矢野健太郎(数学者)のレビュー一覧

  • 数学物語

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    当たり前に数を数えたり人間はできるけれども、果たして動物は数を数えられるのだろうか。
    そんないつも気にしないようなネタが詰まっている本です。
    薄いのでサラッと読めますが、読み終わった後の満足感はたっぷり味わえます。

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    2020年12月17日
  • 数学物語

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    今まで出会った数学系の本(うんちく、教養、公式、人物、小説、もろもろ)で堂々の第1位。これをレジの横で仕掛け販売してくれた、有隣堂武蔵小杉店に頭が下がります。

    特に数字の話。0の概念について、今まで散々読んできたけど、これを読んで一番しっくり腑に落ちて理解。間違いなく名著です

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    2018年11月23日
  • 数学の考え方

    購入済み

    古い本ですが

    面白い本だと、思います。
    話のネタとしても、数学を見直す目が覚めると思います。

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    2017年04月30日
  • 数学物語

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    数学の面白さを伝えるのがこんなに上手な人は矢野健太郎さんを置いて他にない。これほど薄い本で、これほど平易な日本語で(しかも美しい)、はい楽しかったですね、と言った頃には数IIBくらいまでの内容はさらりと終わっている。
    数学に関する本で、物足りない、もっと続きが読みたいと思わせるとは、凄まじい方だ。

    ところで学問の起こりが紀元前にあるとはすごいことだな。数学、哲学、天文学の世界には、本能的に人間を惹き付ける魅力があるのだろうな。

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    2014年04月01日
  • 数学物語

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    約20年ぶりに読みました。内容の面白さはさることながら、平易な言葉でわかりやすく説明する著者の文章力に驚かされました。時代が変わってもうつろわない強さを持っていると思います。やっぱりヤノケンは偉大です(。-_-。)

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    2013年08月08日
  • 数学物語

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    面白かった!戦前に書かれた本とはまったく思えない。数学の魅力に気づくことができた。アレキサンダー・ポープがアイザック・ニュートンに贈った詩がすばらしい。(2013.07.30)

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    2013年07月31日
  • 数学物語

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    1961年に出版され、著者は1993年に死去。しかし、その後も版を重ねて出版される大ベストセラー。社会人にとっては青春時代に学んだ数学を楽しく思い出せる。あの頃に戻りたいぜ。

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    2011年09月17日
  • 数学物語

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    これまでの数学者たちの軌跡をとってもわかりやすく、中学生向き(?)に書かれたほん。

    もっっっっと若い時に読んでいたら、数学に対して取り組む姿勢が変わっていたかも。

    高校の時、数学の先生が数学を本当に楽しそうに語っていて、みているこっち側も(ワケワカランけど)感動したことを思い出した^^

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    2009年10月04日
  • 数学物語

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    なぜか実家にあった謎の古びた本
    誰も興味なさそうなタイトルなのになぜ?

    初版はなんと1961年。
    歴史を感じます。

    数学とはいうものの、とてもわかりやすく書かれているのと、ページ数もそんなにないので、苦手な人でも読みやすいと思う。

    「負の数字×負の数字=正の数」の解説もあるが、あれをわかりやすく説明するのは、男女間の友情くらい永遠の課題なのかもしれない。

    あと、アラビア数字がインド発祥ってのは目からウロコだった。
    世の中間違いだらけだわ。

    全体的に中学1年くらいかな?
    あれ?球の体積とか表面積っていつ習うんだっけか?

    有意義な読書タイムをありがとうございました
    この読後感を噛み締め

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    2023年04月12日
  • 数学物語

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    ネタバレ

    数学への愛とその愛情を少しでも共有したいという優しさがあふれる作品でした。

    各世代の大数学者たちの逸話が散りばめなれて、ほっこりする。アルキメデスのエウレーカはヘロン王の王冠の鑑定方法を熟考していたのかとか、ニュートンのネコ偏愛大天才が子ネコのために新しい通り道を作ってあげようとするとかは愛情は人を盲目にさせるねとか。人間味を感じてしまう。

    各用語の丁寧な解説がありがたい。メジャーな定理の証明は懐かしさを感じながら頭の体操といった感じ。数学アレルギーを緩和させてくれる処方箋ですね。

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    2022年12月19日
  • 数学の考え方

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    数学の始まりから大学数学の入口まで、平易な説明で記載されている。
    とは言え、多少頭を使いながら読むので疲れる。いかに普段頭つかってないか分かる。
    特に非ユークリッド幾何のところは難しかった。

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    2021年07月11日
  • 数学質問箱 なぜだろう? そこが知りたい!

