宮本雅史のレビュー一覧

  • 電池が切れるまで

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    命が果てるまで、懸命に生きる子どもたち。

    その姿に、月並みかもしれませんが、自分の命を粗末にしてはいけない、この先の人生、どんなことがあっても、その子たちの分も最後まで生きなければいけないと強く思いました。

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    2023年09月08日
  • 領土消失 規制なき外国人の土地買収

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    奄美大島の人口35人の小さな集落に、大型クルーズ船が寄港し、中国などからの観光客を誘致する計画が進んでいる。実現した場合、次のようなことが危惧される。
    ・中国人向けのリゾート施設ができる。訪れるのは中国人ばかりになり、村は中国人によって占められる。
    ・奄美大島は安全保障上の重要拠点である。そうした場所に中国人が流入し、さらに不動産が買収される可能性がある。
    ・大型クルーズ船が寄港できる桟橋が造られれば、中国の空母『遼寧』(6万7000トン)が楽に停泊できる。

    日本の不動産が外国から狙われるのは、誰でも買えて、自由に転売できるため。
    日本の法律は、国民以外の者が土地を所有することを想定していない。
    そのため不動産売買が自由で、所有者・使用者の権利が国内外差別なく保障されている。

    国土買収に対する日本の動きは、諸外国とは真逆。
    ・諸外国の場合、外国人の土地所有には許可が必要。所有を認めない国もある。「買われてしまうと国益を損なうモノ」や「買い戻せないモノ」を売ってはいけないようになっている。
    ・日本は国土買収については開放するばかり。2018年、所有者不明地の利用についても、国内外を問わず開放する制度を創設した。2017年の海外投資家の日本国内での不動産取得額は1兆1000億円で、過去最高を記録した。

    日本では、外国人が土地や建物を占有し、日本人が減っていく現象が生じつつある。
    土地の住民の過半を外国人が占めるようになった時、地名や国名は日本だが、言葉や文化は日本のものではない世界が広がっていく可能性がある。

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    2020年04月29日
  • 爆買いされる日本の領土

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    【211冊目】中国資本による日本の領土購入動向をルポしている。北海道で数多くの土地が購入されているとのこと。その背景には「北極海航路」の確保という中国の壮大な構想があるのではないかという分析が示されている。「沖縄は25年前から、北海道は20年前から中国が獲得しようと触手をのばしている」という大きな情勢分析があり、これに対抗するために(大正時代に制定された外国人土地法以外の)外国資本による日本の土地購入に法的規制をかけるべきだというのが筆者の主張。

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    2017年10月11日
  • 「電池が切れるまで」の仲間たち 子ども病院物語

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    電車の中で読んでいて不覚にも涙が出そうになりましたがな。子供の難病の話なんて三児の父に耐えられる訳が無いのです。独身の時は好きだった天童荒太だって最早読めない身の上なのですから。
    基本我が家は病気になった際は保険適用外なら諦める、ということで合意しているのですが実際に子供の上に起こったらどうなることやら。

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    2015年01月23日
  • 電池が切れるまで

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    ネタバレ

    作者みやこしゆきなちゃんの、「命」という詩がいい。

    小4、11歳で神経芽細胞腫という病気で亡くなってしまったみやこしゆきなちゃんの、闘病生活が書かれている。院内病院で、友達と遊んだり勉強したり、そして いつも優しさを忘れなかった ゆきなちゃん。

    命のことを考える時に。

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    2013年03月23日
  • 報道されない沖縄 沈黙する「国防の島」

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    ネタバレ

    沖縄関係は要チェキということで購入。

    【読書メモ】
    ・大田實海軍少将は自決前の昭和20年6月6日、海軍次官宛に送った電報でこう報告している。
     「(省略)一木一草焦土と化せん 糧食六月一杯を支うるのみなりと謂う 沖縄県民斯く戦えり 県民に対し後世特別の御高配を賜らんことを」

    ・「沖縄の反戦平和活動」について、
    「世界の反戦平和活動は戦争に反対するものであり、戦争を抑止する軍隊に反対する運動ではないのだが、非武装平和主義の思想が残る沖縄では、よく混同されている」
    「沖縄における現在の反戦平和運動は、在日米軍や日米安保に絡んで米国に主眼をおいたのもの多く、中国によるチベット侵略戦争など米国の関与していない戦争に対してはまったく取り組まない」

