あらいずみるいのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
シリーズ短編集第3巻。6つの短編を収めています。
第1話は、リナとナーガがヒドラ退治を引き受ける話。第2話は、2人がミハエルという吟遊詩人の依頼を受けて、彼の竪琴を狙う襲撃者を追い払う話。けっきょく、襲撃者はミハエルの借金の方に竪琴を取り上げようとしていたことが明らかになります。
第4話は、刀剣マニアのちょっとあぶない女剣士レミーさんの依頼を受けて、彼女の父の敵討ちを手伝う話。第5話は、「スレイヤーズすぺしゃる」第1巻で登場したミーナのいとこで、魔法使い見習いをしているクレアのレポートの手伝いを引き受けて、ヴァンパイアの住む城を訪れる話。
第3話と第6話は、合成獣(キメラ)を作り出す実験をしているディオルじーさんに、リナが狙われる話。ディオルはリナをキメラにしようと画策し、かつてリナに倒された盗賊団の首領ビスタと結託します。ディオルは、リナを生け捕りにするために10人のナーガのクローンを作り出します。10人の高笑いに気を失ってピンチに陥るリナですが、本物のナーガがクローンたちをその「人徳」で従えて、ディオルとビスタに反撃に打って出ます。
10人のナーガたちは、この後どうなったんでしょうか。 -
Posted by ブクログ
シリーズ短編集第2巻。6つの短編を収めています。
第1話「白竜の山」(ドラゴンズ・ピーク)は、村に危害を加える竜の退治を引き受ける話。白竜のリオルと青竜が戦いをくり広げますが、最終的に竜のしわざとされていた事件は、リナとナーガのしわざだったことが分かります。
第2話「リトル・プリンセス」は、タイレル・シティを治めるトゥラーディア公の娘レイミアを騙る少女と、彼女を追う男たちの戦いに、リナとナーガが巻き込まれる話。最後は、ナーガの召還した『石竜』が暴走し、タイレル・シティは三分の一が瓦礫と化してしまいます。
第3話「らびりんす」は、洞窟に住むヴァンパイアを討伐します。第4話「リナ抹殺指令」は、リナ=インバースの名を騙る女魔道士を倒します。第5話「ザ・チャイルド」は、リナに憧れる魔道士見習いの少年クレイが誘拐され、リナたちが彼を救い出す話。
第6話「リトル・プリンセス2」は、本巻で唯一シリアス・テイストのストーリーになっています。本物でありながらやたら貧乏くさいレイミア公女と、そのお供で一言多いクランベじーさんの護衛を引き受けるというストーリーです。もっとも、レイミアさんが貧乏なのは、第2話でリナたちがタイレル・シティを破壊したからなのですが。レイミアの財政援助の頼みを引き受けたマクガレル公の使いとして手紙を届けることになる3人は、その行方を獣人ゼクターに阻まれます。けっきょく、一連の事件はマクガレル公の陰謀だったことが明らかになります。またリナは、ゼクターの正体が、レイミアさんのいとこで国を追われたフラオンであることを知ってしまいます。 -
Posted by ブクログ
シリーズ短編集第1巻。6つの短編を収めています。本編よりもギャグ・テイストが強い印象です。
第1話「白魔術都市(セイルーン)の王子」は、「王子」の肩書きにふさわしからぬおっさんの容貌のフィリオネルの依頼を受けて、洞窟に住む魔道士の退治に向かう話。リナの魔法を待つまでもなく、おっさんの「平和主義者クラッシュ」が敵を粉砕します。
第2話「りべんじゃあ。」では、リナを兄の仇とカン違いする女性、キャミーの襲撃を受けます。リナは彼女の誤解を解いて、千の偽名を持つ魔道士サウザンドと戦います。
第3話「ロバーズ・キラー」は、エレナという女性の依頼で、盗賊団『ダーク・ウルフ』を壊滅させる話。ダーク・ウルフの頭はエレナの幼なじみのティスだったことが明らかになります。本書の中では例外的に、ギャグでなくていい話で締めくくっています。
第4話から第6話では、リナの生涯最大最強のライバルを名乗る『白蛇(サーペント)のナーガ』が登場します。第4話「ナーガの挑戦」はナーガにしつこく追い回される話。第5話「エルシアの城」はエルシア公の城を魔法で吹き飛ばしてしまったリナとナーガが、代わりの城を探して、そこに住んでいるアンデッドたちを掃討する話。第6話「悪役ファイト!」は、犯罪組織のコネクションが、盗賊狩りをおこなうリナに対抗しようと知恵を絞る話。リナたちの悪行を日記に記すプリーストの少女、ミーナがいいキャラクターです。