つなこのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
異世界の魔女に身体を乗っ取られたマジェコンヌ学長がいないあいだに、学長代行が旧校舎の取り壊しを一方的に決定します。旧校舎で活動するサークルや研究会は猛反発し、ネプテューヌが反対運動のリーダーにまつりあげられることになりますが、この事件の背後で悪徳建築会社として知られる「マジック・カンパニー」が糸を引いており、彼らの陰謀によってネプテューヌは学園に対する過激な闘争へと進んでいき、学生たちの支持をうしないます。
ネプテューヌが洗脳されていることに気づいたこんぱたちによって、ネプテューヌは正気をとりもどし、マジック・カンパニーとの戦いにいどみます。
敵に捕らえられたネプテューヌと、彼女の作戦にとっさに機転を利かせて突破口を切り開いたアイエフの頭脳プレイなどが光るストーリーでした。 -
Posted by ブクログ
「女神化」と呼ばれる変身能力をもつネプテューヌという少女をめぐる物語です。
「イストワール記念学園」の一芸入試を受験することになったネプテューヌは、試験でおなじく女神化することのできるノワールという少女と対戦し、みごとに合格を勝ち取ります。ネプテューヌとともに親友のこんぱも学園に入学することがきまり、ツッコミ役のアイエフという少女もくわわって、にぎやかな学園生活がはじまります。
ところが、新入生歓迎スポーツ大会で「ハイパーオリエンテーリング」に参加することになったネプテューヌとノワールが、岩のモンスターの襲撃を受けます。上級生のベールとブランの二人と協力して危機を切り抜けたネプテューヌたちでしたが、彼女たちは事件の背後に学長マジェコンヌの陰謀があることに気づくことになります。
ゲーム作品のノベライズ版とのことですが、ゲームをプレイしたことのない読者でもたのしめる内容です。ライトノベル的なオタクネタやキャラクターたちのメタ発言がめだつ文章ですが、おもしろく読めました。 -
Posted by ブクログ
カラーページを使った仕掛けには素直に「やられた!」と思ってしまった
これはズルいよ!十香が居なくなった世界で物悲しい終わりを迎えるしか無いのか……と思っていた所にあのラストは幾らなんでも卑怯すぎる!
でも、ああいう終わり方って心から「デート・ア・ライブ」らしいと思えるものでも有って、何だか良い意味で安心できるラストだった
この巻も前巻に引き続き描かれるのは精霊達のエピローグ。と言っても、ビースト襲撃による戦いも同時進行的に描くから21巻ほど穏やかなエピローグではないのだけれど
印象的なのは六喰、七罪、八舞のエピソードか。三者とも21巻で描かれた四糸乃と同じくらい人間だった頃の有り様が精霊としての有り様に影響した人物
だからラタトスクから教えられた人間だった頃の情報とどう向き合うのかが焦点になってくるんだよね
三者とも四糸乃のようにすっきりとした展開になることはなかったけど、それだけ乗り越えなければならない壁が大きかった証でも有る
特に親に愛されなかった環境で育った七罪があの局面で蹲らずに駆け出し、士道に、そして精霊達に愛されていると自覚する展開には胸が熱くなりましたよ
そして終盤で明かされるのはビーストの正体と彼女の顛末。予想とはかなり違う来歴の人物だったかな
でも、その予想外さが士道が辿るかもしれなかった未来の危うさ、そして士道の知る十香がその未来を回避した選択の尊さに気づかせてくれるね
ここでも士道はこれまで幾人もの精霊を救ってきた好漢らしくもう一人の十香に手を差し伸べるのだけど……
士道が手を差し伸べてくれたから、自分には救われるだけの価値があると認識できる。そしてそれだけの価値を貰ってきたのだと再認識できるから、今居る世界を捨てるなんて出来ない
士道の選択が非常にらしいものであるなら、もう一人の十香の選択も非常にらしいものだったね
春に十香と出会い、春に十香と別れ、そして……
春は命が芽吹く季節。となればあちらの世界もこちらの世界にも救済が行われるのは納得の展開
どれだけ辛い現実があっても数多の優しさで幾つもの笑顔を取り戻してきた本作らしいラストであるように思えたのでした
後書きによると本編は終わってもアンコールは続くしアニメも控えているらしいからもう少しだけ「デート・ア・ライブ」は楽しめる感じなのかな?
