大隅良典のレビュー一覧

  • 「役に立たない」研究の未来

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    基礎研究を「役に立つもの」と思う風潮がおかしい、興味があるものをそのまま突き進めれば良いではないか。面白いから研究をやりました で良いではないか。 研究は芸術と同様に文化であって目的がうんぬんではない。研究者は世間に面白さをアピールするのも仕事である。

    刺さった。自分の研究に悩んだ時にまた読みたい。

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    2021年06月19日
  • 「役に立たない」研究の未来

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    この本から学んだこと
    ・日本の科学技術における方針は「選択と集中」であるが、これによって基礎研究がおろそかになっている。
    ・基礎研究は役に立つかが先行するのもではない。研究者が好奇心をもってやっていたことが、後で役立つものだった、という順番。
    ・研究者が自分から研究を発信していき、それを面白いと思った人がお金を出す仕組みが重要。
    ・基礎研究は「0から1」を作り出すこと。技術開発や応用研究など、目標地点のあるものでは効果を発揮するが、基礎研究においては目標を立てられないので効果を発揮しない。

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    2021年05月08日
  • 続・僕たちが何者でもなかった頃の話をしよう

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    池田理代子、平田オリザ、彬子女王、大隈良典の四氏が自分の挑戦・取り組みを語るもの。想像していたより面白い、いい本だった。それはたぶん、この本のために編まれたものではなく、研究者であり歌人でもある永田和宏氏の主導のもと京都産業大で開いた「マイ・チャレンジ 一歩踏み出せば、何かが始まる!」という講座の記録だからだろう。この講座、演者の講演の後に演者と永田氏との対談があり、本書もその流れで編まれることでいい効果を出している。対談で永田氏がうまく演者の魅力やポイントを明らかにしてくれている。
    四氏に総じて感じられるのは、面白そうだと思ったことに飛び込んできたこと。岐路で必要な力はあくまでシンプルで、思

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    2019年05月04日
  • 続・僕たちが何者でもなかった頃の話をしよう

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    京都産業大学の教授、そして歌人である永田和弘名誉教授がオファーした、大学での講演・対談シリーズ 第2弾。前作も興味深く、そして 天才と言われるまでに至った人達の苦しみ・挫折・努力・そして今を人間味豊かに語っていて、大変面白かったので、続編も手に取ってみた。
    前作は山中伸弥教授や羽生棋士、是枝監督などそうそうたるメンバーで、(今回はどうかしら???)と少し思ったのだが・・・・・面白かった。

    「ベルサイユのばら」の漫画家 池田理代子さんは「オルフェウスの窓」を描いて人気絶頂の時に 音大受験して声楽家になっていた。

    今回一番(凄い!!)と思ったのが 劇作家の平田オリザ氏
    『現代社会で「コミュニケ

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    2018年09月22日
  • 「役に立たない」研究の未来

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    この研究やっててなんの役に立つんだろう…
    そう思ったことは一度や二度ではありません

    大隅良典さんがノーベル賞を受賞した時に基礎研究の予算が減らされていることに対して警鐘を鳴らしていたことだけは覚えていました
    その時にふと思ったんです
    こういった予算を減らして、世界的な賞をとったときだけ絶賛し、評価される
    それって何かおかしい気がするって
    きっと、今でも予算は減っているのだろうと思います
    それでいて、日本の研究の質が落ちたって……
    そりゃそうでしょうって思うんですよね

    役に立つのか、立たないのか
    私もそれを科学や研究に対して思ってしまうことだけど研究の一番最初に取り組むきっかけって

    これっ

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    2026年04月13日
  • 「役に立たない」研究の未来

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    研究というと、「病気の治療に役立つ」とか「暮らしが便利になる」とか、そういう役に立つか立たないかで語られがち。

    基礎研究や学術研究を「役に立つか立たないか」ではなくて、知的好奇心や探究心を満たすものでもいいじゃないか。

    国は役に立つ研究を選び、そこに研究費を投じる。それでいいの?と思ったけれど、政治を憂いてもしかたないので、民間の団体が研究費用を支援する必要がある。そして、研究者ではない一般の人にも科学の楽しさを伝えて、「推し研究」を支援できる社会になっていけたらいいなと思った。

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    2022年11月26日
  • 続・僕たちが何者でもなかった頃の話をしよう

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    本に紹介された著名人の若くて貧しかった頃の苦労談だとばかり思ってたけど実際は若よ者に対する訓示めいた内容が多かった。
    池田理代子氏以外それ程刺さらなかったかな。

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    2022年06月09日
  • 続・僕たちが何者でもなかった頃の話をしよう

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    大隅先生の話を読むだけでも価値があると思う。若い将来のある人たちに読んでほしい本です。科学の魅力をわかりやすく伝えるのは、やはり非常に重要だと思いました。

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    2021年08月21日
  • 「役に立たない」研究の未来

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    研究は、全てが役に立つわけではないし、研究している時点で役に立つかはわからない。そのため、役に立たないと思われている研究でも支援をしなければ、将来有益になる研究も潰されてしまうかもしれないし、研究の種が撒かれなくなってしまい、研究が先細りしてしまう。目先の利益だけを追求するのではなく、中長期的な研究支援をするべきだと思う。

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    2021年08月07日
  • 「役に立たない」研究の未来

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    ネタバレ

    知識は使えば使うほど増えていく資源
     違う分野の相互作用が大切

    基礎研究=原理の追求:縦糸 × 普遍性(論理体系)の探求:横糸

    科学の発展は循環的
     波及効果が大きいため、長期的視点が必要 多様性から選択

    有用性以前に精神の自由
    ゼロを一にするには「選択と集中」は使えない。
    古代ギリシャローマの 有用性=ユーティリティ=公共での役割

    自分にどう関係するのかを主張する民主的な社会は 高尚な学問に冷たい 
    説明責任 =感情的アプローチ

    公的財源のなかのパイの奪い合い →アカデミアと企業の協業のプラットフォーム

    一回は失敗してみる心の余裕

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    2021年10月14日
  • 続・僕たちが何者でもなかった頃の話をしよう

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    池田理代子氏の講演が気になっていたが,平田氏他の方々もそれぞれいいことをおっしゃる.自分の好きなことやりたいこと興味あることを見つけたら,迷わずやれと応援してくれる本.

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    2018年04月28日