面白かったです。家が語り手というのは新しいなと思いました。利害の一致から結婚している柊一と香澄ですが、お互いを想っているのが滲み出ていて良い空気でした。持ち込まれる悩みや、柊一と香澄のそれぞれの家族への思いはチリチリしたのですが、優しい読後感です。家族でも言ってはいけない、飲み込まなきゃいけないことってあります。でもそれに耐えられなくなったら、離れてもいいのかな、と力を貰えました。多分、読み方としては違うと思いますが、救われます。この作品もご飯がとても美味しそうです。香澄さんのような器量よしになろう。シリーズ化したらいいな。