    ・沖縄県民は「本土復帰」とは言わない。「祖国復帰」と唱え続けた。

    ・「現実に沖縄の復帰をなしとげたのは、沖縄返還協定批准貫徹委員会の運動だった」

    ・東京の大学に進学したある音楽の高校教員は、「沖縄では、沖縄地上戦以外にもたくさんの犠牲者がいたことや、日本軍のいい面は教えられなかった『君が代』に歌えなかった」と前置きした上で、
    「(省略)とにかく、沖縄で習った歴史とあまりに異なる歴史を習い、自分が学んできたことについて混乱したのは一回や二回ではなかった。今、沖縄で教鞭を執るようになって、国家や政治について、東京で見聞きし、感じたことを話そうとしても、許されない雰囲気がある。」

    ・安次富氏らは(普天間第二小の)移転先を求めて米軍と交渉、同時に那覇防衛施設局とも予算の捻出に向けて協議を始めた。ところが、突然、市民団体などから、「移転は基地の固定化につながる」と反対の声があがったのだ。

    ・「沖縄県民は一対一だと本音を話すが、複数になると本音を出さない。地縁、血縁の強い沖縄では、争いを避けるため、複数になると付和雷同する傾向がある」

    ・「沖縄振興開発特別措置法」
     第一次振興開発計画(昭和47年~昭和56年) 1兆2493億円
     第二次振興開発計画(昭和57年~平成3年)  2兆1348億円
     第三次振興開発計画(平成4年~13年)     3兆3704億円
    「沖縄振興特別措置法」 平成14年~23年    2兆4599億円

    ・沖縄県の経済状況を見ると、特別待遇が果たしてどの程度生かされてきたのか、首を傾げざるを得ない。

    ・沖縄とは、言うなれば、琉球王国という古い家屋に中国の王朝が乗っかり、その上に日本の文化が乗っかり、さらにアメリカ文化が乗っかるという多種多様な文化がチャンプル状態にあるところだ。

    ・「沖縄自身も、そろそろ、自ら、被害者意識の呪縛を解き放つべきだ。被害者意識からは何も生まれない。基地問題と補償、それに振興策と様々な課題を抱えるが、真の復帰は被害者意識を取り除くことから始まる」


    【まとめ】
    最後の、「沖縄自身も、そろそろ、自ら、被害者意識の呪縛を解き放つべきだ」がずしりと響いた。
    これまで、40年間、補助金漬けにされてしまって、ウチナーンチュは自分のあたまで考えることをやめてしまった(考える機会を奪われた)。
    いかに、基地という公共事業を自分たちの手から離さないようにするか、が「目的」となってしまった。
    10兆円余りの補助金は充分に活用されたのだろうか。

    琉球王国の琉球人は、大陸や日本を相手に、したたかに交渉して、一時代を築いた。
    その子孫である沖縄県民は、自分たちで考えて、サバイブしていけるだけのDNAは持っているはずだ(そう信じる)。

    中国の勢力増大、米国の軍事戦略の転換など、日本を取り巻く国際情勢が急速に変化する中、いつまでも「基地」が居てくれることに、期待するのはやめよう。
    個人的に、「今すぐにでも基地は撤退しろ」とは微塵も思っていない(現実的に無理だし)。
    ただ、基地があることによって、自分のあたまで考えなくなるメンタリティこそが問題だと考える。

    世代も変わってきていることだし、「そろそろ呪縛を解き放とう」。

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    2012年06月18日
  • 海の特攻「回天」

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    言わずもがなですが、読んでいて苦しくなります。純粋すぎて、辛くなる。
    特攻っていう行為そのものの是非は今ここで論議しても始まらないのですが、純粋に、国や家族を守りたい、その一心で散っていったんだなっていうことを、私は真摯に捉えて、感謝したいと思います。

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    2011年09月25日
  • 電池が切れるまで

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    ぶひーーえ~ん!!
    鼻水じゅるじゅるものでした。

    わたしよく本読んで泣くんですが、(それはもう頻繁に)
    なんで泣いてるのかよくわからないんですよね・・

    泣いたってなんにもならないし、泣きながら本読み終わっても何も変わらないし何もしないし・・

    まあすっきりするし、
    泣きたくて泣いてるわけじゃないけども

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    2012年10月03日
  • 電池が切れるまで

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    友達に進められてチラッと読んだくらいですが、
    詩に込められている思いがすごく伝わってくる話です。


    今を生きていられることがとても幸せだなあと
    心から思いました。

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    2009年10月24日
  • 「電池が切れるまで」の仲間たち 子ども病院物語

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    感動の詩画集「電池が切れるまで」の補足資料的内容。
    ジャーナリストが家族や医師,教師たちの感情を綴っている。
    そこから浮かび上がる病気と闘う子どもたちの懸命な姿。
    印象的な詩「命」を書いた子の生い立ちから闘病生活など…。
    感動せずにはいられない。
    しかし,子どもたちの生の声である詩画に比べ,衝撃は小さい。
    情報として見て,同情してしまう面が強くなるかもしれない。

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    2009年10月04日