小林大輔のレビュー一覧

  • Webアプリケーションアクセシビリティ──今日から始める現場からの改善

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    Webアプリケーションのアクセシビリティについてかなり広い範囲で知ることができる。コードを提示して具体的な改善例を挙げている点も明確でよい。

    また、技術的な内容だけでなく、本書の前半ではWebアクセシビリティへの対応の意義(捉え方)を知ることができる。

    > 社会モデルでは、障害は社会の側にあると考えます。多様なユーザーの状況がある中で、社会や環境が対応できていないがゆえに障害が生じているという考え方です。車椅子ユーザーで考えると、この人が段差を登れないのは段差を生じさせている環境や社会側の問題であると考えるのが社会モデルです。この問題を解決するには、段差に対してカーブカット(段差の一

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    2024年03月03日
  • Webアプリケーションアクセシビリティ──今日から始める現場からの改善

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    ユーザビリティとアクセシビリティの違いすら、本書を読むまでは今まであまり意識してこなかったと認識。単に使いやすくしようというのではなく、「多くの人(究極的には全人類かな?)が障害なく利用できるか」という観点がアクセシビリティの基本なのだと理解した。

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    2024年03月01日
  • 新古今和歌集 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典

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    ラジオ高校講座で新古今和歌集の歌がとてもいいなと思って、こちらを読んでみました。
    和歌の意味に加えて背景や言葉の意味も詳しく書かれていて、意外なことに挿絵(写真)もあり、名前の通りビギナーにも優しいとっつきやすい一冊でした。
    この本からでも楽しめますが、新古今和歌集は本歌取りなどの以前の歌を下敷きにしたものが多くあって、古今和歌集を読まずに新古今和歌集を読むのは小説の一、二巻を飛ばして三巻を読むようなもので、やはり万葉集、古今和歌集を読んだ上の方が理解が深まると思いました。

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    2021年02月02日
  • 新古今和歌集 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典

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    「古今和歌集」からずいぶん経って出たもの(?)。
    「古今和歌集」もよかったですが、こっちもよかった。
    ビギナーさんにおすすめです。

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    2016年05月16日
  • 新古今和歌集 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典

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    詳しい解説と訳があり、わかりやすい。
    枕詞・序詞など和歌のきまりごとなどの簡単な解説もあり、和歌の楽しみ方がちょっとわかる。

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    2022年12月22日
  • 新古今和歌集 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典

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    新古今和歌集 さすがの角川ビギナーズクラシック。充実した入門書〜ルビ付き、歌枕や本歌取りの解説あり、現代語訳あり

    体言止めの効果か? 声出して読むとリズム感いい歌が多い。歌枕や本歌取りなど 先人の詞を新しく表現する方法が多才で面白い


    春歌から恋歌までは 絵画的で源氏物語の世界。季節の情緒と恋のロマンは、乱世の時代にあって、現実忌避的にも見える。ディレッタントと言うのだろうか?


    雑歌の雑種感がいい〜中世文学的な無常観あり、天孫降臨あり、和歌の政治性あり、望郷歌あり。後鳥羽院、藤原定家、式子内親王は 他の歌や伝記を読んでみたい










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    2021年07月22日
  • 新古今和歌集 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典

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    何となく読みたくなって購入。大分前に読み終わってるけど、たまに再読する。薄い本なのでサラッと読めるが現代訳に解説、コラムもついてくるので古典は読みたいけど……という方にはちょうどいいかも。

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    2011年09月11日
  • 新古今和歌集 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典

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    結局、万葉集が一番エネルギーが感じられて、しかも素直な感じがしていいなあと思いました。

    様式美が重んじられるようになって、競技としての歌詠みが発達したことは、文化的な発展には大きな意味をもったのでしょうけれど、個人的に鑑賞するには少し重たい感じがしました。
    お題に沿って即興で創作して詠うよりも、ある瞬間の自分の気持ちを詠ったもののほうが、しっくりくると思います(後知恵かもしれませんが)。

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    2019年02月03日