青山ゆみこのレビュー一覧
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コロナ自粛期間中に、本に関わる3人の女性が交わした往復書簡。
本や、外食、自分の人生にとっては至極大事な色んなものを「不要不急」と決めつけられ、「自粛」をしないと周りから白い目で見られる、そんな期間。
読んでいて「あ〜、そうだったなぁ」と思う。色々大変だったはずなのに、もう私はすっかり忘れて今の生活を過ごしているのだ。なんだかんだ、しぶといのだ。
p12 わたしは「わたしたち」じゃない。
わたしは「わたし」として生きている。
はずなのに、突然、「わたしたち」にさせられたような、居心地の悪さというか、お尻の座らなさ
p14 なんというか、「わたし」である前に「わたしたち」でいなきゃいけないような「圧」が強くて、自分の頭や身体がうまく使えないような。
p135 社会を揺るがす大きなニュースだけがわたしに重要なのではない。社会全体から見ればちっぽけなことかもしれないけれど、その小さな個人の想いが社会そのものなのだ。こんなことも呟けない社会は、ウイルスなんていなくても生きづらいよ。 -
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ネタバレとにかくおしゃべりを続けよう
自分を助けるための「対話の仕方」が
わかる本
↑本の紹介にあった言葉
「相談するってむずかしい」
感情を言語化することは難しいよね( ; ; )
細川貂々氏と青山ゆみこ氏
お二人が書かれた本
文字ばかりだと集中力が続かないけど
細川貂々氏のイラストが
交互にあり読みやすい
以下気になった箇所を抜粋↓
はじめに(細川貂々氏)
この本はそんな私たちふたりが
どうやって安心して話せる居場所づくりをしたか、について書いてみました
どんな話であっても否定せず
「その人の言葉、存在を
丸ごとそのまま受け取る」ことは、
単に「聞く」を超えて、
「自分ではない誰かの存在を大切に扱う」
表現になるように思う。
わたし自身が「聞いてもらう」だけで、
「自分を大切に扱ってもらっている」と
感じることが多かった
(P170:青山ゆみこ)
自分がどうしたら楽に
生きられるようになるか?
そのためにできることは何か?
それを考えて小さいことから始めてみるとその先が見えてくると思います
(P193:細川貂々)
おわりに(青山ゆみこ氏)
初めに会った時の印象と今が違って
「ゆみこさんは穏やかなマーガレットに
なってきた」と細川貂々氏に言われた
青山ゆみこ氏の文章にクスッと笑ったけど、なんだかほっこりした♪
また読んでみたい
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転職先で困った時にうまく相談できるようになりたいと思い、ヒントを求めて購入。
相談の具体的なやり方というよりは、自助会などの場づくりを通じて「相談すること」「話すこと」をどう実現していくかを著者2名が語るという内容。
著者2名が会の開催主として活動するに至る経緯に共感する。相談されることで承認欲求を満たしていルコとに気づいたり、そもそも相談するという選択肢を持たずに40年以上生きていたり。
「彼氏とこれからどう付き合っていったらいいと思う?」と友達に相談する意味が全く分からない話、わかる…。
自助会に興味を持ったり、困り感があるのは私だけでは無いと思える本。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ48歳で発達障害とわかった細川貂々さんと気になるライターさんだった青山ゆみこさんの共著ということで気になっていました。
青山さんの文と細川さんのコミックが交互に展開されて、軽い内容ではないけど一緒におしゃペリに参加しているような軽い読み心地です。
内容は表題のとおりなのですが「相談する」ということのハードルについて考えさせられます。
相談という形でなくただ、「聞く」「話す」をする場を作る。
難しそうな簡単そうな居場所作りとその運営の話が進んでいきます。
関係性や距離感が近い人にこそ相談できないということは実は結構あると思います。
自分も傷つくけど相手も傷つけてしまうかもしれないとか、そもそも理解どころか共感もしてもらえないかもとか、相談したらこれまでの関係性が変わってしまうとか、人それぞれの苦しさの深度や種類も絡んでより複雑に感じられ何も言えなくなるというようなケース。
そもそも相談ってより話を聞いてもらいたいだけだったりすることもあるけど、それも聞いてくれるなら誰でもいいと言うわけじゃないということや、逆に全然知らない人になら聞いてもらいたいけどそんなのどうしたらできるかわからないということも確かにあります。
本書にはそういうことから抜けるためのヒントがあります。
(p95)弱さってひとりで抱えているとしんどいけれど、誰かと共有すると「ただ悪いもの」ではなくなるのかもしれない
(p163)「距離がある」から関われる、知らない人だからすっと言葉が届いてきて「話が聞ける」ってこと。現実の身体的にリアルな距離感だけではない「近さ」で、心にぐっと触れてくる場合もあるのだと思う
。
