大楽絢太のレビュー一覧
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シリーズ最終巻。
シリーズ全体を通してとても面白く、あっというまに読み終わることができた。
王道の少年ファンタジーでありながら、武器屋の経営という変わり種の要素もあり、7人の個性的なキャラクターというラノベ的要素もある作品。
1巻を読み終えた当初は自分の中ではそこまで高い評価ではなかったものの、2巻3巻と進んでいくにつれてオリジナリティ溢れる予測不能な展開に引き込まれていった。また、シリーズの前半では文章の稚拙さ(例えば、「〜だな、コイツわ」のように「は」を「わ」と書き違えている)が目立ったが、後半ではいつの間にか修正されていて読みやすくなっていた。ただ、これに関しては校正が見逃したとも考えに -
Posted by ブクログ
期待通りというかの1冊でした。
最近の「ラノベ」は、表紙が女の子ってのが大半で、
ハーレム系のエロゲーのようなのがあまりに乱発していて
(そういう中にも良作はありますが)
うんざりしている中で久々に昔の少年漫画のような匂いのする、
「少年小説」でした。
勿論、可愛い女の子達も出てきますが、
それをエサにしているものでないので、中々出来のいい
RPGをプレイしてるような感覚でした。
7人の、と銘打ってるだけに、7人それぞれにそれなりに
見せ場があるのもいい。
勿論、今回物足りないキャラもいますが、
ちゃんと続刊も出て完結までいったようなので、
入手できそうなら続きも読みたいです。
…という -
Posted by ブクログ
ネタバレぼくの名前は山田。目覚めたら四天王になってました。
というわけでいわゆる「異世界召喚モノ」ですよ.
普通の高校生だった山田くんが
なんの間違いか異世界に召喚されて
勇者になっちゃうとか,使い魔になっちゃうとか,そういう人間サイドではなく
何故だかわからないけど魔王軍の四天王になってるという話.
山田の召喚に関してなんだか知ってそうなスズメがめちゃくちゃ怪しい.
アレ系キャラは嫌いな部類だなぁ….
自分たちの都合のいいように情報を操作する匂いがするぞ.
それはそれとして四天王になった山田くん.
ほかの四天王のみなさんの魔力が530000なのは
ドラゴンボールへのリスペクトで間違いないでしょ -
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四天王がメインっていう斬新さもあって、最初どうなるか未知数なところあったけど、コメディとして普通に面白かった。
どこが特にってないが、小さいネタが集まってこの面白さは出てると思う。
そしてキャラが強烈。主人公の山田筆頭にキャラの濃い4人が揃っている。
特にイグナレスが面白すぎるwww言ってることもやってることも無茶苦茶。
てかファンタジー世界なのに某生徒会とやってることが同じって・・・活動の中身だけで言えばこっちの方が低レベルな気がするけど。
人間界の機密情報とか言いながらファ◯コンにどっぷりハマる四天王の面々がなんか見てて微笑ましいです。 -
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武器屋シリーズ第六段ッ!! 今回はマーガスでなくケンジが主役です。
この話、読みながらばたばたしちゃうような、気はずかしくも面白いという部分が結構多いのですが。 ずば抜けてました。
ケンジ可愛いよー弟に欲しいよーわくわくしてるよーもう。
軍手を意外と大事に使ってるのとか、きゅんときました。
今まで、割と存在感を発揮しつつも、実は戦闘能力はノンよりあれだったというケンジ。今回はがんばります。マーガスは何だかんだで万能だったからなぁ。頼れる二人がいなくなって、苦労もたくさんして、マイウェポンも手に入れて、数段成長した彼が見れました。みんな成長度合いが違って面白いですねうへへ。ホリィとか。ホリィとか -
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マーガスはフランの街に住む15歳。
悪友のジャンと共に悪徳商売で小金を稼ぎながら遊び歩く冴えない今時の若者。
そんな彼が老舗武器屋「エクス・ガリバー」オーナー募集の貼り紙を見た時からこのハチャメチャな物語は始まった!
新しい自分を見つけるために、自分の夢を叶えるために…それぞれ譲れない思いを抱えて集まった、7人のオーナー達。
初めての経営に戸惑いながらも彼らは互いに協力し合い、フラン一の武器屋を目指すことになるのだが…?
普段は注目の集まらない「武器屋」に着目した作品。
個性溢れる7人のお子様オーナー達が四苦八苦しながらも何とか危機を乗り越えて行く姿には、元気づけられます。
楽しく、明るく、元 -
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ネタバレ異世界に転移してしまったコンビニが、異世界で売上を上げてSランクを目指す物語です。
ツンデレと天才キャラのムカつき度はこの巻でも代わりません。キャラ設定がブレないのは当たり前ですけどね。
エロ本を巡る物語、デリバリーサービス、万引きと盗賊ギルド、勇者と魔王のお菓子談義、現地民のタブーにまつわるエトセトラ、という5つの物語になっています。
個人的に好きなのはエロ本の話と、一応それに関わる現地民のタブーの話です。
エロ本の話は最終的に同人誌できちゃうし、タブーの話は現地種族の「未成年」の扱いやタブー(アレを食べると禁忌的な)の対応が面白かったです。
主人公もちょっとアレでなんかイラッとす -
Posted by ブクログ
まさか四天王選手権だなんていうネタで
2冊使う事になるとはな….
陰謀渦巻く四天王選手権で
果たして魔王軍最高戦力である四天王は「BIG-4」の称号を(ry
ホッホッホ,私はあと2回変身を残しています.
これがどういう意味か分かりますか?
というわけで第二形態の話ですね.
ラスボスは変身するもの,という意識の元で
戦力攻撃をしないで余力を残しつつ戦います.
余力を残しつつということなので
魔法とか特技とか秘奥義とかで
MP的とかゲージ的なものを消費しないようにという縛りで.
そして「あれ?もう終わり?まだ変形すると思ってたのに」みたいな事も….
そういえばエリクサーとかラストエリクサーっ -
Posted by ブクログ
7人の武器屋3巻目。
2巻未読のままきましたごめんなさいなうえに、4巻もメドが…
なので、やばいです。おもいっきり「続く」なので、先が気になる!
しかしながら前編的内容でも面白いというかなのが凄い。
大体は前後読んでから面白さがわかることが多いのに。
というのも、今回主人公マーガスがあちこちで「影が薄い」んで
ないかと気にしてますが、彼あるいみ7人で1番重要なんでないかな。
というのも、大きい特徴や濃い個性がないということは、残り6人と
一番合わせられるということ。
実際この巻でちょっと二手に分かれる箇所がありますが、
マーガスのいないほうの状態にそれが表れてる気がします。
そんなこん