国広正人のレビュー一覧

  • 穴らしきものに入る

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    第18回日本ホラー小説大賞短編賞受賞
    もうね 突飛なストーリーに驚きなんだけど どうなるのか早く先が知りたくてグイグイ読めてしまった。
    そして驚きの結末・・・思わず寒気が走る!
    文句なく面白い。

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    2013年03月14日
  • 穴らしきものに入る

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    いやあおもしろかった。
    かなりありえへん怪奇現象をテーマにした短編集。
    どれも奇妙な展開とすっとぼけた台詞回しで「らしさ」を持つ作家だと思う。
    この人の本がまた出たら絶対に読むだろう。

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    2011年11月02日
  • 日本ホラー小説大賞《短編賞》集成2

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    ネタバレ

    「トンコ」と「穴らしきものに入る」がサイコー。

    前者はブタ視点で描かれた不思議体験ができる。決して完全に擬人化されてるわけではなくなんかブタっぽい。
    後者は「なんでそんなこと思いついたんだ?」というところからはじまりまったくぶれない。理屈も理由もなくただ主人公の穴へのこだわりは面白かった。
    短編の良さが出てた。

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    2025年12月15日
  • 日本ホラー小説大賞《短編賞》集成2

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    ホラーというより奇妙さが際立つものが多かった。ありきたりなオチのものもあったけれど、鼻とか穴らしきものに入るはクセになりそうな感じ。トンコは可愛いに尽きる。ホラーか?と思ったが可哀想という割に豚肉食べる人間が一番ホラーだと思った。

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    2025年07月15日
  • 日本ホラー小説大賞《短編賞》集成2

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    後半になるにつれ、インパクトは抑えてられていってる気がする。ただ、受賞作をまとめて読める意義は大きいと思う。収録作品は含めた本はほぼ絶版だし。未収録作品があるようなので、短編全集としていつか再刊してください。ついでに大賞受賞作全集もお願いします。

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    2024年03月13日
  • 日本ホラー小説大賞《短編賞》集成2

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    しばらくホラーから離れていた時期の受賞作なので「鼻」以外は初読。
    バリエーションが出てきたなって感じ。しかし、「穴らしきものに入る」のナンセンスさはすごい。

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    2023年12月10日
  • 穴らしきものに入る

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    第18回日本ホラー小説大賞短編賞受賞作。
    ユニークなホラー短編5作。

    ・穴らしきものに入る
    ・金骨
    ・よだれが出そうなほどいい日陰
    ・エムエーエスケー
    ・赤子が一本

    背筋がゾクゾクするほどの恐怖はないものの、人間の恐怖に陥った際の滑稽な姿が哀れであり、クスッときたり、自分と重ねる部分もあり、不安感を覚える。

    自分の観点とは少しズレは感じた。

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    2018年11月18日
  • 穴らしきものに入る

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    穴に入れるようになった男、骨が金だった
    肌を焼く事を恐れる女、マスク病、あたりの赤子。

    ホラーというよりも、不思議な話ばかり。
    試したい、という思考は共感できる穴の話はともかく
    祖父の骨が金だった…には、家族の行動が恐怖です。
    いや、係の人もちゃっかり懐に入れてましたけど。
    人間が恐怖?

    肌を焼くのを怖がるのは、女性として当然ですが
    何かを恥だと思った時、180度転換するのが凄い。
    ここまで徹底してしまうと、精神的な怖さがありますが
    本人の慌て具合とやっている事の繋がりのなさに
    妙に憐憫が。
    マスクは…こうなってしまうと笑えますが
    本人にとっては大変な事。
    まぁ小学生は自業自得ですが、なっ

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    2018年05月15日
  • 穴らしきものに入る

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    異常な状況に遭遇した人達のドタバタぶりを描いた短編集です。

    何でそうなったのかと言うような説明は無く、いきなり変な状況に放り込まれた主人公達がうろたえたり開き直ったりする様が、時にはコミカルに、時には不気味に描写されていて、結構面白かったです。

    まぁ特に大したオチもなかったり、文章もところどころ、作者だけ分かっていて読者は置き去りにされているような部分もあり、読みづらい面もありました。

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    2012年03月25日
  • 穴らしきものに入る

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    あまり良くない意味での、浮遊感。


    ようするに座りの悪さ。
    あくのない筒井康隆と言うか、お行儀の悪い星新一と言うか。

    タイトルはすごくいいなって思ったんだけど、
    続く金骨がつまらなくて、その続きの日陰のオチが弱くて、
    エムエーエスケーはテンポは良かったのにこれもオチがよくわからず。
    最後に至ってはえーってがっかり。

    最初の受賞作の目のつけどころで、★3つ。
    読み返さないとは思うけど。

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    2012年01月11日