンマサコのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ立体造形を用いた特殊映像作品です。
いろいろな靴たちが、修理屋のスミスさんの店で、
直してもらうのを待ちながら、夜な夜なおしゃべりをします。
トゥシューズの夢はまたルーシーを踊ることだし、
ハンティグブーツの夢はご主人さまと狩りをしながら世界中をまわること。
で、タップシューズのタップの夢って?
スミスさんは時間をかけて丁寧にタップを修理します。
そして優しい持ち主のジョニーのもとへ。
直す人とはく人の愛情をたっぷりもらって、
タップはジョニーと夢中でタップを踏みます。
タン タタタン トン トトトトトン
立体造形ならではの躍動感があって、そのシーンがすごくステキ。
スミス、タップ、ジョニー、みんなの幸せを感じることができる絵本です。 -
Posted by ブクログ
10代前半の少年の心の奥底を繊細に表現した幻想的な物語。「白い月黄色い月」と同様に、どす黒い嫌な感情、にくしみの描写にたじろいでしまう。全体に透明な水彩絵の具、あるいはレトロな色調のインクで綴られる静かで暖かいスケッチの中に、突然、黒く荒々しいタッチで塗りつぶされたような描画が入り込んでくる。その強さ暗さは、読んでいる側も目をそむけたくなるような気持ちを呼び起こす。
どんなに穏やかで優しい人であっても、心の中には必ずそうした暗い側面を抱えている。それはなくすことはできず、ふとしたことでその暗い感情にのっとられてしまうこともある。読んでいて、どうしてもそんな不安が残るのだ。それは本作も「白い月黄色い月」も、何かを解決していない物語だからだと思う。物語の中で描かれるのは、あくまでも少年の成長過程のある一瞬でしかない。リョウ/陽は、二つの人生の記憶を持っていたまま生きていくだろう、そしてそれはすごく不幸でもなく、すごくハッピーというわけでもない。人生とはそういうものなのかもしれない。
大事なことは「自分らしさ」を失わないことなのかな。リョウの場合は正直さ。これをなくしてしまうことだけは避けなくてはならない。それと1つの希望。それがこの物語の(特に10代の読者に向けての)メッセージなのかもしれないと思った。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ日本の桜を見て自分で決めたという四股名が素敵なサーモンざくら。
追い込まれるとあぶりサーモンに大化けw
かいてんずし道場で出会った他の外国のすし力士たちの陽気で自由な個性にも気分が浮き立つ。
〈うみのゆ〉でサーモンざくらが話しているのはくるまえびぞうかな?稽古や取り組みから離れ、違う部屋同士和気あいあいしてる様子も垣間見られて嬉しい。
「れいに はじまり れいに おわる。なかまを おもいやる きもちは、どうじょうで おしえてもらった、いちばんの たからもの」のサーモンざくらの芯になっている強さの秘密もよかった。
5歳10ヶ月の息子は、まぐろのおすし好き~の理由でおおとろやま推しw