青山さんの、身近にいる人と日常生活もわかり合うみたいなことも両方やろうとすると苦しくなるから、身近な人だからこそ話を聞いてもらえなくて仕方ないという考え方も、細川さんの、身近な人にこそ話を聞いてほしい、だから相手が話をしているときはちゃんと話を聞くっていうのは頭においてほしいというのもどちらもとても良くわかります。(p101)
自分は本来細川さんの考え方ですがだんだん生きてきているうちに青山さんのような考え方の方に近くなった気がします。
別れ際にハグ(p98)。
そういうふうに自然となってしまう関係性というのも自分にもありました。大人になってからは二十年以上も会っていなかった人でしたが会った時にどちらからというでもなくそうなったことがありました。
親しさや距離感(身体的、心理的どちらも)年月や関係性などを超えてそうなってしまう人が不思議といます。
青山さんもその方とは初対面だったけれどオンラインで積み重ねてきた関係性があった上での対面で、やはり対面でしか伝わらないものがお互いの間に生まれたこと(長い沈黙も)が大きかったんではないかなぁと感じました。
ゲンナイ会はオープダイアローグ形式で聞きっぱなし話しっぱなしでメモは取らず書かない、ヘタ会は当事者研究の話の要点をボードに書くを踏まえているからボードに書いていく、というお二人の会のスタイルが真逆なのが面白かったです(p136)
自分が何に困っているのかわからない(p109)、言葉にできないほどの思いがあるということは、言葉にならないときに伝わってくる(p173)
自分には親しい人にこそうち明けられない話があります。知らない人になら言えるかもしれない。でもそんな機会がいつか来るだろうか、作れるだろうかと考えると⋯一生話すことはないかもしれません。
言葉にできるということのありがたさ、伝えることができる、聞いてくれる人や場があることのありがたさをつくづくと感じますね。 -
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【目次】
はじめに(細川貂々)
1 相談できないふたり
気配り女子一番の誕生(青山ゆみこ)
私が相談できなかった頃(細川貂々)
column「話す」「聞く」の試み1:
「当事者研究」ってなに?
2 話すことの「場」
「弱い自分」が探した居場所(青山ゆみこ)
自分の場をつくる(細川貂々)
column「話す」「聞く」の試み2:
「オープンダイアローグ」ってなに?
3 話し方と聞き方
正解はないけど、方法はある(青山ゆみこ)
居場所をつくってみて(細川貂々)
column「話す」「聞く」の試み3:
「自助グループ」と「家族会」
4 変わらないけど、楽になる
対談:青山ゆみこ×細川貂々
column「話す」「聞く」の試み4:
自分で「場」を開いてみる
5 あなたが話しはじめることで
「相談」のハードルを下げる(青山ゆみこ)
みんなでともに(細川貂々)
おわりに(青山ゆみこ) -
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仕事をしながら働いている女性3人の、「緊急事態宣言」前後の交換書簡…のようなもの。
文章を仕事の一部としていらっしゃいはするけど、それぞれの家庭にも重きを置かれてる感じが伝わってくる。
こどもが居たり、犬や猫がいたり、リモートワークだったりなかったりする旦那様とか。
作家の方よりなんとなく自分の境遇に近い気もして(いや旦那様おりませんけど私には)、読みやすかったし、共感もしやすかった。
ただし、仕事柄リモートワークでもなく毎日毎日逆にほんとに休みなく働いてたりもした時期もあったので、
「え、そこまで外出を悪と考えたりもすることもあるのか…」と思ったりもした。 -
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村井理子氏にハマってしまい、何冊目だろうか?
神戸在住のライター、ゆみこあんぱん
東京で働く校正者、さとこジャムパン
琵琶湖のほとりで暮らす翻訳家、りこクリームパン
3人リレーの交換日記18通のやりとり!
可愛い表紙とイラストやお三方の撮った食べ物、風景、ニャン、ワンの写真入り
読みやすく1時間ほどで読み終えた
あーそうそう!コロナ禍自粛期間中は、仕事大変だった(T ^ T)
交通機関に乗るだけでストレスだった( ; ; )ギリギリしていた毎日だったよなぁ、、と思い出しながら読んだ
・「わたし」である前に「わたしたち」でいなきゃいけ ないような「圧」が強くて byゆみこあんぱん
・「不自由さ」と物理的な困難とは別のもので「息苦しさ」「後ろめたさ」というほうが、体感としては正確なのかもしれない byさとこジャムパン
・人間の強さはもしかしたら、あやふやで壊れやすいものを信じ込むことができる部分に宿っているのかもしれません byりこクリームパン
人と会う、語ることがどれほど大事であるかを再認識したコロナ禍だったと思う
3人リレー日記を読み終わり
ゆみこあんぱんの「ほんのちょっと当事者」を読んでみたい!
さとこジャムパンの関わった若松英輔氏の「悲しみの秘儀」を読もう!と
次の読みたい本に繋がることが楽しい!
※暑苦しいほどの焼きそば愛のゆみこあんぱん直伝
「焼きそば」を次の休みに作ろう♪( ´▽`)