青山ゆみこのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
女性3人のリレー日記に自分まで参加させてもらっているような距離感で読んだ。リアルタイムで読んでいたらもっと力づけられたかも。今も第2波が来たのか終わったのか終わってないのか、自粛の加減も人それぞれで、ますます逆に孤独な感じになっているのだけれど、でも、そんな生活にも慣れてきて、何がなんだかわからない毎日。お三方はどのようにお過ごしなのだろうか。
"人生って、年を重ねれば重ねるほど、うまくいかないことのほうが多いと思いませんか。若い頃は楽勝だと思っていた人生、ぜんぜん楽勝モードじゃないですよね?こんなはずじゃなかったのに。
それではどうすればいいのか?
たぶん、いろいろな荷物を -
Posted by ブクログ
単行本の時から読みたいと思っていたが、あれからもう4年。文庫になった。
プロローグの玉井さんの聞き取りから、その聞き取りの会話の優しさみたいなものに、いきなり泣きそうになる。
そのあとは、皆さん「大阪の人」と言っていいのか、死を目前とした人と思えない明るさのインタビューで、こんな感じで最後を迎えられたらどんなにいいだろうと感じた。
平均滞在日数が3週間とは、なんと厳しいことだろう。週1回のリクエスト食も、2、3回しか食べられない。それでも心のこもった、自分のためだけに作られた、自分の食べたい食事が取れるなんて、なんてうらやましい。いや、うらやましいなんて簡単に言っては行けないけど、こういう最後 -
Posted by ブクログ
残りの人生が幾ばくも無いとなったら何が食べたくなるでしょう。
この本はホスピスでのリクエスト食についてのお話です。実際にホスピスで取材したものを文章にしたものです。読みやすくて、考えさせられる本でした。
私は…と考えてみたのですが小さいころ日曜の朝に父ちゃんが納豆と卵とネギにお醤油垂らしてガーッと混ぜてくれたやつをご飯にぶっかけて食べたの、幸せの味だったとか、学生の頃、朝ごはんにってお母さんが握ってくれた塩の効いた海苔がたっぷり巻いてあるでっかいおにぎりが幸せの味だったなとか、なめこたっぷり入った熱々のおみそ汁が幸せだったな。とか思うんですが、これらは今の私が再現できる味になっているので、今 -
Posted by ブクログ
先々月がんで亡くなった母は、十数年前まで淀川キリスト教病院でボランティアをしていました。そのときも同病院にホスピスはもちろんあったものの、こんなリクエスト食はなくて、母に「こんな本があるよ」と渡したら、当時を懐かしみながら読んだようです。
そりゃ美味しそうだよ、でもいったいいくらかかるのかと思いながら私も読んだら、高額の入院費を払った人が特別に受けられるサービスというわけではないとのこと。素晴らしいことです。
ただ、他の施設に移ったら食欲が失せて体調が悪化したというような話には、がんが進行しているのだから食事のせいとも言えないのではと思います。生きる意欲を持つために食事はもちろん大切、でも