ナンシー関のレビュー一覧

  • ナンシー関の名言・予言

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    「ナンシー関の名言・予言“10年後、ヤワラちゃんは選挙に出ていると思う。”」

    ナンシー関さんのファンの間で伝説的予言のひとつが“ヤワラちゃんの出馬”。その原稿が世に出たのは1995年。著書『ナンシー関の名言・予言』に転載されているそのコラムを今回はお届けします。

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    何がツブシが利くってオリンピックほどツブシが利くもんはないだろう。ツブシを利かせているという後ろめたさも無い。オリンピックは世界でも指折りの正義だから、正当な権利なのである。オリンピックもまた、現在のテレビタレントとは基準がズレているのに。

    いくらオリンピックに出たいからって7回も8回も無理矢理出るのはオリンピッ

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    2013年02月13日
  • お宝発掘!ナンシー関

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    ナンシー関の、まだ読んだことのない文が読める。それだけで価値がある。どのコラムの読後感も、いつものナンシー関です。それがうれしい。

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    2012年09月29日
  • お宝発掘!ナンシー関

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    「ナンシー関がタレントの流行り廃りを考える」

    物事の本質を見抜く、鋭い視点と愛のある毒舌が魅力だった故ナンシー関さん。その彼女が「タレントの流行(はや)り廃(すた)り」について語ると、こんな話に――。

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    テレビに出ているタレントは、文字通り流行り廃りに運命を委ねきっている。それでまたこの流行り廃りというもののメカニズムがわからないから厄介だ。

    ただひとつ言えるのは、何を流行らせるか何を廃らせるかは、すべてテレビを見ている人=世間のちょっとした気持ちでしかないということだ。気まぐれな世間の胸三寸に、自らの存亡に関する言ってみれば決定権まで預けてしまっているのだから、テレビタレ

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    2012年09月24日
  • お宝発掘!ナンシー関

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    未収録作品ということで、ややマイナーなエッセイが多い。
    んでも、カルピスウォーターの考察なんかがうれしい。
    ナンシーさんのファンなら、この事件をナンシーさんに書いてもらいたいってことがよくあるはず。塩谷 瞬とか、ミッツマングローブとか、嵐の人気についてとか。
    誰か二代目になるような人、いないかなあ。

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    2012年08月11日
  • お宝発掘!ナンシー関

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    世界文化社のSさんにいただいた。

    没後10年ってことで、流石に、今となっては古い固有名詞が結構沢山出てくるんだけど、上手く『注』でカバーしてあるので、問題なく読めたかな。
    今となっては廃刊になった雑誌の名前も、私には面白かった。

    とは言え、コラム自体の切り口なんかは、いまでも全く褪せることなく、『流石はナンシー』と思うこと必至。

    私は本屋さんだからかな?
    『マガジンチェック』
    が好きだなぁ。

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    2012年06月21日
  • 何だかんだと

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    生きていて欲しかったなぁ、と思う。それでもって、今の芸能界のことも何だかんだと言って欲しかったな。
    (06/07/23)

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    2009年10月04日
  • 何がどうして

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    ナンシーがTVについて(芸能人)あれこれ切りまくる一冊。TVについて語らせたらこの人以上は居ないと思うほど。

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    2009年10月04日
  • 超傑作選 ナンシー関 リターンズ

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    ネタバレ

    消しゴムはんこのニュース生地を見て。
    1962年生まれとの事で、取り上げている人について知らなかったりしたが、ハンコ絵で逆に分かったり。
    結構批判というか、槇原敬之氏のビジュアルについてとか、今だと炎上しそうな感じだけれど
    今ご存命だったらどんな文章を書いたのだろう。
    そして昔ほど個性がなく、アイドルもグループが主流になったことで、最近の芸能人だと誰をとりあげただろう、とも。

    当時のグッズに勢いがある。。
    文字は綺麗で可愛らしい。赤ペン先生みたい。
    巻末のは空想作文??蟻のが強烈。



    『しかしTBSはテレビ東京の成功を見てから始めた後発のくせして「大食い」と「早食い」は相いれないものであ

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    2025年04月07日
  • ナンシー関の耳大全77 ザ・ベスト・オブ「小耳にはさもう」1993-2002

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    どの時代も、毒舌家は一目置かれたり賛美されたりする。
    誰もが思っているが口には出さないことを代弁してくれて気分がスッキリするからだ。

    「毒舌」とは下から上に突き上げる言質である。
    上から下だと、管理し制圧する言葉になり、単に力関係の行使(パワハラ)になってしまう。

    ・武田鉄矢が人気者であると思うたび、私は日本という国が嫌になる。武田鉄矢は暑苦しい。すべてにおいてなんか過剰だ。自分の語りに自己陶酔している。…
    ・泉ピン子がバラエティー番組などドラマ以外のところに出てくると、もういきなり辟易する。…

    歯に衣着せぬ毒舌の気持ち良さに、20~25年程昔の懐かしさが重なって、そんな時代だったなー、

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    2023年06月17日
  • ナンシー関の名言・予言

