細川重男のレビュー一覧

  • 宝治合戦 北条得宗家と三浦一族の最終戦争

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    鎌倉時代中期、北条得宗家と三浦一族との間に起きた内紛についての概説書。合戦の推移を描いた小説が本体であるが、補完する形で解説もしっかり書かれている。小説には著者の認識する鎌倉武士の有り様が存分に反映されていて、これはこれで面白い。

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    2023年05月03日
  • 宝治合戦 北条得宗家と三浦一族の最終戦争

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    鎌倉時代の著作が多い歴史学者 細川重男氏が北条氏と三浦氏で争われた宝治合戦について解説した著作。解説編と小説編から構成されており、解説編では歴史用語を始め歴史的な背景などをきちんと学びながら、小説編ではかなりダイナミックな描写で臨場感たっぷりに宝治合戦を味わえます。ちょうど大河ドラマ「鎌倉殿の13人」から続くような形になっており、御家人たちのその後が分かるのでドラマを観て鎌倉時代に興味を持った人にはおすすめの1冊です。

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    2022年12月01日
  • 鎌倉幕府抗争史~御家人間抗争の二十七年~

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    源頼朝の死去から北条政子の死去までの鎌倉幕府の混迷期が描かれていて興味深かった。
    巻末には古代中世日本の基礎知識が書かれていて親切。

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    2022年11月24日
  • 宝治合戦 北条得宗家と三浦一族の最終戦争

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    歴史の概説部分と小説部分がある斬新な本。鎌倉期の政治史専門家である著者が描いた小説は、とても読みやすく、法治合戦の複雑な構図がしっかり理解できた。わかりづらい鎌倉時代を読み解くのに極めて有益な書。

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    2022年09月07日
  • 鎌倉幕府抗争史~御家人間抗争の二十七年~

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    ネタバレ

    鎌倉時代の初期は抗争の歴史(教科書にでない)
    現代政治史では時々の失策やきっかけで勢力図が
    塗り替えられることがありわかりやすいが、他の
    時代に比べて鎌倉時代は政治バランスがそのまま
    抗争史なので推理しやすいのでお勧めです

    頼朝の死後、武力を集めて作られた楽園=鎌倉は
    大揺れとなり、頼朝から遠ざけられていた気配の
    時政勢力は政子の引き立てもあり上昇するが、頼
    家を掌中にする比企との衝突を避けられなかった

    比企族滅後はこの世の春だったが、息子の政範の
    急死でバランスが崩れる・・・義時に北条嫡流の
    眼が生まれ様子を窺う時に時政と牧の方はミスる
    畠山重忠を咎無く誅殺
    義時は慎重に地盤を作り数年後

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    2022年08月26日
  • 鎌倉幕府抗争史~御家人間抗争の二十七年~

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    源頼朝の死後から北条政子の死まで、ここまでの血で血を洗う争いがあったとは知りませんでした。いかに頼朝のカリスマ的指導力による鎌倉幕府だったのかがうかがい知れます。また将軍2代目・3代目までもなんと不安定なことか。北条氏による安定的な執権政治になるまで、御家人たちは疑心暗鬼に陥っていたことでしょう。

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    2022年08月22日
  • 頼朝の武士団 鎌倉殿・御家人たちと本拠地「鎌倉」

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    大河「鎌倉殿の13人」と並行して読み進めていたが、途中から一気に最後まで読んだ。史実と著者の視点による解釈が比較ができて面白かった。

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    2022年07月18日
  • 頼朝の武士団 鎌倉殿・御家人たちと本拠地「鎌倉」

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    ネタバレ

    コロナ禍における現在の社会状況を誰が予想できたか
    新しい習慣や常識の生活、中世の常識に思いを馳せる
    律令の名残ある平安の終わり、朝廷の威光も坂東には
    及ばず、開発領主たちの土地が増えるともめ事も増え
    蛸とは想像に難くない【イメージは戦後の闇市気分】
    ※アメリカ西部開拓時代でもいいかも

    社会秩序が未成熟である・活気がある・暴力が日常で
    ある・有力豪族が群雄割拠の世界

    社会情勢は平治の乱で平家隆盛から世代交代・後白河
    上皇の出来心と清盛の反逆・中央政府のもめ事が地方
    に影響して窮乏したものは反旗の機運が高まるときに
    『以仁王の令旨』がトリガーとなり平家が急ぎ作った
    秩序への反発心に頼朝という貴

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    2022年04月18日
  • 頼朝の武士団 鎌倉殿・御家人たちと本拠地「鎌倉」

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     教科書の中では抜け落ちる、人間らしさを前面に出した歴史書。小説とは違うが、歴史漫画にちょっと近付いている。
     ただ、内容は、それほど軽くは無い。鎌倉幕府に参じた御家人達は、決して一枚岩ではなく、抗争の連続であったことを再認識。
     今年の大河は、この本をドラマ化したのではないかと思ってしまう。

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    2022年03月21日
  • 執権 北条氏と鎌倉幕府

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     今年(2022年)のNHK大河ドラマ(『鎌倉殿の13人』)の予習本として最初に買って、最後に読んだ本となりました。これからさらに興味をひかれる本と出会えればまた読むかもしれませんが、ひとまずこれでひと区切り。

     1月に読んだ『頼朝の武士団』(朝日新書)と同じ著者なので、学術文庫だから専門的なテーマではあるものの、フランクな文章で基本的なことから説明してくれており、比較的わかりやすいと思います。

