平塚柾緒のレビュー一覧
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美しい表紙は玉砕の電文。
7巻まで読んでから戻ってきてるので、もう泉くんの姿に涙が止まらないよ。島田の決意、優しさ、漢気。そうだよね、泉くんはそこに憧れて惹かれて尊敬してたんだよね。
イマイチ小杉がわからんが、彼には彼なりの哲学みたいなものがあって、彼なりに最良を選んで生きてるんだろうなあ。
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Twitterで紹介されて、ネットで試し読みしたらいてもたってもいられなくて、電子書籍で7巻まで買って、泣きながら一気読みして、今から落ち着いて一冊づつ感想を書きます。
電子書籍で買ったことを後悔してる。人に貸せないから。つまり、そう言う本です。
激戦地、ペリリュー島。聞いたことはあったけど、Tw...続きを読むPosted by ブクログ -
ペリリュー島の敗残兵が、米軍基地に忍び込んで食料を盗みながら生き永らえる様子がリアルに描かれている。しばらく戦闘が起きないうちに(=戦局が定まったのちに)半年がたち、本国では無条件降伏による敗戦が決まってしまった。ペリリュー島では、そのことすら知らずに時が経っていく。。。Posted by ブクログ
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たまに
これ戦争だよな?
と思うほど平和な空気が流れるのだけれど
現実に引き戻される
戦争が日常で
日常が戦争Posted by ブクログ -
ペリリュー島でのサバイバル。日本軍の敗残兵は、米軍の倉庫から食糧を盗んで、何とか食いつないできたが、潜伏先の洞窟を米兵に見つけられてしまう。ついには味方の死体を食うか食わないかというところまで追い詰められていき…Posted by ブクログ
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借りたもの。
激戦地となったペリリュー島で何が起こったか――
南国の楽園的雰囲気は、1話目の小山一等兵の不慮の事故死、島民と言葉を交わし彼らが疎開したから次第に不穏な空気に包まれてゆく……
持久戦であると明言する指揮本部(つまり退路も補給路も無い)。
戦い慣れしていない兵士たち。正面対決をしていなく...続きを読むPosted by ブクログ -
先の大戦の日本軍を描いた実録コミック。ペリリュー島の攻防戦はすでに決着がついているのだが、「降伏させてもらえない」日本兵は、食料を求めて夜陰に紛れて米軍基地に忍び込んだり。もはや何のために生きているのかも分からない。旧日本軍の戦い方は、あまりにもひどすぎる。大本営には「国民あっての国家」という発想が...続きを読むPosted by ブクログ
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さよならタマちゃんから作者の作品を愛読しています。本当に優しい線描で、とてもあのSF作品を支えてこられた方とは想像ができません。
その「タマちゃん」での課程で、その繊細なタッチといのちの手触りを昇華させた作者が佳作「おやこっこ」を経て挑む超大作「ぺリリュー」。そのサブタイトルの「楽園のゲルニカ」。...続きを読む -
世界で唯一、戦争と言う大義名分の元、民間人を大量虐殺すると承知の上で、原爆を落とされた国に住む者として、日本と言う国は何があろうと二度と戦争を行って欲しくないし、そう思える心を繋いでくれるこの作品が生まれる日本の漫画文化を応援する、死ぬまで。Posted by ブクログ
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先の大戦におけるペリリュー島防衛戦を描いた作品の第3巻。すでに日本軍の守備隊は壊滅しており、生き残った兵士たちは、ただ生き延びるためだけの戦い(水と食料の確保)に明け暮れる。そして司令部は玉砕を決断し、トップ以下は自決。主人公たちはすでに本隊からはぐれているため、まだ「戦い」は終わらない…。
ちなみ...続きを読むPosted by ブクログ -
先の大戦におけるペリリュー島防衛戦を描いた作品の第2巻。米軍の上陸をいったんは阻んだ守備隊であったが、2度目の上陸であえなく突破され、生き残った兵士たちにも水・食料・薬がなく、ただ必死に生き延びようとする様子が痛ましい。Posted by ブクログ
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ホリエモン一押しの作品。珍しく私の興味と一致した。先の大戦におけるパラオ戦線のペリリュー島防衛戦の様子を生々しく描いている。この第1巻では、防衛陣地の設営から米軍の上陸第一波を退けるまでが描かれた。Posted by ブクログ
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戦死公報にのっけから触れていく漫画は初めて読みました。
アニマルも読んでますが、迷わずこちらも購入。楽しみにしてます。Posted by ブクログ -
続きを待っていました。
アメリカ側の兵士が戦う姿と戦場に限らずPTSDに苦しむ姿も描かれていて、物語を読み続けるうちに国は違えど敵同士である日本の兵士と双方の立場や気持ちに違いがないように思えてきました。 -
太平洋戦争末期の激戦地の一つ、ペリリュー島。玉砕も許されず、来るべき反転攻勢に備えて持久戦を強いられた兵士たち。糧秣も底をつき、敵と戦うよりも食糧を探す日々。仲間同士の諍い、病気や怪我により失われる命。生きて故郷に戻れる確約もなくひたすらに耐え忍ぶ姿。
終戦の事実も知らされず、戦後一年半も隠れ、生き...続きを読むPosted by ブクログ -
発売された当時、読みたくて手に取った。
が、絵の可愛さが癪に障り読まなかった。
現在になり改めて開いてみて読もうかと。
で、絵の可愛さが愛し哀しくて読んでる。 -
絵もいいし、展開も上手いんだけど、史実を元にしているので、この先の展開が判る分、先を読みたくないって思ってしまうな。Posted by ブクログ
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非日常だとはいえ、
敵は自分とは全く違う生き物だとでも思ってもないと
自分自身が保てないってのはあるんだろうなぁと思う。Posted by ブクログ -
終戦から1年
あれだけ頻繁に米軍基地に侵入してても
気付かないのであれば、その理由も欲しいところ。Posted by ブクログ -
1945年の1月になりました。
三十四会の方に直接話を聞かれているとのことなので、主人公が生き残るとしたら、ここから2年ちょっと話が続くことになりますね。どう展開するのか楽しみです。Posted by ブクログ