小倉孝保のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
読みやすく、中世ラテン語辞書の制作過程がよくわかり興味深かった。また、辞書編纂史も手際よくまとめられている。
しかし、どうにも著者独自の言葉遣いが気になって仕方なかった。特に辞書についての話題だけに「言語」という言葉の使い方がいただけない。
「... 西ローマ帝国滅亡後、各地域の言語に影響を受けながら使い続けられたのが中世ラテン語だった。」 P.38
ここでは通常の意味「ある特定の集団が用いる、音声または文字による事態の伝達手段。個別言語。日本語・英語の類。」(広辞苑)である。英語では "language"である。
しかし、次の例に代表されるように「言語」という語の