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    投稿された質問がいい

    数学になぜたくさんの記号が使われるようになったのか、小学生の算数での➕➖の歴史的背景から質問に答えている。大人の疑問にきちんと回答している。等号=が、平行線由来でもともと長かったのが短く今のようになった等、なかなか面白かった。その他、マイナスにかけるマイナスがなぜプラスなのかなど数について根本を知るなど計算から幾何学まで広く読者からの質問に答えている。

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    2021年03月28日
  • 数学物語

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    著者の矢野健太郎さんは、昭和を代表する数学者。プリンストン高等研究所に留学し、アインシュタインなどの当時世界最高峰の頭脳との交流があったことでも知られる。 本書は、このような著者の数学エッセイ集。初等代数、幾何などの古典数学や、デカルト、パスカル、ニュートンなどのエピソードを彼独特のユニークな観点で捉える。 考古学の新発見で当時の通説が覆ったため、誤った記述のあるが、全体としては非常に良い数学の導き書といえる。特に、中学生、高校生に数学の面白さを教えるには持ってこいだと思う。そのうち、愚息に読ませたい。

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    2018年10月23日
  • 数学物語

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    エジプト、バビロニア、古代ギリシャの数学や、様々な記数法のはこまり、パスカルやデカルト、ニュートンの業績などを解説した本。
    ピタゴラスの定理や、アルキメデスの円の表面積の公式などがどのように導かれたか、説明してある。
    数学が苦手だった私には時間がかかったが、丁寧に説明されているので、なんとか読み終えられた。
    ただ、章の末尾の方で扱われる内容の説明が、突然駆け足になる傾向がある。
    ピタゴラスの定理についてはあんなに丁寧なのに、多角形で空間を埋める話になると、割とあっさり。
    ユークリッドの円の内接、外接の話や相似の話は、無理に押し込まれていて、なにか理解した感覚がない。

    最後のオイラーの一筆書き

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    2016年04月20日
  • 数学物語

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    原始人の数の数え方から始まり、ギリシャの哲人、ニュートン、オイラーの定理まで、驚くべきわかりやすさでエッセンスを紹介した一冊。おそらくもともと中高生向けだと思いますが、大人が読んでも間違いなく面白い。

    こういう1冊に若いころに出会っていたら、という後悔も感じてしまうくらいの良書でした。

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    2015年02月26日
  • 数学物語

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    「数学を楽しむ入門書」みたいな本
    登場する数学者たちの著書も読んでみたい
    エレメントとか円錐曲線試論とか
    まぁそのうち

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    2013年01月26日
  • 数学物語

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    小5の息子にオモロイで〜と手渡された。おもしろかった。あっという間に読んでしまった。数学は机上のものではない、まさに実学であることを改めて理解した。

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    2012年04月21日
  • 数学物語

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    風呂読書用に購入。再読である。
    再読、といっても読んだのは中学時代。僕を数学好きにした矢野健太郎の数学エッセイ。最初がいきなり動物はどこまで数えられるか、次が未開人はどこまで数えられるかというエッセイ。そしてピタゴラス・アルキメデスなど数学の偉人に話は進んでいく数学史でもある。
    古い本なので「未開人」「土人」なんて言葉が出てくるがむかしはこの言葉に引っかかりは感じなかったんだよな〜って感慨もある。
    夏休みの書店に平積みになってたのでおそらくは読書感想文の課題図書なんだろう。多くの中学生がこの本を読んで数学好きになってくれたら嬉しいな。

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    2011年08月25日
  • 数学物語

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    昔のひとの数の数え方から、ピタゴラス、ユークリッド、アルキメデスなど偉大な数学者の功績が書かれている、すなわち数学の歴史書のようなもの。
    昔の数学者の偉大さと数学の素晴らしさが分かる一冊。

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    2011年08月15日
  • 数学物語

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    ネタバレ

    「数学物語」4

    著者 矢野健太郎
    出版 角川文庫

    p186より引用
    “よし、うんと勉強して、きっと偉い学者になって、
    みんなを見かえしてやろう。とそのとき決心したのでした。”

    アインシュタインとも親交のあった数学者である著者による、
    数学が古代文明や数学者の登場と共に発展する歴史を描いた一冊。
    動物が数を区別できるかどうかから微分積分まで、
    偉人達のエピソードと共に読みやすく書かれています。

    上記の引用は、
    ニュートンが子供の頃に成績が悪かった為、
    組のほかの子にいじめられた事に対しての一文。
    どの様な天才でも、
    何もしていなければ普通以下なんでしょうか。
    その後すごく努力したため、

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    2012年07月15日