欲を言えばグッドエンドがあるのだからトゥルーエンドがあってもいいんじゃないかい?と思ってしまうけど -
Posted by ブクログ
既に誰もが突っ込んでるだろうけど、この表紙で「グッドエンド」とはたまげたなぁ
元凶であった澪が消えて、精霊たちも力を失い普通の少女として生活するようになって、空間震も起こらなくなってとハッピーエンドを迎えたような状況だけど、ただ一人十香だけは居なくて……
十香ってヒロインらしいヒロインってわけじゃなかったから、彼女が居なくても最低限物語は動かせるのだけど、十香が居ないだけで賑やかさは何割か減ってるように感じられる
やはり十香はこの物語に必要不可欠な存在であり、士道が彼女の不在を嘆くのも判るというもの
そもそもこの作品が誰かの犠牲で幸福になる、なんて展開を許さない作品だという信頼も有るのだけどね
そうして十香が居ないこの巻で描かれるのは精霊達のエピローグ的なエピソード
これは彼女たちが士道と出逢ってから今までの物語であり、士道への感謝の想いを綴る場でも有るんだよね
士道に愛を告げる折紙、士道を導く二亜、旧友の墓前に士道を連れて行く狂三、母親に士道を紹介した四糸乃、遂に自分の好意を詳らかにした琴里
それぞれの話に派手さはないけれど、物語が終局に至った今だからこそ、紡げるお話であるように思えた
そうした精霊達のエピローグと同時進行的に描かれるのは士道の苦悩と迷い
十香が消えて1年経っても埋まらない心の空白、また時期的にどうしても考えざるを得なくなる将来の進路
その二つの問題は通常なら全く別の問題として扱われるものなんだけど、既に将来についてあまりにも愚直な道を描き始めている士道にとっては繋がった問題となってしまうわけだね
十香がここに居ないなら、再び出逢えばいい。それは限りなく希望の薄い話では有るけれど、同時に士道らしい選択だね
穏やかな日々を引き裂くようにして現れた新たなる精霊。まあ、見た目からしてあの人に関係した精霊なのだろうけど、この精霊の存在がどうやったら「十香グッドエンド」に繋がるのだろうか? -
Posted by ブクログ
かつて無いほど穏やかな日々が展開する第20巻。
澪が消えつつもDEMの野望を挫きずっと求めていた平和を士道たちはようやく手にしたわけだけど、そこから始まるのは更に都合の良すぎる平和な世界風景。
平和を手にしたはずなのに、何故改めて平和な世界を作らなきゃいけないの?という疑問から始まる今作はとても穏やかに進行していく
士道と十香のデート風景は天香を交えて和やかなものだし、裏側で展開する精霊たちのバトルロイヤルも命を懸けたものでないから緊張感は強くない。だからデート描写とバトル描写を交互に描いても違和感なく読み進めることが出来る
それもそのはずで、穏やかにそして和やかに過ごす事こそこの世界が作られた目的なのだと判る終盤の展開はちょっとズルい。士道達の前に広がる日常風景はあまりにも強く儚い優しさによって支えられているのだと気付かされていく
だからその世界が終わりを迎える際に示されるのもやはり優しさであって。十香と士道の為にあの権利を行使する四糸乃はいつの間にかとても強い子に育っていたんだなぁ -
Posted by ブクログ
ネタバレ表紙をちらっと見た時は「なんだまた反転十香か」と思ったけど、よくよく見たらイメージに反するポージング。更には口絵であんな台詞を見たらもはや笑うしかない。
内容は前回攻略できなかった六喰への再挑戦……と思いきや反転十香もデート参入とは予想外過ぎだった。デート、相手をドキドキさせる行為を完全に勘違いした十香に触発されて六喰も苛烈なアタックを繰り返すので今回のデート内容はどちらかと言うとドMの人向けって印象。
又、遂にというかやっとと言うべきか六喰は士道に「自分だけ愛してほしい」と要求。既に何人もの女の子を手篭めにしているのだからこういう要求が出てこないほうが不思議だもんな~。他にも士道を独占したい気持ちが篭った言葉の数々からヤンデレタイプか?と身構えたけど案外無難なところに落ち着いたかな
てっきり六喰に士道の記憶が流れ込んだことで曖昧な部分のある士道の過去が明かされるかと期待したけどそんなことはなかったな。取り敢えず次巻はラストに転校してきた彼女によって一波乱起きる感じかな? -
Posted by ブクログ
ヒロイン・十香の可愛さを愛でるライトノベルだと割り切って読めば、なかなか楽しめた。日常ではお兄ちゃん大好きな妹、裏ではSな司令官という主人公の妹も、明らかに怪しい告白にOKを出すサブヒロインも、コミュニケーション能力に長けているメインヒロインの精霊も、全て「世界の誰もがお前を否定しても、俺はお前を肯定する!」というテーマを提示するためのストーリーの駒だと考えれば、人間性やリアルさがなくても気にならなかった。ストーリー展開がご都合主義だとか、チョロインだとか、文句を言おうとすれば出てくるけど、エンタメ路線のライトノベルだと考えればアリだと思う。
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Posted by ブクログ
新精霊登場で久々に?この作品らしいデートメインな話だったように感じた。二亜は後発だけど他とダブらなさそうないいキャラしてるねー。何気におねーさんキャラの精霊って初かな?貧乳だけど(笑)狂三や美九はどっちかというと含まれるだろうけど、そこまで強い属性には感じないし。今後も他の精霊に負けないよう絡んでいってほしいですね。ナンバリング的には六の精霊が残ってるけどこっちもどう出してくるか楽しみです。
個人的にはDEMが絡むとなんだか変にシリアスになって話が浮いて感じるんだよなぁ。同著者はカルマが初だったのもあるかもだけど、短編集も読んでるとコメディの方がカッとんでて面白く思う。