人生最後のご馳走

人生最後のご馳走

627円 (税込)

3pt

最後に選ぶ一皿に、その人の生きた証が詰まっている――。淀川キリスト教病院ホスピス緩和ケア病棟では、週に一度、患者が希望する一皿が振る舞われる。家族みんなが大好きだった天ぷら、昔懐かしのハイカラ洋食……臨終の間際によみがえる美味しい記憶と、患者を支える家族、医師、スタッフの想いをていねいに紡いだ「リクエスト食」の物語。

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人生最後のご馳走 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    食べられなくなるって想像以上に辛い。病気で喉がやられた時に実感した。
    普段の食事も選べるらしい。凄く良い。

    0
    2025年08月31日

    Posted by ブクログ

    ライターの青山ゆみこさんが淀川キリスト教病院の協力のもと、
    末期がんの患者さんから話を聞き取り、
    支える家族、医師、スタッフの想いも、まとめたものです。

    食べることで人は生きて、人生みたいなものが作られる。
    どんな時に、どんな状態で、何を食べたのか、誰とどこで食べたのか。
    それが最後のご馳走と聞か

    0
    2020年02月06日

    Posted by ブクログ

    自分の最後のご馳走は何をのぞむか?

    病院に3ヶ月入院した
    辛かった
    何よりも、選択できないことが

    最後選べること、とても素晴らしい場所だとおもう

    0
    2024年04月23日

    Posted by ブクログ

    上間陽子さんの「海をあげる」で、上間さんの幼いお嬢さんが夢中になっている本として登場し、気になったので読んだ。
    村上春樹の「アンダーグラウンド」などでも思ったことだけど(本としての性質は全く違うが)、どんな人にも生活があって、好きな食べ物や通う場所、趣味があるんだなぁと改めて感じた。地下鉄でたまたま

    0
    2022年06月19日

    Posted by ブクログ

    そのホスピスでは、週に1度リクエスト食が振舞われる。
    患者が希望するその食事には、家族の思い出、食の愉しみが、
    その人の人生の証が詰まっている。そして支える人たちの想いも。
    プロローグ・・・患者さんへのリクエスト食の聞き取り。
    リクエスト・・・その料理の写真と患者さんへのインタビュー。
    リクエスト食

    0
    2022年03月03日

    Posted by ブクログ

    私は死ぬかもと言いう病になったら、ホスピスに入りたいと常々思っていますが、この淀川キリスト教病院のホスピスに入れたら良いなと思いました。私はあなたのことを大切に思っている、という気持ちで最後の日を過ごせたら何よりも幸せだから。こういう気持ちって欲しいけど、与えてもらうことが何よりも難しいから。

    0
    2021年11月13日

    Posted by ブクログ

    人生の終わりが間近であることを認識してから、食事を通して過去を振り返り、自分はこんな人生を生きていたんだなぁと穏やかな気持ちになる。
    それを支える知見と技能と、なにより深い慈愛を持ったプロフェッショナルなスタッフさんとの時間を持つことは、誰にでもできることではないし、努力して叶うことでもない。
    だか

    0
    2020年01月23日

    Posted by ブクログ

    単行本の時から読みたいと思っていたが、あれからもう4年。文庫になった。
    プロローグの玉井さんの聞き取りから、その聞き取りの会話の優しさみたいなものに、いきなり泣きそうになる。
    そのあとは、皆さん「大阪の人」と言っていいのか、死を目前とした人と思えない明るさのインタビューで、こんな感じで最後を迎えられ

    0
    2019年12月02日

    Posted by ブクログ

    残りの人生が幾ばくも無いとなったら何が食べたくなるでしょう。
    この本はホスピスでのリクエスト食についてのお話です。実際にホスピスで取材したものを文章にしたものです。読みやすくて、考えさせられる本でした。

    私は…と考えてみたのですが小さいころ日曜の朝に父ちゃんが納豆と卵とネギにお醤油垂らしてガーッと

    0
    2019年10月19日

    Posted by ブクログ

    先々月がんで亡くなった母は、十数年前まで淀川キリスト教病院でボランティアをしていました。そのときも同病院にホスピスはもちろんあったものの、こんなリクエスト食はなくて、母に「こんな本があるよ」と渡したら、当時を懐かしみながら読んだようです。

    そりゃ美味しそうだよ、でもいったいいくらかかるのかと思いな

    0
    2024年06月08日

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