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Posted by ブクログ
久々の「七人の武器屋」。
中々全巻揃えられないこともあっていっきにクライマックスの巻ですが、
それでも読ませる筆力はさすがです。
ただ、通しで読んでいれば感動だっただろうなという箇所が
どうしても多々ありましたが。
ひとまず、この巻と完結巻はあるので、続きも楽しみです。
しかしながら、ホントに妙な「狙い要素」が無いので、
幅広く楽しめる「少年小説」だと思います。
ラノベって言うと「萌え系」に捉えられがちですが、
いつからそうなったんだろう:
Posted by ブクログ
武器屋シリーズの8巻です。発売がもう楽しみで楽しみで。
8巻まで来たにもかかわらず、ハラハラ感とドキドキ感が止まらないライトノベルってすごいなぁ。
あらすじ。
何だかんだしながら7人で武器屋「エクスカリバー」をやっている若者7人が結束したりばらばらしたりしながら成長なのか道を踏みはずしているのかよくわからない進展を見せたり見せなかったり。
今回は、一人どこぞの忍者レンジャー学校に入学したマーガス(主役)がひょんなことから手に入れた剣を巡って大変なことに。クライマックスだけあってシリアスでしたが7巻の短編は正直別の本にして欲しかった。テンションの落差が激しいんだってば!
あらすじ終了。
マーガスの正体がばれる直前からってことで、ようやく7巻と6巻が繋がったってところ。
「そういやこの人はこの情報がなくて、この人はこんなん知らないなー」とか、正直読者にはどうでもいいので、まだるっこしい説明や事件の終結など細かい所を勢いでかっとばしてくれるこの人の話が好きだ。
脱出して逃亡して感動の再会して〜と、ようやく調子が戻ってきました。
やっぱりどんなにメインキャラが多くても、7人揃ってエクスだなぁ。うんうん。
それで、バレバレだった偽英雄の招待もわかりーの、ウラヌスとの対面も果たしーの、それからなんともまああっさりと、天空郷にひとっ飛び。
人によっちゃ、ここまでの展開でもう一巻ぐらい使うだろうなぁ(笑
そこから、占拠されていた天空郷を救う試みが始まります。
ここでの主要戦闘メンバーの成長っぷりがもうたまりません。
「倒す」より「目的を果たすッ」っていう戦闘のしかたが多いせいか、割と昔からむちゃくちゃな敵とばかり戦ってきた彼らですが、その経験を持ってしても無理でしょっ!? という絶望的な演出がうまいなぁ。色々あって丸腰だし。
ゲームとかやってると、どこからともなく武器出てくるから驚きなんだよね。たとえ捕まっても武器持ってるとかさぁ・・・・・・
そこんとこあっさりしてるから、冒険者じゃなくて武器屋なんだろうな。
まあそれはそれとして。
マーカスのとんでもない見せ場のあと、とんでもない打開策を引っ提げて最強最悪のロボットに挑むエクスメンバー。そんなのありかよ! と本に向かってツッコミ入れるもいとすがすがし。
ほんとに。爽快だなぁこの話はあっはっは。
ラスボス級の嫌な敵もすこんと倒して、ほいほいハッピーエンド。
いやぁ楽しかった。
某お父さんとミニィのあたり、爆弾まだ残ってるけど楽しかった……と思ったらまた一大事がッ!!?
ほんとーに。
すがすがしいほどの無頓着ッぷりでぽんぽんイベントを投げてくるのが楽しくてたまらない。
そうだよね! そんな細かく考えなくても平気だよね!
ところで今回、イッコよりミニィのが活躍してたがそれでいいのかドラゴンハンター……(訳:誰かイッコにマイウェポンを持ってきてあげてーっ!!)
ユグちゃんが愛剣になったらそれはそれで美味しいけど、壊れない伝説の剣とか、彼女の哲学が根本から崩れる気がするんだ……だれだよ彼女にNEPみたいな武器持たせたのーっ!!