作品一覧

  • ちいさくはじめるデザインシステム
    4.0
    1巻2,860円 (税込)
    「だれでも・効率よく・迷わずに。」を実現するデザインシステムの作り方 「デザインシステム」は、デジタルプロダクト開発においてその必要性や役割を言及されることが多い概念で、プロダクトを提供するためのプロダクト、またはインフラとも呼ばれ、日本の企業・組織でも導入が進んでいます。一般的には、「デザインの再現性を高め、一貫した製品体験を効率よく表現すること」を目的に導入される「ドキュメントやリソース群のこと」と説明されます。 プロダクトの重要性が増すにつれ、プロダクトが示す領域も広がり、デザインシステムが取り扱う範囲も広がってきています。見た目のデザインやUIに関するルール・ナレッジだけでなく、ブランドパーソナリティや文章の表現など、ユーザーとのありとあらゆる接点を網羅し体系化する必要が出てきているともいえるでしょう。 しかし、デザインシステムには決まった在り方がなく、組織の数だけ、その目的の数だけ形を変えます。公開されている個別のデザインシステムを見ても、今の自分たちに必要なのか、作れるのか、そして運用できるのか、疑問は尽きないでしょう。 本書は、人事・労務領域の業務アプリケーションSaaSを提供しているSmartHRのデザインシステムの立ち上げ前から、現在までの取り組みをケースとして扱いながら、デザインシステムの構想・構築・運用について、一般論を含めて解説します。まずはなにもわからなくても大丈夫。デザインシステムを始める目的と、最初に手をつけるべきコンテンツを考えるところからスタートしましょう。

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  • Webアプリケーションアクセシビリティ──今日から始める現場からの改善
    5.0
    アクセシビリティとは「利用可能な状況の幅広さ」のこと。より多くの人が,より多くの環境で,より多くの状態で利用できることです。もちろんそこには視覚・上肢・認知などに障害があるケースも含みます。日々繰り返し利用するWebアプリケーションにこそ,アクセシビリティが求められます。 Webサイトに比べて,多くのインタラクションを行うWebアプリケーションでは,アクセシビリティの確保はやや難易度が高いものです。特に既存のWebアプリケーションは複合的な課題を抱えていることが多く,教科書どおりの方法では必ずしも改善できません。 本書では,Webアクセシビリティの基礎である「HTMLとWAI-ARIA」を解説したうえで,Webアプリケーションの要である「フォーム」,色やテキストなど「UIデザインの基本」,モーダルダイアログや通知など「少し複雑なUIパターン」の3分野に分けて,よくある事例を取り上げながら,現実的で段階的な改善方法を紹介します。 さらには,デザインシステムの活用や組織での推進法など,アクセシビリティの取り組みを定着・推進・向上させるためのノウハウも詳説します。
  • オンスクリーン タイポグラフィ 事例と論説から考えるウェブの文字表現
    4.0
    パソコンやスマートフォンなどで文字がどのように表示されているのか、スクリーン(画面)上のタイポグラフィを考えるための書籍です。9 名の執筆者がそれぞれのテーマで論説をまとめ、文字の扱い方が特徴的なWebサイトの事例約80 例を紹介。オンスクリーンで読みやすい本文組みやフォント、印刷物とWebの本文組みの違い、アクセシビリティ、文字組みやWebフォントの技術的変遷など、それぞれの観点からオンスクリーンのタイポグラフィについて論じています。これからますます重要になるオンスクリーンでの文字の見せ方について理解を深めるための一冊です(本書は、2018 年10 月にBNNより発売された書籍『【新版】UI GRAPHICS』のシリーズ書籍として制作されています)。

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ユーザーレビュー

  • Webアプリケーションアクセシビリティ──今日から始める現場からの改善

    Posted by ブクログ

    Webアプリケーションのアクセシビリティについてかなり広い範囲で知ることができる。コードを提示して具体的な改善例を挙げている点も明確でよい。

    また、技術的な内容だけでなく、本書の前半ではWebアクセシビリティへの対応の意義(捉え方)を知ることができる。

    > 社会モデルでは、障害は社会の側にあると考えます。多様なユーザーの状況がある中で、社会や環境が対応できていないがゆえに障害が生じているという考え方です。車椅子ユーザーで考えると、この人が段差を登れないのは段差を生じさせている環境や社会側の問題であると考えるのが社会モデルです。この問題を解決するには、段差に対してカーブカット(段差の一

    0
    2024年03月03日
  • Webアプリケーションアクセシビリティ──今日から始める現場からの改善

    Posted by ブクログ

    ユーザビリティとアクセシビリティの違いすら、本書を読むまでは今まであまり意識してこなかったと認識。単に使いやすくしようというのではなく、「多くの人(究極的には全人類かな?)が障害なく利用できるか」という観点がアクセシビリティの基本なのだと理解した。

    0
    2024年03月01日
  • ちいさくはじめるデザインシステム

    Posted by ブクログ

    社内の事例、いわば手の内をここまでのボリュームで詳細に丁寧に公開しようという姿勢はとにかくすごい。デザインシステムを組織に浸透させるのは相当に熱意が必要なことだと思うが、同じ熱意がこのような本をまとめようという方向にも働くのだろう。
    少し説明がくどいのでもう少し端的に書いてくれればさくさく読めるのにとも思ったが、逆に言えばこのぐらいの丁寧さは必要なのかもしれないとも考え直した。
    デザインシステムといえば「デザインが体系的を成立させることと、それを解説したドキュメント」ぐらいに思っていたが、ソースコードの連携も行い、管理を外部企業に委託までしているとは本格的である。
    SmartHRの事例はすでに

    0
    2023年06月20日
  • ちいさくはじめるデザインシステム

    Posted by ブクログ

    構造化されててわかりやすい、WIP(work in progress;進行中)の精神で作るというのは柔軟性があってよい

    0
    2023年04月27日
  • オンスクリーン タイポグラフィ 事例と論説から考えるウェブの文字表現

    Posted by ブクログ

    スマホやPCなどのスクリーン上では
    印刷物の文字組みとは文字組みの留意点が異なることが、それぞれの章で説明されている。

    章ごとに著者が変わるので
    当たり前だが文章の統一感はあまり感じなかった。
    実践的な内容(カーニングに利用可能なjsの説明、floatの使い方)が書かれているため
    楽しく読める内容だった。

    0
    2022年03月23日

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