     本書では、「北条氏は、なぜ将軍にならなかったのか?」という問いに答えを見つけるべく、第二代執権北条義時と、第八代執権北条時宗の2人に焦点を当て、「北条氏の鎌倉幕府支配を支えた論理」について考察し

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    2022年03月18日
  • 頼朝の武士団 鎌倉殿・御家人たちと本拠地「鎌倉」

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    大河ドラマの予習に。
    著者言うところのこの時代の「物騒とゆるさ」「残虐とほのぼの」感、初心者にもわかりやすく面白かった。
    くだけた現代語訳や文章の調子は、好き嫌いわかれるかも(自分は途中から大泉洋の声で再生された。笑)
    付編もボリュームあります。

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    2022年03月06日
  • 頼朝の武士団 鎌倉殿・御家人たちと本拠地「鎌倉」

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    鎌倉殿の13人&アニメ平家物語視聴にあたっての副読本として。この時代、自分はいまいち体系的な理解が出来ていなかったので学び直しができて良かった。1年間の大河市長の間、ちまちま読み返す!

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    2022年02月23日
  • 頼朝の武士団 鎌倉殿・御家人たちと本拠地「鎌倉」

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    頼朝時代の鎌倉幕府の実態と御家人との関係性を、様々なエピソードを元に描き出そうとする一冊。再刊にあたって加筆修正と、頼朝後を扱った付編が追加されている。かなりフランクな意訳が特徴的で、併記されている読み下し文と比べると面白い。

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    2022年02月13日
  • 頼朝の武士団 鎌倉殿・御家人たちと本拠地「鎌倉」

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    <目次>
    プロローグ  物騒な主従漫才
    第1章    流人の生活
    第2章    ドキュメント・鎌倉入り
    第3章    「オレたちの町」鎌倉
    第4章    御家人たちの「溜まり場」鎌倉幕府
    第5章    御家人たちのハートを掴んだ頼朝
    第6章    故郷としての都市鎌倉
    付編     頼朝の後、後の頼朝
     第1章   頼朝の後
     第2章   後の頼朝

    <内容>
    2021年刊の洋泉社歴史新書y(今は出版社ごと消滅)の再編集、付編を合わせた”完全版”。この本の魅力は、当時の史料の訳が「超訳」なのこと。「チョー!ムカつくんだよ!」とか「~聞いてくだせエ」とか。そこが歴史書としての傷であり、読み物とし

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    2022年01月15日
  • 頼朝の武士団 鎌倉殿・御家人たちと本拠地「鎌倉」

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    面白かったです。著者の砕けた書き方が、すごく分かりやすかったです。書き方は批判があるかもしれないです。ただ、頼朝と御家人の関係がよく分かりました。

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    2022年01月02日
  • 執権 北条氏と鎌倉幕府

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    残っている正確な情報が少ないながらも、大小様々な血生臭い事件や騒動が多い鎌倉時代を、北条義時と時宗を中心に将軍と執権の関係を開設しつつ、日本史上初めての武家政権が手探りで政権を運営していった様子を、とてもわかりやすく解説した一冊。

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    2021年02月08日
  • 宝治合戦 北条得宗家と三浦一族の最終戦争

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    ネタバレ

    鎌倉時代中興の祖である北条泰時亡き後、青年将軍と周囲にいる側近などが政治闘争を行い、宮騒動で将軍交代、宝治合戦で安達VS三浦の主導権争いが行われ、北条得宗家の確立が成された・・・細川重男先生の持論である鎌倉政権はヤクザの集団を地で行く宝治合戦を小説で描く、極道シリーズの原作者ばりに!面白過ぎるで先生

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    2024年08月13日
  • 宝治合戦 北条得宗家と三浦一族の最終戦争

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    ネタバレ

    歴史小説自体が初めて読むのですが、とても分かりやすく解説も交えているので読みやすいと感じました。
    鎌倉武士の言葉遣いや所作が想像していたより乱暴でしたが、命の重さや家の権威など現在とは価値観がかなり違うので、それはそれでそういったものかもしれないと納得しました。毎日命懸けで生きていだのだなと思います。
    個人個人としては冗談を言ったり、相手を思いやったり普通に生活している、今の人々と同じ感覚もあるので、次の日には人を殺している、というのは理解しにくい気持ちでした。
    しかし、それは今で言う所で、他国の兵士が家族と楽しく過ごしてその次の日には人を殺している、というのと似ているのかもしれません。
    環境

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    2023年07月21日
  • 宝治合戦 北条得宗家と三浦一族の最終戦争

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    「鎌倉殿」のその後が気になって読んでみた一冊。

    泰時亡き後、第5代執権となった時頼の時代のお話。

    メインの合戦部分はまさかの小説形式。しかも『吾妻鏡』の殺伐感を活かすために、武将のセリフがほぼヤクザ会話(笑

    宝治合戦は、北条義時のひ孫である北条時頼と、三浦義村の子である三浦泰村との戦いです。

    これに、「鎌倉殿」では、頼家に愛人を奪われて窮地に陥っていた、安達殿の息子(安達景盛)が絡みます。

    得宗という概念を知ったのは実は大河ドラマの「北条時宗」だった。それまでは執権しか知らなかった。実際には、執権と同格の連署と言う存在があったりして、鎌倉幕府はとかくわかりにくい。

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    2023年01月28日
  • 頼朝の武士団 鎌倉殿・御家人たちと本拠地「鎌倉」

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    ユルさと残虐性、(三谷脚本じゃなくても)本質的にそーゆー時代だったと書いていて、大河の原作感がある。和田義盛、キャラ立ってる。

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    2022年05月16日