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    >『10年後、ヤワラちゃんは選挙に出ていると思う。』谷亮子の政界進出を予言した慧眼!"寸鉄人を殺す"名言、警句、予言を多数収録した、"天才ナンシー関"を証明する1冊。
    ヤワラちゃんの件以外は予言らしきものはなかったように思いますが...
    「ナンシー関傑作選・編集者からの後日談コメント付き」って感じでした。
    もともとナンシーのメディアに対する提言が面白いので、切り取って「そういえば今は...」としみじみ振り返るという楽しみ方もあるんですね。

    ナンシー関がカラオケ好きで上手いというのは初めて知りました。

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    2023年05月12日
  • 何はさておき

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    行きつけの店っていうのは・・・私も苦手です!
    ってないけど。店員さんに顔を覚えられると 店の中で本能のまま 自由にオサベリすることができません。誰も聞いてねーし自意識過剰なんだよーって思うかもだけどさ。
    もちろん美容院にしても、自分で前髪切ったり 他の美容院に浮気したらバレちゃって気まずいし、前切ってもらった人を下手糞でも指名しないといけないような気もするしトリートメントしないとケチと思われそうで嫌だし・・・。
    そんな私ももう長いこと美容院行ってません。そろそろ本気で行かねば・・・・
    芸能ネタとしては2000年ぐらいなのでけっこう覚えてたので面白い。矢口は当時も今もウザイです。

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    2014年03月01日
  • お宝発掘!ナンシー関

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    大好きなナンシー関に「新刊」が出た、しかも電子書籍というので飛びついてみた。

    今でもテレビドラマやバラエティで、浮いている人を見ると、「ナンシーだったらなんて言うかな」などと思うので、ものすごく楽しみにしていたのだが、やはりテレビの話題は旬でないと面白くないようで、ほとんどが10年前の話題にそんなのあったかな、とちょっと残念な感じ。

    こういう斜に構えてものごとを眺めながら、しかも愛情あふれる文章を書く批評家が出てきて欲しいものである。

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    2013年09月16日
  • 何だかんだと

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    マンションで読む。再読です。中島さんの部分を読む。本質を言い当てています。当時の僕は、そんなこと思いもつかなかった。

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    2013年09月11日
  • お宝発掘!ナンシー関

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    あの絶妙な辛口コメントが今聞けないのが残念です。旬な題材ではない為、面白味は半減ですが、コンビニ・ジュースは今読んでも秀逸。かなり久しぶりのナンシー関で懐かしかった。 我家では伝説の人

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    2013年04月23日
  • ナンシー関の名言・予言

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    「慧眼」っていうのはこの人のためにあったのではないかと思うほど、この本に書かれている内容が「今」を捉えてる様子には驚きを感じる。かつて過去に読んだはずなのに、現代のテレビの病巣を斯様に予言していたとは。テレビの神、おそるべしだ。

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    2013年03月22日
  • お宝発掘!ナンシー関

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    マツコを読んだ後だと、やっぱりピリッとした言葉の冴えを感じます。
    ナンシー関はやはり天才だったのだと思うのです。

    が。

    時流って物があるのでしょうか。かつてほどには…ノリきれませんでした(涙)

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    2013年02月17日
  • お宝発掘!ナンシー関

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    初めてちゃんと読んだナンシー関の本。
    何十年も前とは思えない、今のテレビにも当てはまる内容で、唸ってしまう。
    どうにもならないのに、今生きてらしたらどんなコラムを書かれるだろう、書いて欲しい、読みたいと思ってしまう。
    まじまじと消しゴム版画のカットに見入りながら読みました。

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    2012年10月23日
  • お宝発掘!ナンシー関

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    「消しゴム版画は棟方志功の再来、シニカルなテレビ批評は太宰治のデカダンス」とは今、ナンシー関を紹介するために勝手に作った説明だが、まあそれは別としてナンシー関が急逝して早10年が過ぎようとしている。

    急逝後、彼女の書いた文章の殆どが網羅され書籍化されたわけだが、此処へ来て新たに未書籍化のエッセイをまとめたものが本書だ。全く新たに発見された文章なのか、それとも意図的に書籍化の対象から外されていたのかは良く判らないものだが、内容的にも結構発散しているし、場末的な雑誌(失礼!)に発表されたものが多いことから後者のような気もする。

    少なくともナンシー関の「名エッセイ」の一つとはとても名乗れる代物で

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    2012年06月03日
  • 何だかんだと

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    角川文庫のこれらのナンシーさんの本はナンシーさんが他界されてから読んだので、時代が少し古いですが、ナンシーさんの芸能人とテレビ番組に関するコメントは凄い切れ味です。

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    2012年05月24日
  • 何をかいわんや

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    「何をかいわんや」3

    著者 ナンシー関
    出版 角川文庫

    p39より引用
    “深夜番組の裸や漫画の性描写が本当に青少年の健全な育成に支
    障をきたすというのであれば、我も我もと恍惚としてカラオケを
    歌うことを何のエクスキューズもつけずにたれ流すことも、健全
    な育成に支障をきたすぞ。どうすんだよ。”

     消しゴム版画家でコラムニストである著者による、主にテレビ
    を話題にした批評コラム集。
     評判のトリックについてからお中元についてまで、鋭い切り口
    でビシバシとつっこみまくります。

     上記の引用は、カラオケを本能むき出しだとする項の一文。
    著者はどうすんだよと言っていますが、今でもカラオケを歌って

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    2012年06月06日